MICS NEWS Vol.5 Number 10  
          4.製品開発 … 食品、医療・医薬、サービス etc.              

I−194.バイオテックジャパン(新潟県阿賀野市)は、普通の食パンよりタンパク質の量が10分の1のパンを開発。グルテンの代わりに多糖類を使いタンパク質を減らし、腎臓疾患などタンパク制限を受けている人向けに販売。
    (日経産業新聞 2004.12.30 11面)

J−005.(独)農業・生物系特定産業技術研究機構が開発した、保健機能を強化したり簡単に料理ができるなど、消費者の要望に合わせたニッポンブランドの新食材を紹介。
    (読売新聞   2005. 1. 1 18面)

J−015.注目されている新しい作物の紹介で、(独)農業・生物系特定産業技術研究機構作物研究所が育成した電子レンジで調理できる、サツマイモ「クイックスイート」を紹介。
    (日本農業新聞 2005. 1. 3  1面)

J−049.インコテックジャパン(埼玉県新座市)は、キュウリやメロンの種子に文字を印刷する事業を開始。コピー種子などの偽物種子との識別に効果があり、種苗メーカーは自社製品の保証ができる利点があるという。
      (日本農業新聞 2005. 1.10  9面)

J−051.熊本大学は、トウガラシと大豆で育毛剤を開発。トウガラシの辛味成分カプサイシンが毛髪の成長を促す物質を増加させる、カルシトニン遺伝子関連ペプチドを放出させることを動物実験で解明し、大豆に含まれるイソフラボンが、このペプチドを増やす働きがあり、育毛に効果があることを突き止めた。
    (日本農業新聞 2005. 1. 9 11面)
    (産経新聞   2005. 1. 9 31面)
    (常陽新聞   2005. 1. 9  6面)

J−072.茨城県内の消費者団体や商工観光団体、県、(独)食品総合研究所などは、県内の納豆関連産業の活性化に「地域づくり研究会」を発足。納豆のまちづくりプロジェクトを策定し、創作料理ねばり丼などの販売を進める。
    (読売新聞   2005. 1.11 29面)

J−091.兼松は、抗生物質を使わず子豚の免疫力を高めることが出きる、安全な殺菌乳酸菌入り混合飼料を17日発売する。
      (日経産業新聞 2005. 1.14 16面)

J−094.富山県南砺市の高宮営農組合は、低グリテリン米「春陽」を使い地元酒造会社に醸造を委託した日本酒「寶生(ほうしょう)」を完成させた。利き酒会では「あっさりした口当たりで上品な香り」と好評。
    (日本農業新聞 2005. 1.14 14面)

J−102.無有産研究所(宇部市)は、生け花を長持ちさせる効果があるボタン電池型金属「咲子さん」を製品化。電池の仕組みを応用し酸化還元反応を利用したもので、水の腐敗や生けた茎のヌメリが抑えられ、葉や茎が鮮やかになるとしている。
    (日刊工業新聞 2005. 1.17 25面)

J−178.秋田県大潟村あきたこまち生産者協会は、あきたこまちなどのコメに、鉄分やビタミンの栄養成分を付加する加工技術を開発。来月下旬に発売。
    (日刊工業新聞 2005. 1.26 29面)

J−186.サラ秋田白神(秋田市)は、米粉100%のパンを焼き上げる加工技術を開発、商品化した。グルテンや卵を使わずコメのデンプンだけで膨らませ、粘りやコシを出す技術開発に成功。
    (日刊工業新聞 2005. 1.27 33面)





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