MICS NEWS Vol.5 Number 8  
         3.技術・装置等の開発 … 生産技術、分析、医療・医薬 etc.

             

"H−043.静岡県畜産試験場は浜松ホトニクスと共同で、堆肥の熟度を生物が出す光「バイオフォトン」を測定することで判定する、新技術の開発に取り組む。
    (日本農業新聞 2004.11. 3  9面)

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"H−048.ダイマツ(米子市)と鳥取県産業技術センターは共同で、紫外線を当てることで魚に含まれているビタミンDを増やす技術を開発。通常よりビタミンDの含有量の多いちりめんじゃこを商品化。
    (日経産業新聞 2004.11. 4 18面)

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"H−050.日本穀物検定協会と植物ゲノムセンターは、DNAからコメのおいしさを判定できる手法を確立したと発表。
    (日本農民新聞 2004.11. 1  6面)

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"H−053.タキイ種苗は、カンナの種などの硬い種子にレーザー光線を照射することで、発芽率を90%に高める技術を開発・実用化。
      (日本農業新聞 2004.11. 4  9面)

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"H−067.つくば市の中堅企業が集まり、超高圧を利用し食品加工産業を活性化するプロジェクトをスタートさせる。(独)食品総合研究所内に大型実験装置を設置して、官民連携で先端技術と地元農産物を組み合わせた特産の開発に取り組む。
  (日経流通新聞 2004.11. 5 15面)

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"H−077.果実非破壊品質研究所は、従来の光センサー選果機に比べ、選果精度を向上させた品質計測システム「FQA−21」を開発。システムの概要を紹介。
    (日本農業新聞 2004.11. 8  9面)

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"H−081.(独)産業技術総合研究所は、温度変化に応じて自動的に太陽光を遮断したり、取り入れたりできる調光機能を持つ多機能窓ガラスを開発。
      (科学新聞   2004.11. 5  3面)

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"H−083.東京大学は9日、磁石に引き寄せられる性質を持つ新しい液体を発見したと発表。塩化鉄や有機化合物から合成した「イオン液体」という物質の一種で、零下10度から300度程度まで安定して液体で存在する。
      (朝日新聞   2004.11.10 30面)
      (毎日新聞   2004.11.10 25面)
      (産経新聞   2004.11.10 30面)
      (読売新聞   2004.11.10  2面)

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"H−089.ダイキン工業は10日、レジオネラ菌を2時間程度で高精度に検出できる、DNA検出方法を開発したと発表。
    (日本経済新聞 2004.11.11 15面)
    (化学工業日報 2004.11.11  6面)
    (日刊工業新聞 2004.11.11 25面)
   (フジサンケイビジネスアイ 2004.11.11  9面)

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"H−090.(独)食品総合研究所は、カビ毒素「アフラトキシン」の生産を阻害するペプチドを発見。試験管レベルで約50%の生産阻害活性を確認。
    (化学工業日報 2004.11.11  7面)

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"H−097.カネボウは、繭から抽出した成分セリシンに、傷んだ髪の毛を修復する効果があること突き止めた。セリシンが髪の毛の内部のほどけた繊維を接着して、タンパク流出を防ぐという。
  (化学工業日報 2004.11.12  5面)

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"H−098.東北大学とアサヒビールは共同で、スギ花粉症の症状をシーズン前に予測できるシステムを開発。潜在患者に対しても予防や早期治療が可能になる。
    (日本経済新聞 2004.11.12 17面)

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"H−102.三菱化学ヤトロンは、スギ花粉などのアレルギーを血液1滴、20分で診断することができる検査機「イムファストチェックJ1」の販売を開始。血液に試薬を入れると、アレルギー症状を引き起こすタンパク質の含有量に応じて血液が青くなり、変色の度合いから抗体の濃度を医師が判定する。
    (朝日新聞   2004.11.13  3面)

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"H−111.(独)農業生物資源研究所は、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌に効果のある抗菌フィブロインフィルムを開発。絹糸から作った傷被覆フィルムにタイワンカブトムシの抗菌性ペプチド含有した「昆虫由来傷被覆材」で、フィルムの下には、MRSAのコロニーが形成されないことを確認。
      (日刊工業新聞 2004.11.16 25面)

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"H−119.京都大学は16日までに、カイコガ雌の性フェロモンだけに反応する雄の性フェロモン受容体であるタンパク質を特定した。
    (日刊工業新聞 2004.11.17 29面)
   (フジサンケイビジネスアイ 2004.11.17 27面)
  (日本農業新聞 2004.11.17 17面)
  (日本経済新聞 2004.11.16夕14面)

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"H−122.(独)農業・生物系特定産業技術研究機構動物衛生研究所は、飼料や肥料中に含まれる牛肉骨粉を判別する技術を開発。
    (日刊工業新聞 2004.11.19 26面)

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"H−125.シャープは17日、エアコンなどに搭載される除菌イオン技術の原理を解明し、空気中のすべての細菌の死滅が可能と発表。
  (日本経済新聞 2004.11.18 13面)

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"H−144.日本大学は、ナタデココから作った樹脂を利用し、リチウムイオン電池の電解質の性能を高める技術を開発。安全性の高い素材として実用化を目指す。
    (日経産業新聞 2004.11.24  9面)

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"H−146.五洋建設は22日、畜舎内の臭いを酵素で脱臭して外部に流出するのを防ぐ「酵素水脱臭システム」を開発。水に酵素を混ぜ加湿噴霧することで、畜産臭気と混合させて臭いの成分を分解する。
    (日刊工業新聞 2004.11.23 13面)

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"H−156.東京工業大学は、透明で曲げることができる高性能薄膜トランジスタを開発。プラスチックフィルムにアモルファス酸化物を吹き付け、トランジスタを作ることに成功した。窓ガラスに張れる大きなディスプレーなどに応用が期待できる。
      (産経新聞   2004.11.25 31面)
      (朝日新聞   2004.11.25  3面)
      (毎日新聞   2004.11.25  3面)

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"H−160.アビー(我孫子市)は、磁場を活用して長期間野菜を保存することができる冷凍機「スーパーキャスフリーザー」を12月に発売する。庫内に均一の磁場をかけ、野菜内部に含まれる水分を均等に振動し冷凍することで、食感や味覚を落とさずに1〜2年の長期冷凍保存を実現した。
    (日刊工業新聞 2004.11.25  7面)

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"I−001.ダイキン環境研究所と(独)産業技術総合研究所は25日、遺伝子組み換え酵母で270種類の化学物質を一度に分析できる、スクリーニング方法「多指標型レポーター・ジーン・アッセイ法」を開発。検出時間が3時間程度と大幅に短縮するほか、費用も大幅に削減できる。
    (日刊工業新聞 2004.11.26 30面)
    (建設通信新聞 2004.11.26  2面)
    (化学工業日報 2004.11.26 12面)
    (朝日新聞(大阪) 2004.11.26 13面)
    (読売新聞(大阪) 2004.11.26  8面)
    (日経産業新聞 2004.11.29 15面)

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"I−011.神戸製鋼所は、抗菌ステンレスの10倍以上のスピードで殺菌効果のある、ニッケルメッキ技術と合金粉末技術を開発。食器や食品工場の製造ラインなどの用途に利用可能。
    (朝日新聞   2004.11.28  3面)

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"I−021.オリンパスは30日、のみ込むだけで消化器官の観察ができるカプセル内視鏡を、06年中にも実用化すると発表。従来の管を挿入する内視鏡に比べ、患者の負担が軽減される。
      (東京新聞   2004.12. 1 10面)

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