MICS NEWS Vol.6 Number 6
         3.技術・装置等の開発 … 生産技術、分析、医療・医薬 etc.

             

"H−125.DNA解析でコメの産地判別を容易にする新手法を、東北大大学院農学研究科などのグループが開発。品質に影響しないようにDNAの塩基配列に一部手を加えた変異種を用い、従来は困難だった産地の割り出しを可能に。
           (河北新報     2005.11.14 30面)

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"H−126.静岡県農業試験場は、イオンビーム育種法を活用して世界で初めて温室メロンの品種開発に取り組んでいる。早ければ来年にも低温下で果実が肥大する画期的な省エネ品種が誕生。
           (静岡新聞     2005.11.14  1面)

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"H−166.神奈川県藤沢市の新江ノ島水族館が、漁業被害が問題化しているエチゼンクラゲの自然繁殖に世界で初めて成功。このクラゲの生態はほとんど分かっておらず、「大量発生のメカニズム解明につながる」と期待。
           (朝日新聞(夕刊) 2005.11.18 12面)

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"H−171.体の中で働いているたんぱく質などにくっついて、構造が異なるたんぱく質自体の働きを変えてしまう作用を持つという「糖鎖」と呼ばれる物質の種類を、短時間で判定する装置を産業技術総合研究所とモリテックが開発。
           (毎日新聞     2005.11.19 25面)
"H−177.産業技術総合研究所とモリテックはこのほど、新エネルギー・産業技術総合開発機構の「糖鎖エンジニアリングプロジェクト」の一環として、エバネッセント波励起型蛍光検出法によるスキャナーとマイクロアレイを用いた糖鎖プロファイリングシステムの開発に、世界で初めて成功したと発表。
           (化学工業日報   2005.11.21 11面)
           (日刊工業新聞   2005.11.21 26面)

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"H−181.近畿中国四国農業研究センター、兵庫県立農林水産技術総合センター、サカタのタネは21日、病害予防などに役立つ微生物を生きたまま種子の中にコーティングする技術を開発したと発表。
           (日刊工業新聞   2005.11.22 25面)
           (化学工業日報   2005.11.22  1面)
           (朝日新聞     2005.11.22  2面)

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"H−187.物質・材料研究機構は22日までに、ナノテク素材を有機溶媒に溶かして、あらゆる形のナノテク部品を簡単に自由自在に作り出す技術を発見したと発表。溶媒を利用した作製方法は世界で初めて。
           (常陽新聞     2005.11.23  1面)
           (毎日新聞     2005.11.24  2面)

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"H−196.畜産草地研究所は、発酵リキッド飼料にビタミンEを添加して肥育豚に給与すると肉の脂質酸化が抑えられることを確かめた。品質も維持される。
           (日本農業新聞   2005.11.24 11面)

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"H−199.平田農園と群馬県繊維工業試験場は22日、アロエを使った抗菌繊維の製造技術を国内で初めて開発した、と発表。殺菌力が強く植物由来のため、人体や環境への負荷が無いのが特徴。
           (上毛新聞     2005.11.23  9面)
           (日本経済新聞   2005.11.28 30面)

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"H−205.鹿児島大学は24日、人間への臓器移植を目的に、拒絶反応を抑えるよう遺伝子操作したミニブタを、クローン技術で誕生させたと発表。ミニブタは臓器のサイズが人間に近いクラウン系。
           (南日本新聞    2005.11.25 26面)
           (西日本新聞    2005.11.25 33面)

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"I−030.カゴメは6日、省エネ効果の高い高機能ガラスを利用したトマト用大型温室の開発に着手。暖房エネルギーを大幅に削減するのが狙い。日本板硝子と鹿島建設と共同。
           (日本農業新聞   2005.12. 7  9面)
           (化学工業日報   2005.12. 7  8面)

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"I−037.フラーレン(球状炭素分子)に高い遺伝子保護機能があることを東京大学の中村栄一教授らの共同研究グループが発見。遺伝子発現が長期持続する試薬に使え、遺伝子治療や分子生物学の研究に影響を与えそう。
           (日刊工業新聞   2005.12. 8 24面)

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"I−044.オリンパスは、遺伝子の発現状況を、細胞に発光遺伝子を導入して観察する技術について、細胞からの微弱な光を捉えるように改良し、従来の1/30程度の露出時間で画像が得られる「発光イメージング技術」を開発。
           (薬事日報     2005.12. 9 15面)

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