MICS NEWS Vol.5 Number 9  
        10.その他
      

"I−038.鹿児島県は30日、県内で発生した豚コレラ疑似患畜問題で、「豚コレラ疑似患畜確認事例検証チーム」を設置。初の検討会では、5例の発生・経過状況と今後の協議方針などを確認した。
    (南日本新聞  2004.12. 1  8面)

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"I−040.米モンサント社は2日、除草剤耐性のある遺伝子組み換え芝を05年にも、茨城県河内町で試験栽培する方針を発表。
    (日本農業新聞 2004.12. 3 15面)
    (化学工業日報 2004.12. 6  5面)

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"I−043.住友林業筑波研究所は、スギ、ヒノキの組織培養研究に着手。国産主要樹木のスギやヒノキの生育を早め、国産材使用比率を大幅に引き上げる計画。
    (日経産業新聞 2004.12. 3 13面)

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"I−044.東京大学は、トウモロコシの形や大きさを決める遺伝子を発見。
    (日経産業新聞 2004.12. 3  7面)

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"I−045.中国は、遺伝子組み換えイネの商業生産に向けて動き始めた。商業化候補は耐虫性、耐病性を組み込んだものが2種類ずつで、栽培許可は出ていないが国営通信社、新華社は、「中国は世界初のGM稲商業栽培国となる可能性が出てきた」と報じた。
    (日本農業新聞 2004.12. 4  1面)

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"I−046.(独)農業・生物系特定産業技術研究機構などの研究機関が開発した農産物を使った料理の試食会「ブランド・ニッポンを試食する会2004」が、東京都内のホテルで3日開かれた。機能性に優れた食材をフランス料理に仕立て、国内食材の消費拡大をアピール。
    (日本農業新聞 2004.12. 4 11面)
  (日刊水産経済新聞 2004.12. 2  1面)

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"I−047.(独)国際農林水産業研究センターと理化学研究所は3日、乾燥した気候に強い植物を作るのに重要とみられる遺伝子「SRK2C」を発見。
    (日本経済新聞 2004.12. 4 38面)
    (日刊工業新聞 2004.12. 6 21面)
    (日経産業新聞 2004.12. 6  8面)

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"I−048.北海道遺伝子組み換えイネいらないネットワークや生活クラブ生協など北海道内23団体は3日、北海道の「遺伝子組み換え作物の栽培に関する条例」案をめぐり、GM作物の商用栽培を禁止する罰則規定つきの条文を条例に盛り込むよう求めた署名を道農政部に提出。
    (北海道新聞  2004.12. 4  4面)

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"I−049.(独)農業・生物系特定産業技術研究機構畜産草地研究所は、桑の葉にふん便の臭いを抑える効果があることを明らかにした。服用で効果があり、ペットや畜舎の悪臭対策で注目されそうだ。
    (読売新聞   2004.12. 5 36面)

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"I−053.茨城県は、鳥インフルエンザの国内再流行に備え、防疫演習や監視体制を強化。
      (茨城新聞   2004.12. 5  1面)

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"I−054.(独)水産総合研究センターは、イワナやヒメマスが酸性雨の影響で遡上する数が減り、産卵行動も抑制されることが実験で判明したと発表。酸性雨によりイワナなどが姿を消す水域が出る恐れがあるとして、対策強化を訴えている。
    (茨城新聞   2004.12. 4 21面)
    (日本経済新聞 2004.12. 4夕13面)

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"I−057.カイコを活用して動物医薬品を製造したり、抗菌性を持つ絹糸の開発など新しい技術開発の取り組みを紹介。
    (日刊工業新聞 2004.12. 7 32面)

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"I−070.北海道十勝管内の農家が遺伝子組み換え大豆の栽培を計画している問題で、近藤十勝支庁長は報道陣に対し、「栽培計画が事実なら中止を要請したい」との考えを示す。
    (北海道新聞  2004.12. 6夕12面)

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"I−071.(独)農業生物資源研究所と筑波大学、日産化学工業の研究グループは、タイワンカブトムシの体液から植物病原糸状菌の増殖を抑えるペプチドを発見。植物内で発現させることで、病気に強い植物の作出につながると期待。
    (日刊工業新聞 2004.12. 8 29面)
    (茨城新聞   2004.12. 3 22面)
    (日本農業新聞 2004.12. 4 11面)

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"I−072.政府は7日、32の独立行政法人について類似業務の多い22法人を廃止・統合し、06年4月から12法人にする方針をまとめ発表。
    (毎日新聞   2004.12.11  2面)
    (北海道新聞  2004.12. 8  4面)
    (日本経済新聞 2004.12. 8  2面)
    (読売新聞   2004.12. 8  4面)
    (茨城新聞   2004.12. 8  3面)
    (朝日新聞   2004.12. 8  4面)

