MICS NEWS Vol.7 Number 7
         3.技術・装置等の開発 … 生産技術、分析、医療・医薬 etc.

             

"F−079.理化学研究所と東北大学の研究チームは21日、塩分を含んだ水田でも育つイネを初めて開発したと発表。「日本晴」のイネの種に、重イオンビームを照射するなどして品種改良。塩分への耐性が従来より5割増。
           (日経産業新聞   2006. 9.22  8面)
           (日本経済新聞   2006. 9.22 15面)
           (日刊工業新聞   2006. 9.22 25面)

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"F−080.デリカフーズは魚を実験動物に使い、野菜の持つ健康作用を評価する研究を始めた。実験動物としては、マウスなどを使うのが一般的だが、寿命が短く飼育しやすい魚を使うことで低コストで評価が可能に。
           (日本経済新聞   2006. 9.22 15面)

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"F−082.神奈川県畜産技術センターは、豚のほ乳時期の疾病防止に使われる抗生物質カナマイシンの代わりに、オゾン水が使えることを確かめた。
           (日本農業新聞   2006. 9.22 11面)

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"F−089.作物の味や収量などを決める遺伝子情報を手掛かりに、育種を効率的に進める「DNAマーカー」という、新しい技術が成果を上げている。新しい品種改良の開発期間を従来法の4分の1まで短縮。
           (日本経済新聞   2006. 9.25 23面)

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"F−090.北海道大学の福岡惇助教授らは触媒による新しいセルロース分解法を開発。セルロースの有効利用に貢献しそう。
           (日刊工業新聞   2006. 9.25 30面)

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"F−092.京都府と京丹後市、アミタなどはバイオマス(生物資源)を発酵させて水素ガスを取り出す際に発生する残りかすを、肥料として利用する実験を始めた。
           (日経産業新聞   2006. 9.25 19面)

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"F−099.愛媛県農業試験場などの研究グループの実験によると、麦茶やみそなどから原料の大麦のDNAを確実に抽出するには、陰イオン交換樹脂という材質を使った検査キットが最も適していることが分かった。
           (日経産業新聞   2006. 9.27 10面)

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"F−101.千葉大学大学院の自然科学研究科の篠山浩文助教授らは、スギエダダケの食用栽培条件を探り、スギのおが粉の菌床とバーミキュライトの覆土が有効なことを突き止めた。
           (日本農業新聞   2006. 9.27 11面)

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"G−004.国際農林水産業研究センターはフィリピンの国際機関と共同で、熱帯地域に生息するハタやフエダイなど4種類の稚魚を量産する技術の開発に成功。
           (東京新聞     2006.10. 2 22面)

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"G−007.朝日工業は、生ごみを原料にしたコンポストからホウレンソウ苗立枯病に拮抗する菌を選抜、繁殖させ、堆肥自体に病気抑制効果をつけることに成功。
           (日本農業新聞   2006.10. 3 11面)

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"G−021.近畿中国四国農業研究センターは、温州ミカンの水分ストレス状態が簡単に調べられるシールを開発。ライフケア技研との共同研究。
           (日本農業新聞   2006.10. 5  9面)

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"G−024.東京都立産業技術研究センターは、農研機構食品総合研究所、日本放射線エンジニアリングと共同で、電離放射線の処理履歴を判定する照射食品検知用の光ルミネッセンス測定装置を開発、実用化。
           (化学工業日報   2006.10. 6 11面)

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"G−043.長崎県総合水産試験場と田崎真珠はこのほど、有明海の特産種ながら漁獲不振が続く2枚貝・タイラギの実用レベルでの種苗生産に世界で初めて成功、資源回復に向けた増養殖技術の開発を目指している。
           (日刊水産経済新聞 2006.10.11  8面)

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"G−069.大阪大学接合科学技術研究所の近藤勝義教授らは、もみ殻からアモルファス(非晶質)シリカ(SiO2)を取り出す技術を開発。
           (日刊工業新聞   2006.10.17 24面)

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