MICS NEWS Vol.6 Number 5
         3.技術・装置等の開発 … 生産技術、分析、医療・医薬 etc.

             

"G−098.日立製作所は12日、これまでに培養方式で約1週間かかった病原性大腸菌などの細菌検出が40分から2時間程度ででき、持ち運び可能な小型自動細菌検出装置をタカラバイオと共同開発し、来年春に発売すると発表。
           (茨城新聞     2005.10.13 11面)

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"G−132.クローン動物に育つことができないクローン胚を作る技術を、米マサチューセッツ工科大のグループが開発。クローン胚は再生医療に応用が期待される一方、クローン人間の誕生にもつながることから、研究に慎重な意見も出ていた。
           (朝日新聞     2005.10.17  3面)

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"G−133.1個の受精卵から正常な赤ちゃんと、どんな細胞にも成長できる万能性を持った胚性幹細胞(ES細胞)の両方を得ることに、米バイオ企業「アドバンスト・セル・テクノロジー」などの研究チームがマウスの実験で初めて成功。
           (東京新聞     2005.10.17  1面)
           (毎日新聞     2005.10.17  3面)
           (常陽新聞     2005.10.17  8面)
       (フジサンケイビジネスアイ 2005.10.17 25面)

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"G−135.C型肝炎ウイルス(HCV)に感染した細胞側の働きを抑えてウイルス増殖を止めることに、中外製薬の研究チームが成功。ウイルスを直接攻撃しないため、耐性ウイルスが出にくい薬剤の開発につなげることが期待。
           (朝日新聞     2005.10.17  3面)

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"G−169.九州沖縄農業研究センターは19日、肉用牛の体外受精卵で母牛が分かる胚培養技術を開発したと発表。どの雌牛の受精卵かはっきり分かるだけでなく、正常受精卵の発育割合も約2倍になる。
           (日本農業新聞   2005.10.20  9面)
           (西日本新聞    2005.10.20 34面)
           (日本農業新聞   2005.10.21  3面)

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"G−175.東北農業研究センターをはじめとする研究コンソーシアムは、血糖値上昇抑制物質1・デオキシノジリマイシン(DNJ)を高含有する桑葉食品の製造技術を開発。
           (河北新報     2005.10.20  5面)
           (化学工業日報   2005.10.21  5面)

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"G−181.産業技術総合研究所は島津製作所、三井情報開発と共同で、難病の診断から新薬開発まで医療研究分野に重要な生体分子「糖鎖」の構造を効率的に解析できる新技術を開発。
           (日本経済新聞   2005.10.21 15面)
           (日刊工業新聞   2005.10.21 33面)
           (日経産業新聞   2005.10.21 10面)

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"G−215.岩手県衣川村は中外製薬と共同で、木質バイオマスガスからカーボンナノチューブを合成する技術を確立。スギのおが粉で合成。
           (日経産業新聞   2005.10.27 13面)

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"H−043.神戸大学、京都大学などの研究グループは、環境への影響が少ない生分解性樹脂のポリ乳酸を低コストで生産する技術を開発。遺伝子組み換え乳酸菌を使うことで、従来複雑だった製造工程を簡単にする手法。
   (日経産業新聞(日経テレコン21) 2005.11. 1 10面)

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"H−068.安い輸入野菜に押され気味の国内野菜のシェア奪回を図るため、農林水産省が革新的技術を駆使した低コスト植物工場で高品質野菜の安定供給に乗り出す。
           (産経新聞     2005.11. 4  2面)

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"H−070.愛媛大学と井関農機は4日、新型植物工場「農産物ハイテク生産システム」の共同研究に着手すると発表。今後4年半をかけて基礎技術を確立する。
           (日本農業新聞   2005.11. 5  1面)

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"H−084.産業技術総合研究所とけいはんななどの研究グループは、天ぷら油などの植物油からディーゼル自動車の燃料となる軽油を精製する技術を開発。反応を促す触媒を新たに開発し、従来と異なり有害物質を使わずに生成。
           (化学工業日報   2005.11. 8 11面)

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"H−093.島津製作所は9日、RNA精製不要のノロウイルス判定試薬の開発に世界で初めて成功したと発表。ノロウイルス感染者の糞便から直接、ウイルスRNA遺伝子を増幅して検出できる。
           (化学工業日報   2005.11.10  1面)

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"H−098.二酸化炭素の排出削減につながり軽油の代替として期待されるバイオディーゼル燃料を、高い効率で合成できる触媒を砂糖やデンプンから作ることに東京工業大の原亨和・助教授らの研究グループが成功。
           (日本経済新聞   2005.11.10 42面)
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