MICS NEWS Vol.8 Number 5
         3.技術・装置等の開発 … 生産技術、分析、医療・医薬 etc.

             

"E−046.地球環境産業技術研究機構は、雑草や木くずなどからディーゼル燃料を合成する技術を開発。ガソリン車用ではバイオエタノール燃料が注目されているが、そのディーゼル版では世界初。
           (日本経済新聞   2007. 8.14  1面)

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"E−047.シャープと地球環境産業技術研究機構は共同で、セルロース系バイオマスから得たミックス糖(グルコース)から、水素を理論収率の50%で高効率に取り出すことに成功。
           (日刊工業新聞   2007. 8.14  1面)

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"E−049.農林水産省は、稲わらや麦わら、もみ殻などの草本系セルロースを原料をしたバイオエタノールの生産に向け助成に乗り出す方針を決めた。
           (東京新聞     2007. 8.15  1面)

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"E−059.タイヨー製作所は高温の水蒸気を使って野菜や加工食品を短時間で加熱処理する装置「アクアカッター」を開発、販売を始めた。この装置は農業・食品産業技術総合研究機構などと研究組織を設け、開発。
           (日経産業新聞   2007. 8.16  9面)
           (日経流通新聞   2007. 8.20 19面)

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"E−062.群馬大学大学院工学研究科の板橋英之教授と日本クリナースなどは16日、従来品の約20分の1の発酵時間で、臭気が少ない鶏ふん肥料を製造する方法を開発。
           (日刊工業新聞   2007. 8.17 21面)

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"E−085.ソニーは23日、ブドウ糖を使って発電する新方式の電池を開発したと発表。発電時に二酸化炭素を排出せず、エネルギー源を安定調達できるのが特徴。
           (日本経済新聞   2007. 8.24 15面)
           (化学工業日報   2007. 8.24  1面)
           (日刊工業新聞   2007. 8.24  8面)
       (フジサンケイビジネスアイ 2007. 8.24  7面)

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"E−086.東北大学の正田晋一郎教授らは、微生物などが糖を分解する酵素を最大で従来の3万倍の感度で検出できる技術を開発。
           (日経産業新聞   2007. 8.24  9面)

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"E−096.慶應義塾大学先端生命科学研究所の学生がたんぱく質の合成で、次世代のバイオ繊維として注目される素材「クモの糸」を大量生産する技術を開発、事業化に向けて会社設立の準備を進める。
           (日経産業新聞   2007. 8.28 18面)

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"E−097.農林水産業は2008年度から、稲わらや麦わらなど農業生産の副産物からバイオ燃料を生産する実証実験に着手。農業副産物の草類を原料にしたバイオ燃料の製造は研究段階にあり、実証実験は世界初。
           (読売新聞(夕刊) 2007. 8.28  2面)

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"E−103.信州大学工学部は加工食品の原料として使った大豆やリンゴなどの残渣から有効物質の多糖類を取り出す装置を開発。
           (日経産業新聞   2007. 8.29  1面)

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"E−105.農林水産省は来年度から、農薬の削減やコスト低下につなげることを目的に、土着の天敵が集落や農地にどの程度いるかを調べるための方法を開発。
           (日本農業新聞   2007. 8.29  3面)

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"F−010.理化学研究所と埼玉大の研究グループは4日、殺菌効果が高い波長の紫外線を、高効率で出すことが出来る発光ダイオード(LED)を開発したと発表。
           (東京新聞     2007. 9. 5  3面)

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"F−017.伊豆諸島の八丈島で植物性バイオディーゼル燃料をつくり、島内への燃料の安定供給を図ろうとする動きが本格化。
           (日刊工業新聞   2007. 9. 5 30面)

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"F−018.名古屋工業大学工学研究科の増田秀樹教授らの研究グループは、微生物などが鉄分を吸収する際に用いる有機物であるシデロフォアを用いて微生物を捕集する技術を開発。
           (日刊工業新聞   2007. 9. 5 22面)

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"F−024.地球環境産業技術研究機構は本田技術研究所を共同で、雑草を原料に汎用樹脂のポリプロピレンを合成する技術を開発。
           (日本経済新聞   2007. 9. 7 15面)

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"F−025.三井造船は6日、ガソリンの代替燃料となるバイオエタノールの生産性を従来法と比べて4倍に高める技術を開発したと発表。独自に育てた特殊な酵母を使い、サトウキビなどの原料から取り出した糖分を連続して発酵させる。
           (日本経済新聞   2007. 9. 7 13面)

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"F−029.物質・材料研究機構は7日、独自に開発し無償頒布中の新規物質「カーボンナノゲージ(CNC)」を用いて、茶に含まれる成分のカテキンとタンニンを分離する手法を考案したと発表。
           (日刊工業新聞   2007. 9. 8 13面)

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"F−045.米国マサチューセッツ工科大学の研究チームは、大きさ約1mmの線虫や微生物の遺伝子を瞬時に解析する微小チップ開発。
           (日経産業新聞   2007. 9.13  9面)

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"F−048.農業生物資源研究所などの研究グループは13日、特定の除草剤に耐性をもつイネを、必要な遺伝子だけをピンポイントで組み換えてつくることに世界で初めて成功したと発表。
           (毎日新聞(夕刊) 2007. 9.13  3面)
           (日経産業新聞   2007. 9.14  9面)
           (東京新聞     2007. 9.14  3面)
           (化学工業日報   2007. 9.14  5面)
           (日本農業新聞   2007. 9.14  9面)
           (産経新聞     2007. 9.14 30面)
       (フジサンケイビジネスアイ 2007. 9.14 13面)
           (茨城新聞     2007. 9.14 21面)
           (常陽新聞     2007. 9.14 11面)

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"F−050.研究用機器を開発・販売するラボや北海道大学は、植物の遺伝子から、育った土壌の環境を分析できるシステムを開発。開発には農研機構北海道農業研究センターなども参加。
           (日経産業新聞   2007. 9.14 22面)

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"F−058.農林水産省は稲や麦のわら、もみ殻といった農業の副産物からバイオ燃料(エタノール)を生産する実証事業を来年度から始める。モデル地区を2、3ヶ所選び、5年計画で実用化に向けた民間の実験プラント建設を支援。
           (中国新聞     2007. 9.16  7面)
           (茨城新聞     2007. 9.17  2面)

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"F−068.北海道東海大学工学部海洋環境科の木原稔准教授の研究グループは、クロマグロの仔魚が、20度C以下の低水温で孵化し、エサを食べさせることに成功。温暖な海域で育つクロマグロが低温でも飼育できた例は世界でも初めて。
           (化学工業日報   2007. 9.19  9面)

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"F−073.産業総合研究所界面ナノアーキテクトニクス研究センターの淺川真澄主任研究員は18日、分子が自己集合して形成する有機ナノチューブに蛍光物質を取り込ませることで、蛍光を発するナノチューブを開発したと発表。
           (常陽新聞     2007. 9.19  3面)

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"F−088.京都大学の研究チームは、日本イネの品種間にある遺伝子的な違いを突き止める手がかりになる分子マーカーを作成。
           (日経産業新聞   2007. 9.21 11面)

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"F−089.宮崎県林業技術センターは雲海酒造などと共同で、焼酎を造る際に発生する「焼酎かす」をシイタケの培地に混ぜ、収穫量やうまみ成分を増やす新たな栽培法を開発。
           (日経産業新聞   2007. 9.21 25面)

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