MICS NEWS Vol.7 Number 5
         3.技術・装置等の開発 … 生産技術、分析、医療・医薬 etc.

             

"D−016.京都府畜産技術センターは、規格外「万願寺とうがらし」と飼料米を原料にした養鶏飼料の実用試験を今年度から本格化。色素成分・カプサンチンに着目した研究で、地域循環型の養鶏を目指す。
           (日本農業新聞   2006. 7. 5 15面)

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"D−030.米テキサス大の研究チームは6日、ハムスターを使った動物実験によってBSEの発症の有無を血液検査で判断できる可能性がある、とする研究結果を発表。
       (フジサンケイビジネスアイ 2006. 7. 8 10面)

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"D−042.稲作を支える農業人口の減少と高齢化が進む中、中央農業総合研究センターが、稲作を全自動化するシステムの研究を始めた。水田の耕作から田植え、収穫までの一連の作業を無人で行う。
           (毎日新聞     2006. 7.12 13面)

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"D−048.愛媛県畜産試験場は高泌乳牛にペレット化した竹を与えると、生乳の乳脂肪率が高まることを確かめた。
           (日本農業新聞   2006. 7.12 11面)

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"D−049.発光ダイオードを、植物の生産・流通へ実用化する実験が大阪市の花卸を中心に進んでいる。まずは花で実証し、秋に装置を公開。
           (日本農業新聞   2006. 7.12  1面)

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"D−052.富山県農業技術センター畜産試験場は、携帯電話のカメラ機能を利用した牛の分娩監視システムを開発。
           (日本農業新聞   2006. 7.14 13面)

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"D−053.大阪府立大学の吉田弘之教授らは、BSE(牛海綿状脳症)の病原体である特殊なたんぱく質「異常プリオン」を無毒化する技術を開発。動物衛生研究所、三菱長崎機工などとの共同研究。
           (日経産業新聞   2006. 7.14  1面)

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"D−062.鹿児島大学農学部と西酒造は、かすを一切出さない、新しい焼酎の製造法を開発。2種類の焼酎のほか、食物繊維、酸味調味料などの副産物ができる。鹿児島県では焼酎かすを約4割海洋投棄しているが、その問題も解決に。
           (日本農業新聞   2006. 7.19 17面)

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"D−065.オランダのワーゲニンゲン大学応用植物研究所は18日までに、リンゴ黒星の予防・治療にリュウゼツラン属の植物・ユッカの抽出物が有効であることを突き止めた。
           (日本農業新聞   2006. 7.19 11面)

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"D−071.独立行政法人産業技術総合研究所は20日、有機物の分子が集まってできる有機ナノチューブの大量合成法を開発したと発表。
           (毎日新聞     2006. 7.21  2面)
       (フジサンケイビジネスアイ 2006. 7.21  6面)

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"D−080.東北農業研究センターなどが岩手県雫石町で行っている二酸化炭素(Co2)濃度を高めた水田でのイネの生育に関する世界初の実験が成果を上げている。
           (岩手日報     2006. 7.23  1面)

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"D−087.新潟大学農学部応用生物科学科などの研究室は、数千気圧の静水圧を利用した超高圧加工によって牛肉などの食品に関して、約2週間にわたる熟成と同様の軟化促進効果などを与えることを明らかに。
           (化学工業日報   2006. 7.25  5面)

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"D−093.農研機構・九州沖縄農業研究センターはこのほど、イチゴの高設栽培での高品質周年生産技術を開発。成長点のあるクラウン部の温度を制御することで草勢を維持し連続開花させ、増収と品質の向上に。
           (日本共済新聞   2006. 7.26  1面)

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"E−002.宇都宮大学大学院工学研究科の尾崎功一助教授らは、大学発ベンチャー企業「ロモビリティ陽東」を設立。産学官共同で開発した農業ロボット「イチゴ摘みロボット」の実用化に取り組む。
           (日刊工業新聞   2006. 8. 1 24面)

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"E−011.茨城県畜産センターと茨城大学、畜産草地研究所は共同で、乾燥納豆粉末を鶏のエサに混ぜることでコレステロール量の少ない卵を開発。
           (日本経済新聞   2006. 8. 3 35面)
           (毎日新聞     2006. 8. 3 25面)
           (日経産業新聞   2006. 8. 4 18面)

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"E−025.帯広畜産大学原虫病研究センター、産業総合研究所、東海大学の研究チームは、酪農に大きな被害を及ぼす難治性原虫病の予防ワクチン開発プロジェクトをスタート。農業・食品産業技術総合研究機構による研究費を活用。
           (化学工業日報   2006. 8. 9  5面)

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"E−031.埼玉県農林総合研究センター水田農業研究所は、生ごみをメタン発酵させた後に残る液体を小麦に追肥すると増収につながることを確かめた。そのための専用散布機も開発。
           (日本農業新聞   2006. 8. 9 11面)

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"E−039.作物研究所は10日、農水省委託プロジェクトチーム「DNAマーカープロジェクト」が大豆病害虫の抵抗性を判別するDNAマーカーを開発したと発表。
           (日本農業新聞   2006. 8.11 11面)





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