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"I−074.(独)農業工学研究所は、地滑りの危険個所を事前にキャッチするため、電磁波を利用した軟弱地盤探査法を考案。ヘリコプターからつり下げた装置から電磁波を出し、地層から返ってくる電磁波を観測するもの。
    (読売新聞   2004.12. 8  2面)

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"I−075.米モンサント社は、ゴルフ場向けの除草剤に耐性のある遺伝子組み換え芝を、河内町の日本モンサント河内研究農場で来年、試験栽培する方針を発表。モンサント社は、遺伝子組み換え芝を用いると除草剤「ラウンドアップ」を散布するだけで雑草を駆除できるため、ゴルフ場の管理コストが軽減でき、効率的に除草ができるため、農薬の総使用量が削減できるという。
    (産経新聞   2004.12. 8 26面)

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"I−078.島村農林水産大臣は7日、村上行革担当大臣と会談し、農水省所管の独立行政法人の見直し要請に対し、職員雇用を条件に前向きに検討する意向を示し、年内にも見直し方針を決める。
    (日本農業新聞 2004.12. 8  2面)

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"I−081.(独)水産総合研究センター東北区水産研究所は、各研究部の業務や研究成果をまとめた冊子「研究のあらまし」を作成し、関係者に配付した。その研究成果の一部を紹介。
    (日刊水産経済新聞 2004.12. 9  3面)

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"I−082.米ワシントン大学などの国際共同研究チームは、ニワトリのゲノムの概要を解読し、9日付けの英科学誌ネイチャーで発表。ニワトリの遺伝子数は約2万−2万3千個で、人間の遺伝子数とほぼ同じだったことが分かった。
    (日刊工業新聞 2004.12.10 26面)
    (日経産業新聞 2004.12. 9  8面)
    (日本経済新聞 2004.12. 9 42面)
    (日本農業新聞 2004.12. 9 15面)

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"I−083.北海道十勝管内の農家が計画していた、遺伝子組み換え大豆の栽培を断念することが分かった。周囲の反発が強く、中止を決める。
    (日経産業新聞 2004.12.10 15面)
    (北海道新聞  2004.12. 8夕15面)

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"I−087.(独)農業・生物系特定産業技術研究機構野菜茶業研究所と静岡県北遠農林事務所は9日、有機栽培された茶の判別技術を確立したと発表。化学肥料栽培に比べ有機質肥料栽培は、質量の重い窒素が多く含まれるため茶葉に含まれる窒素の重さを測定することで判別。有機農産物の真偽判定に応用が期待される。
    (日本農業新聞 2004.12.10  1面)

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"I−088.日本、米国、英国、中国などの国際共同研究チームは10日、個人に合わせた医療の土台となるDNA上の「測量図」づくりがほぼ終わったと発表。
    (朝日新聞   2004.12.11  3面)

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"I−089.国際コメ年にちなみ、国連欧州本部職員らが世界99カ国のコメ料理約300種類を集めたレシピ集を作成。世界人口の約半数が常食としているコメの多様性を再認識してもらう内容となっている。
    (茨城新聞   2004.12.11 10面)

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"I−090.日本を中心とした世界10カ国・地域で構成されるイネプロジェクトの国際チームは、稲の全ゲノム解読を終了し(独)農業生物資源研究所佐々木卓治ゲノム研究グループ長らが13日、島村農林水産大臣にゲノム情報を収めたCD−ROM12枚を手渡し、プロジェクトの成果を報告。
    (日本農業新聞 2004.12.14  1面)
    (産経新聞   2004.12.14  1面)
    (東京新聞   2004.12.14  3面)
    (日経産業新聞 2004.12.14  9面)
    (日本経済新聞 2004.12.14 42面)
    (読売新聞   2004.12.14  2面)
    (日刊工業新聞 2004.12.14 27面)
    (茨城新聞   2004.12.14 21面)
    (化学工業日報 2004.12.14 11面)

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"I−094.中国西南農業大学などの研究グループは、カイコゲノムの9割を解読した結果、遺伝子数は1万8510個と推定されると、10日付けの米科学誌サイエンスに発表。
    (化学工業日報 2004.12.13  6面)

