MICS NEWS Vol.6 Number 11
         3.技術・装置等の開発 … 生産技術、分析、医療・医薬 etc.

             

"K−082.帯広畜産大学4年の小野寺舞さんは、なかなか妊娠しない肥満牛を食事制限と運動で減量させ、受胎能力を回復させる実験結果をまとめた。
           (東京新聞     2006. 2.16 29面)

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"K−086.産業技術総合研究所は16日、微量たんぱく質を検出する蛍光性ナノ粒子を開発したと発表。
           (日刊工業新聞   2006. 2.17 27面)

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"K−089.石川県工業試験場は、加工食品に付着した大腸菌を検出する方法を開発。従来の検査法では難しい病原性大腸菌O157の検出が可能になるほか、検査の時間短縮にもつながる。
           (北国新聞     2006. 2.16  3面)

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"K−090.米ダウ・ケミカルは植物細胞をもとに製造するワクチンを開発し、米農務省から世界初の製造認可を得たことを明らかに。
         (日本経済新聞(夕刊) 2006. 2.17  1面)

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"K−094.アサヒビールはサトウキビを原料にした「バイオエタノール」入りガソリンの実証研究を伊江村で始めた。九州沖縄農業研究センターと組み、原料栽培から製造・利用まで一貫して行う。
           (日本経済新聞   2006. 2.20 26面)

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"K−097.北海道立畜産試験場が、牛海綿状脳症(BSE)の原因とされるタンパク質の一種の異常ブリオンを、現行の検査より1時間以上早く検出する方法を開発。ホタルの発光酵素を利用したのが特徴。
           (北海道新聞    2006. 2.20  1面)

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"K−104.東北農業研究センター畜産物品質成魚研究室では、濃厚飼料多給で育てた黒毛和牛に対し、粗飼料多給や放牧を行う日本短角牛の方がカルニチン含量が多くなることを解明。
           (農業共済新聞   2006. 2.3週   面)

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"K−108.広島大学の黒田章夫教授らのグループは、大腸菌を高感度で検出できる新技術を開発。検出感度を従来に比べて100倍以上高くできる。
           (日経産業新聞   2006. 2.22 10面)

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"K−120.ロシュ・ダイアグノスティックスは23日、従来機の100倍以上の解析速度を持つDNAシークエンスシステム「ゲノムシークエンサー20システム」を研究用として発売したと発表。
           (日刊工業新聞   2006. 2.24 29面)

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"K−121.牛海綿状脳症(BSE)検査に使うエライザ法による検査が、従来の約10分の1の時間でできる方法を、岡山大学の中西一弘教授と日本学術振興会の熊田陽一博士研究員らが開発。
           (日本農業新聞   2006. 2.24 17面)

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"K−133.インフルエンザの抗ウイルス薬で、新型発生時の切り札として各国が備蓄を進めるタミフルの成分を、植物原料を用いずに石油から化学合成する方法を東京大の柴崎正勝教授らの研究グループが、25日までに開発。
           (東京新聞     2006. 2.26  3面)
           (朝日新聞     2006. 2.26  3面)

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"K−134.北大創成科学共同研究機構と札幌、東京のバイオ関連企業は25日までに、人間や動物の細胞中にあるタンパク質を微量でも検出できるシステムを開発。がんや牛海綿状脳症(BSE)の検査や再生医療への応用も期待。
           (北海道新聞    2006. 2.26 37面)

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"L−005.青森県農林総合研究センター畜産試験場は黄身の重さが白身の半分もある新青色卵鶏を育成し、ひなの供給を始めた。通常は3、4割にしかならない。
           (日本農業新聞   2006. 3. 1 15面)

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"L−014.首都大学東京の甲斐荘正恒客員教授と科学技術振興機構などの研究チームは1日、核磁気共鳴装置(NMR)で巨大なたんぱく質の分子構造を解析できる技術を開発したと発表。
           (日経産業新聞   2006. 3. 2 10面)

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"L−036.長崎県総合水産試験場はこのほど、ねり製品化は難しいとされていたイカ肉100%のねり製品化技術の開発に全国で初めて成功。
           (日刊水産経済新聞 2006. 3. 7  1面)

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"L−047.農業生物資源研究所の川崎健次郎グループ長は、「カイコからタンパク質を生産すると、大腸菌から作るよりもメリットが多い」と話す。
           (日経産業新聞   2006. 3. 8 13面)

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"L−051.徳島県は、来年度から発光ダイオード(LED)を利用した農作物栽培技術の開発に取り組む。洋ランとハウスかんきつ、シイタケの3品目が対象。
           (日本農業新聞   2006. 3. 8  1面)

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"L−064.慶應義塾大学の鈴木孝治教授らは、飲み物の味を1、2分の短時間で高精度に分析できる装置を開発。より人間の味覚に近い形で評価できる。
           (日経産業新聞   2006. 3.10 10面)

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"L−065.静岡県立大学などの研究グループは、人から人に感染する新型インフルエンザウイルスを早期に検知できる手法を開発。感度は従来法の50倍程度高い。
           (日本経済新聞   2006. 3.10 15面)

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"L−099.宮崎大学の吉田直人助教授らは、環境中のアスベスト(石綿)の量を大腸菌を用いて簡単に測定する方法を開発。
           (日刊工業新聞   2006. 3.17 33面)

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"L−101.海水中の有害プランクトンを簡便に検出できるシステムを、左子芳彦・京都大教授らの研究チームが開発。各地の養殖現場で活用してもらうために特許は申請しない方針。
           (朝日新聞(大阪) 2006. 3.18  3面)
           (朝日新聞     2006. 3.21  3面)

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"L−104.免疫系の大半がヒトと同じ実験用マウスを作ることに、九州大医学部第一内科のチームが成功。免疫系のように複雑なシステムで本格的にヒトを模すことができたのは初めて。
           (朝日新聞     2006. 3.20  1面)
           (東京新聞     2006. 3.21  3面)

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"L−105.水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所と芙蓉海洋開発、荏原実業、浜名湖利用協議会の4社は共同で、実証規模の海藻発酵装置「マリンサイロ」の開発に着手。
           (水産総合経済新聞 2006. 3.20  2面)
           (化学工業日報   2006. 3.22  3面)

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"L−118.鳥取県中小家畜試験場養豚研究室は、肥育後期の豚にドングリ(マテイバシイ)を与えると肉のうまみや香りを左右する脂肪酸の量に影響を与え、食味が向上することを確かめた。
           (日本農業新聞   2006. 3.23 15面)

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