MICS NEWS Vol.6 Number 7
         3.技術・装置等の開発 … 生産技術、分析、医療・医薬 etc.

             

"I−091.東京大学大学院農学生命科学研究科の坂本友昭助手らの研究グループは、植物ホルモンであるプラシノステロイドの制御でイネの葉の角度を直立させることで施肥量を増やさなくてもコメの収量が約3割増になることに成功。
           (化学工業日報   2005.12.19 12面)
           (毎日新聞     2005.12.19  3面)
           (東京新聞     2005.12.19  3面)
           (産経新聞     2005.12.19 29面)
           (読売新聞     2005.12.19 38面)
           (日刊工業新聞   2005.12.19 24面)

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"I−095.慶応義塾大学の研究グループは、植物由来の樹脂で環境負荷を低減できるとして注目される「ポリ乳酸」の大量合成法の開発に乗り出す。2年間の研究で実用化にめどを。
    (日経産業新聞(日経テレコン21) 2005.12.19 15面)

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"I−096.東京大学生産技術研究所の野城智也教授らは、トラックに積んで運べ、どこでもバイオマス発電などができる小型の処理装置を開発。廃材や廃食油などが発生する場所に「処理工場」が出向くことで、輸送費が削減できる。
           (朝日新聞     2005.12.19  3面)

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"I−102.東京大学の大矢禎一教授らは、細胞の形から遺伝子の機能を予測するシステムを開発。出芽によって増える酵母である「出芽酵母」の変異体4800株を用い、コンピューターで解析したもので、大きさや丸さなどを数値化。
           (日刊工業新聞   2005.12.20 26面)

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"I−103.平田農園と群馬県繊維工業試験場は、アロエを使った抗菌繊維の製造技術を国内で初めて開発。人体や環境への負荷が無いのが特徴。
           (茨城新聞     2005.12.20 10面)

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"I−105.理化学研究所ゲノム科学総合研究センターのゲノム情報先端技術グループの小西史一研究員らは、タンパク質の機能部位検索をわずか10分間でできるシステムを開発。
           (化学工業日報   2005.12.20  4面)

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"I−123.米セントラル・フロリダ大学の研究チームは遺伝子組み換え技術を使って、炭疽菌のワクチンを生産するタバコを開発。このワクチンで免疫を持たせたマウスは、致死量の炭疽菌を投与しても死ななかった。
           (日経産業新聞   2005.12.22 11面)

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"J−018.石川県工業試験場は、X線を使用し、鉄鋼材料などの硬さを測定する方法を確立。傷を付けずに硬さを測ることができるのが特徴。
           (北国新聞     2005.12.28  2面)

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"J−039.ベンチャー企業のライステックは、東京農業大学と共同で、米ぬかを機能性食品素材として活用するための加工技術を確立。腐敗や粗い食感などの課題を克服し、今年4月の発売を予定。
           (化学工業日報   2006. 1. 5  5面)

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"J−042.静岡県畜産試験場は遺伝子判定で性を判別した牛受精卵の長期保存法を実用化し、受精卵の生存率向上につなげた。
           (静岡新聞     2006. 1. 5 22面)

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"J−043.10万分の4ミリ程度の微小な構造を、飼料に傷をつけず生かしたまま観察する技術を、独立行政法人理化学研究所の研究チームが開発。
           (毎日新聞(夕刊) 2006. 1. 5 10面)

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"J−044.理化学研究所発生・再生科学総合研究センターのグループは、クローン技術を駆使してマウスの胚性幹細胞(ES細胞)を作る効率を約3倍高める技術を開発。
           (日本経済新聞   2006. 1. 6 15面)

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"J−054.千葉県旭市の岩井都市農村交流センターの農産物加工施設で水稲発芽機による麹作りがスタート。これまで自宅で温度管理に苦労してきた農家の主婦から「いい麹ができる」と好評。
           (日本農業新聞   2006. 1. 7 10面)

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"J−057.東北大学農学部の西尾剛教授の研究グループは、同じ稲の品種でも、微妙に遺伝物質(DNA)の塩基配列が違っていることを利用した産地の判別法を開発。
           (日本農業新聞   2006. 1. 9  1面)

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"J−058.果樹研究所ブドウ・カキ研究部は、柿の遺伝子を解析することで、果実が甘いか渋いかを判断する技術を開発。葉が数枚あれば診断できるため、従来の方法に比べると大幅な時間短縮に。
           (日本農業新聞   2006. 1.10 11面)

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"J−063.霧島酒造は、芋の皮や繊維など、芋焼酎の生産工程で発生する焼酎粕をメタンガス(バイオガス)に変え、燃料として利用する工場を今秋から稼働。
           (日本農業新聞   2006. 1.10 15面)

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"J−085.宮城県畜産試験場は家畜の尿を液肥化して水田にまくと、化成肥料を使った場合と同等の収量が得られることを確かめた。曝気(ばっき)処理で、においを抑える。
           (日本農業新聞   2006. 1.13 11面)

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"J−087.全国で唯一、サンマを飼育研究している水産総合研究センターの厚岸栽培漁業センターが12日までに、北海道内で初めてサンマの産卵とふ化に成功。国内でも福島県いわき市の水族館に次いで2例目。
           (北海道新聞    2006. 1.13  1面)

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"J−088.コンビニエンスストア最大手のセブン−イレブン・ジャパンは13日、系列の弁当工場などから出る廃棄食材を飼料化して豚に与え、高級な霜降り豚肉の生産に成功したことを明らかに。
           (産経新聞     2006. 1.14  1面)

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"J−089.畜産草地研究所は、餌の与え方を工夫するだけで、「ブランド豚」と同じ霜降り肉になる肥育法を開発。
           (読売新聞(夕刊) 2006. 1.14 18面)

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