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"I−095.タカラバイオは13日、マツタケのゲノム解読に世界で初めて成功したと発表。成長のカギを握る遺伝子が特定できれば、人工栽培で大量生産できる可能性があるという。
    (日本経済新聞 2004.12.14 42面)
    (産経新聞   2004.12.14  1面)
    (フジサンケイビジネスアイ 2004.12.14  2面)
    (日刊工業新聞 2004.12.14 27面)
    (日本農業新聞 2004.12.14 17面)
    (日経産業新聞 2004.12.14 17面)
    (常陽新聞   2004.12.14  3面)
    (東京新聞   2004.12.14  1面)
    (化学工業日報 2004.12.14  5面)
    (読売新聞   2004.12.14  2面)
    (毎日新聞   2004.12.14夕 8面)
   (朝日新聞(大阪)2004.12.14  3面)
    (京都新聞   2004.12.14  1面)
    (中日新聞   2004.12.14  3面)
    (河北新報   2004.12.14 10面)
    (朝日新聞   2004.12.15 13面)

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"I−110.インドで、病虫害に強い遺伝子組み換え綿花の栽培面積が急増。インド政府は慎重に栽培試験を重ねGM綿花を普及させていく方針で、今後もさらに生産が拡大する見込み。
    (日経産業新聞 2004.12.15 19面)

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"I−114.(独)水産総合研究センターは14日、ヒラメの稚魚放流で放流後1週間で7割程度姿を消すのは、4割近くをカニが補食していたとする実験結果を発表。対策の検討を始める。
    (毎日新聞   2004.12.15  9面)

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"I−121.京都大学は、イネなどが自家受粉で交配する自殖の進化は、環境の激変が原因だとするチャールズ・ダーウィンの仮説をシロイヌナズナの遺伝子研究で裏付け、17日の米科学誌「サイエンス」で発表する。
      (日刊工業新聞 2004.12.17 33面)
     (読売新聞(大阪)2004.12.17  3面)
     (毎日新聞(大阪)2004.12.17  2面)
     (産経新聞(大阪)2004.12.17 30面)

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"I−124.植物ゲノムセンター(つくば市)は、遺伝子解析によるコメの品種鑑別事業を本格展開する。スーパーマーケットなどは偽装表示を問題視して、コメの品種を正確に知るための需要が増加している。
    (日本経済新聞 2004.12.17 39面)

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"I−126.農林水産省の食堂では、トウモロコシを原料にしたバイオマス製食器が登場。メーカーが今年、色や模様付の食器を開発し使い勝手などを試している。
    (日本農業新聞 2004.12.16  1面)

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"I−128.欧米を中心とした国際共同プロジェクトチームが、ニワトリのゲノムを解読。英国科学誌ネイチャーに論文が発表された。
    (産経新聞   2004.12.20  9面)

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"I−133.厚生労働省は18日、今年2月、京都府丹波町の浅田農産船井農場で鳥インフルエンザが発生した際、鶏舎の消毒作業に当たった関係者ら5人から抗体が見つかり、うち元従業員1人については感染した可能性がかなり高いとの認識を示した。
    (毎日新聞   2004.12.19  1面)
    (産経新聞   2004.12.19 29面)
    (朝日新聞   2004.12.19 39面)
    (東京新聞   2004.12.19 31面)
    (日本農業新聞 2004.12.19 11面)
    (読売新聞   2004.12.19 39面)
    (日本経済新聞 2004.12.19 35面)
    (茨城新聞   2004.12.19 23面)

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"I−134.(独)森林総合研究所は20日、ポプラの完全長cDNAのライブラリーを作成したと発表。環境ストレスへの応答や耐性機構など、関連遺伝子を含む約4500種の遺伝子を同定した。
    (日刊工業新聞 2004.12.21 21面)
    (化学工業日報 2004.12.21  3面)

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"I−145.今年の牛肉の消費は、BSE発生で米国からの牛肉輸入が禁止されたことで、豪州産に需要が集中し、国産牛肉が初めて首位から転落。オーストラリア産がトップとなった。
    (日本経済新聞 2004.12.20夕 1面)

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"I−148.理化学研究所は、生殖細胞がない突然変異マウスの尾の細胞を使い、クローンと胚性幹細胞の技術を組み合わせて原因遺伝子を子孫に受け継がせることに成功した。
    (日本経済新聞 2004.12.21夕14面)
    (日刊工業新聞 2004.12.22 17面)

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"I−149.農林水産省は20日、作物の開発者の権利を加工食品にまで広げる種苗法の改正作業に入った。改正種苗法は3月頃までに次期通常国会に提出、早ければ来年中にも施行される。
    (日本食糧新聞 2004.12.22  1面)
    (日本農業新聞 2004.12.18  1面)




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