MICS NEWS Vol.9 Number 9 
          7.健康 
… 食と健康、疾病  etc. …
             

"F−114.秋田県立大学で、ホウレンソウのカリウムを約4分の1にする水耕栽培法を開発。腎臓病患者でも生食できる水準で、腎疾患の食生活改善に向けた活用が期待される。 
          【日本農業新聞 2008.9.21朝刊  1面】

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"F−117.横浜市立大学は、細胞外マトリックス分子の一つである「ラミニン5」が、骨髄の間葉系幹細胞の増殖を促進することを見いだした。再生医療や医薬品、細胞研究材料への応用などを目指す。 
            【化学工業日報 2008.9.22朝刊  8面】

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"G−004.藤田保健衛生大学は、統合失調症のモデルマウスを作製し、大人のマウスであるにもかかわらず、脳の記憶をつかさどる海馬・歯状回部分に未熟で未発達な部分があることを世界で初めて発見した。統合失調症の客観的診断や治療法の開発につながるものと期待される。 
             【科学新聞 2008. 9.19    2面】

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"G−005.東北大学は、キイロショウジョウバエの性行動にみられる性差の原因の一つが、オスの脳だけに存在し、わずか20個からなる脳細胞P1の働きによることを突き止めた。性同一性障害などの理解や治療にもつながるものと期待される。
            【科学新聞 2008. 9.19    2面】

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"G−012.東京大学と徳島大学は、自己免疫病やアレルギー疾患とかかわりがある髄質上皮細胞の発生や成長に「RANKL」等のタンパク質が関与していることを見いだした。免疫反応を人為的に制御する技術につながる可能性がある。
             【朝日新聞 2008. 9.29朝刊 31面】

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"G−014.東京大学は、日中でも激しい眠気に見舞われたり、発作的な脱力などに襲われる「ナルコレプシー」の発症に関係する遺伝子を突き止めた。患者と健康な人のゲノムを解析し、チミンという塩基がシトシンに置き換わっているとナルコレプシー発症の危険性が1.8倍高いことが判明。 
             【毎日新聞 2008. 9.29朝刊  2面】
           【日経産業新聞 2008. 9.29朝刊 10面】

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"G−015.水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所は、乳酸菌と酵母を利用した海藻の発酵食品を開発した。ラットを使った試験で、肝臓に蓄積される中性脂肪を減らす可能性があることを確認した。 
             【産経新聞 2008. 9.29朝刊 20面】

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"G−038.大阪大学は、体内に侵入した異物を免疫細胞の一種が取り込んで分解するオートファジー(自食)の異常が、クローン病や痛風などの発症に関わっている可能性があることをマウスの実験で突き止めた。 
         【読売新聞(大阪) 2008.10. 6朝刊  2面】

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"G−041.信州大学は、日本の伝統的な発酵茶である碁石茶の発酵プロセス中から分離した乳酸菌「ラクトバチルス・プランタリウムOG1−3」に、花粉症の症状を抑える働きのあることを突き止めた。 
           【化学工業日報 2008.10. 6朝刊  9面】

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"G−059.京都大学の山中伸弥教授らは、世界で初めてガンになる恐れのあるウイルスを使わずに、iPS細胞を作製することに成功した。医療への応用と安全性の向上に期待。
             【朝日新聞 2008.10.10朝刊  1面】
             【読売新聞 2008.10.10朝刊  1面】
             【毎日新聞 2008.10.10朝刊  1面】
           【日本経済新聞 2008.10.10朝刊  1面】
           【日本経済新聞 2008.10.10朝刊 38面】
             【産経新聞 2008.10.10朝刊  1面】
             【産経新聞 2008.10.10朝刊  3面】
         【産経新聞(大阪) 2008.10.10朝刊  1面】
            【日経産業新聞 2008.10.10朝刊 1面】
     【フジサンケイビジネスアイ 2008.10.10朝刊 14面】
           【化学工業日報 2008.10.10朝刊  8面】
           【日刊工業新聞 2008.10.10朝刊  1面】
             【東京新聞 2008.10.10朝刊 10面】
             【茨城新聞 2008.10.10朝刊 22面】
             【京都新聞 2008.10.10朝刊  1面】
             【産経新聞 2008.10.11朝刊  2面】
             【薬事日報 2008.10.15朝刊  3面】

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"G−069.東洋新薬は、農研機構九州沖縄農業研究センターと共同で、サツマイモ品種「すいおう」の茎と葉を粉末化したものが、骨粗しょう症など更年期症状の改善に効果があることを、ラットを使った実験で確認した。 
           【化学工業日報 2008.10.14朝刊  6面】

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"G−074.岐阜大学は、カテキンを含む緑茶錠剤を飲み続けることで、大腸ポリープの再発が抑えられることを臨床試験で確認した。毎日飲む緑茶が多いほど再発が抑制されることも明らかとなった。 
           【日本経済新聞 2008.10.12朝刊 34面】

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"G−083.東京大学は、小児がんの神経芽細胞腫(神経芽種)の原因となる遺伝子変異(ALK)を見いだした。この遺伝子はすでに肺がんや悪性リンパ腫に関係があり、これを標的とした阻害剤の開発も始まっており、この遺伝子がつくる酵素の働きを抑えることで新たな治療法の開発が期待される。 
             【朝日新聞 2008.10.16朝刊 33面】
             【産経新聞 2008.10.16朝刊 24面】
             【東京新聞 2008.10.16朝刊  3面】

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"G−090.トランスジェニックは国立がんセンターと共同で、遺伝子組換えマウスを使って膵臓ガンの早期発見につながる抗体を開発し、測定方法とともに特許出願したと発表。
             【熊本日日新聞 2008.10.15朝刊  6面】

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