MICS NEWS Vol.5 Number 9  
         3.技術・装置等の開発 … 生産技術、分析、医療・医薬 etc.

             

"I−035.慶応義塾大学は、ぜんそくやアトピー性皮膚炎などの原因となるアレルゲンを、色の変化で簡単に検出できる技術を開発。
    (日経産業新聞 2004.12. 2  9面)
    (日刊工業新聞 2004.12. 3 26面)

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"I−051.オリンパスは、のみ込むだけで消化器官の観察ができるカプセル内視鏡を開発、06年中にも実用化すると発表。従来の管を挿入する内視鏡に比べ、患者の負担が軽減される。
      (毎日新聞   2004.12. 5  2面)
      (朝日新聞   2004.12. 4  2面)

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"I−055.ダイキン工業と(独)産業技術総合研究所は、遺伝子組み換え酵母で270種類の化学物質を一度に分析できる、スクリーニング方法「多指標型レポーター・ジーン・アッセイ法」を開発。検出時間が3時間程度と大幅に短縮するほか、費用も大幅に削減できる。
    (環境新聞   2004.12. 1  3面)

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"I−056.理化学研究所は6日、シロイヌナズナの転写因子「デオキシリボ核酸(DNA)ブック」を作成したと発表。1069個の完全長cDNAクローンをファミリーごとにまとめたもので、独自の技術で紙に固定し、書籍の形で研究者などに配付する。
    (日刊工業新聞 2004.12. 7 29面)
    (化学工業日報 2004.12. 7  7面)

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"I−061.ライオンは6日、生まれつき数が決まっていて年齢とともに減っていくとされる毛根を、血管の形成を促すエフリンというタンパク質が、毛根の数を増やす作用があることをマウスを使った実験で突き止めた。
    (毎日新聞   2004.12. 7  3面)
    (産経新聞   2004.12. 7 29面)

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"I−068.ノリタケカンパニーリミテドは6日、SARSウイルスを酸化チタン光触媒効果で不活化できることを実証したと発表。
    (化学工業日報 2004.12. 7  1面)
    (日刊工業新聞 2004.12. 7 13面)

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"I−069.宇都宮大学は、乳清(ホエー)タンパク質を高圧処理する新規食品素材の製造プロセスを開発。圧力の設定条件を変えることで、自由に食感の異なるゲル状素材を生産することが可能。
    (化学工業日報 2004.12. 7  7面)

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"I−076.アスナ(久留米市)は、おがくずなどの水分調整材を使わないで、家畜のふん尿や下水汚泥などの有機物をじか火で加熱してたい肥が製造できる、「高速発酵促進機」を開発。
    (日経産業新聞 2004.12. 8 19面)

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"I−086.東京工業大学は、木くずや古紙などを原料に不純物がなく低コストで、高純度の燃料電池用水素を作る新しい製法を開発。
    (日本経済新聞 2004.12.10 16面)

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"I−092.東京大学は、厚さ約1ミリで自由にしなり、曲面の文字も読みとれるスキャナーの基礎実験に成功。3〜5年後の実用化を目指す。
    (朝日新聞   2004.12.11夕14面)

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"I−093.慶応大学は、リンゴが熟す際に出すエチレンガス量によって熟度を判定するシート「カラーイメージングセンサー」を開発。JAいわて花巻の贈答用リンゴ(ふじ)で、「食べ頃・品質表示カード」としてフィールドテストを開始した。
    (化学工業日報 2004.12.13  8面)
    (日本経済新聞 2004.12.11夕 1面)

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"I−099.沖電気は、無線技術を活用した健康管理システムを開発。患者の腰などに名刺大の無線装置をつけ、センサーで心拍数や血圧などを常時測定して異常を感知すると離れた場所にいる、医者や看護師がもっている端末機に情報を送信する。
    (朝日新聞   2004.12.14 10面)

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"I−103.ジーエス・ユアサコーポレーションは13日、いちご栽培ビニールハウス内で燃料電池を応用する実証実験を鈴鹿市で開始。
    (日経産業新聞 2004.12.14  8面)
    (化学工業日報 2004.12.14  1面)
    (日刊工業新聞 2004.12.14 13面)

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"I−112.(独)森林総合研究所は、スギの培養細胞から効率的に不定胚を得る技術を開発。クローンスギを大量に生産することが可能になり、遺伝子組み換えを利用することで、花粉症を起こさない新品種の開発につながる。
    (日本農業新聞 2004.12.15 11面)

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"I−115.クラレは、アトピー性皮膚炎などが引き起こす皮膚のかゆみ対策の布地を開発。ポリエステルの2倍の速度で、熱や水分を吸収して外に放出することで、かゆみの要因を防ぐ。
    (朝日新聞   2004.12.15 11面)

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"I−117.九州工業大学は、可視光線で有機物を効率的に分解できる光触媒を開発。鉄を触媒表面に付着させたもので、分解量を従来の約3倍に向上したことを確認した。
    (日経産業新聞 2004.12.15  9面)

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"I−129.(独)食品総合研究所は、味に応答する培養細胞を用い味覚物質をスクリーニングする基本技術開発。
    (化学工業日報 2004.12.20  6面)

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"I−131.東北大学は、酸化亜鉛を用いた青色発光ダイオードの開発に成功。現在は、窒化ガリウムが材料として使われているが、将来的に安価な酸化亜鉛に代わる可能性が出てきた。
    (朝日新聞   2004.12.20  2面)
    (産経新聞   2004.12.20 29面)
    (東京新聞   2004.12.20  1面)

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"I−132.(独)産業技術総合研究所とワイマチック(大阪)は、世界最小の電池内蔵型無線方式ネットワーク端末を開発。電池1つで60年稼働させることが可能。
    (毎日新聞   2004.12.18 11面)

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"I−138.東ソーは、カキなど二枚貝の中毒ウイルス「ノロウイルス」を短時間で検出できる機器を開発。従来8〜14時間かかっていた検査時間が2時間に短縮され、原因の早期判別が可能になり感染拡大が抑えられる。
    (朝日新聞   2004.12.21  2面)

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"I−139.(独)産業技術総合研究所とワイマチック(大阪)は、世界最小の電池内蔵型無線方式ネットワーク端末を開発。電池1つで60年稼働させることが可能。
    (朝日新聞   2004.12.21 35面)

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"I−141.クリーン・エイジ(金沢市)は、豆腐工場などで発生するおからを炭化する「回転式連続炭化装置」を開発。おから炭を肥料や飼料などへの添加物として普及に向けた試験を開始。
    (日本農業新聞 2004.12.21 11面)

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"I−144.(独)産業技術総合研究所などは20日、カーボンナノチューブの内部に水を入れると、27度以下の室温で氷になり、45度まで上げると水が噴き出すことを確認したと発表。
    (読売新聞   2004.12.21 34面)
    (朝日新聞   2004.12.21夕 2面)
    (毎日新聞   2004.12.21夕 5面)

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"I−154.(独)農業・生物系特定産業技術研究機構野菜茶業研究所は、茶葉の含水量を1秒以内で高精度に測定する技術を開発。電気的な刺激を与えて含水量を割り出し、含水率80%までの高含水茶葉の測定データを取得することができる。
    (化学工業日報 2004.12.22  3面)

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