MICS NEWS Vol.9 Number 7
  
           2.食の安全
             

"D−172.欧州食品安全庁は、クローン技術で生まれた家畜の肉や乳製品の流通について、「より広範な調査が必要」との最終報告書を正式発表し、欧州委員会に慎重な対応を求めた。
              【日本農業新聞 7.25 朝刊  1面】


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"E−051.新潟大学と農研機構食品総合研究所は、酒類の原料植物をDNAで判別する技術を開発した。酒造会社の品質管理や偽装表示の判定向けなどへの需要を見込んでいる。
            【日経産業新聞 2008.8.12朝刊  8面】

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"E−082.神戸大学は産業技術総合研究所などと共同で、食品中に残る微量の農薬や添加物などの有害物質を検知する高感度センサーを開発した。遺伝子組換え技術によって大腸菌から人工的に作出した数種類の解毒酵素を使って、有害な物質の有無が数日で検出可能になる。 
          【読売新聞(大阪) 2008.8.21夕刊  1面】

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"E−083.米モンサント社のキム国際油糧業界担当ディレクターは、遺伝子組換え技術で機能面を強化した大豆などを軸に、日本市場へ販売攻勢をかける意向を示した。
         【日本農業新聞 2008.8.22朝刊  3面】
      【フジサンケイビジネスアイ 2008.8.23朝刊  7面】

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"E−087.水産総合研究センターは、天然マグロのトレーサビリティーシステムの開発に向けて、専用システム(J-Fish.net)による試験販売事業を開始した。購入調査を実施し、実用化を目指す。 
            【化学工業日報 2008.8.25朝刊  9面】

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"F−014.日立ソフトウェアエンジニアリングは、遺伝子の配列によって細菌やウイルスの種類を2日以内に特定する受託解析サービスを開始する。微生物を培養せずに独自の遺伝子解析ソフト「DNASIS」を使い解析を行うため、従来よりも大幅に期間が短縮できる。 
            【日経産業新聞 2008.8.29朝刊  1面】
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