MICS NEWS Vol.9 Number 10
         3.技術・装置等の開発 … 生産技術、分析、医療・医薬 etc.

             

"H−005.医薬品開発業務受託のTTCと鳥取大学などは、腸管や口腔内で細菌などに感染したときに働く「IgA」抗体に着目し、唾液から花粉症を診断する方法を開発した。今後は、簡易診断キットとして実用化を目指す。 
           【日経産業新聞 2008.10.24朝刊 10面】

"
"H−013.神奈川県畜産技術センターは、黒毛和種の牛に生のおからを主食として与え、最高級の肉質に育てることに成功した。肥料価格高騰に悩む畜産農家への普及に期待。
          【神奈川新聞 2008.10.27朝刊 22面】

"
"H−028.農業環境技術研究所で行われている、リモートセンシング(衛星画像)を利用した水稲の作付面積を把握するための方法の開発についての紹介。 
             【常陽新聞 2008.10.29朝刊  5面】

"
"H−029.農研機構野菜茶業研究所やキリングループなどが開発した「緑茶葉の産地・品種判別法」が、第18回日本清涼飲料研究会で最高位の「日本清涼飲料研究会賞」を受賞した。同手法は、元素組成分析、DNA分析により科学的かつ客観的に産地・品種を判別できる。 
             【食品新聞 2008.10.29朝刊  3面】

"
"H−032.森永乳業は、特別な分析装置を使わずに15分で判定可能なノロウイルスの検査キット「イムノサーチNV」を開発し製品化した。研究用試薬として、主に保健所を対象に販売する。
           【日経産業新聞 2008.10.30朝刊 12面】

"
"H−033.北海道大学はトヨタ自動車などと共同で、微生物を用いてワンステップで乳酸ポリマーを合成する技術の開発に世界で初めて成功した。これまで困難だった光学異性体を選択的に合成可能に。
           【化学工業日報 2008.10.30朝刊  1面】
            【北海道新聞 2008.10.30朝刊  2面】

"
"H−043.広島県立総合技術研究所農業技術センターと都府立大学などは共同で、農林水産省の補助金により、樹液の流れを計測して果樹の水分を把握する新樹液流速計測システムを開発した。水やりの無駄を省き、果実の糖度を高める効果が期待できる。来年2月を目途に商品化を目指す。 
             【中国新聞 2008.11. 1朝刊 17面】

"
"H−046.理化学研究所は、死後に凍結して16年間保存していたマウスの細胞から、クローンマウスを誕生させることに世界で初めて成功した。マンモスなど絶滅動物を復活させる技術に期待。 
             【読売新聞 2008.11. 4朝刊  1面】
         【読売新聞(大阪) 2008.11. 4朝刊  1面】
             【毎日新聞 2008.11. 4朝刊 1・2面】
         【毎日新聞(大阪) 2008.11. 4朝刊  1面】
             【産経新聞 2008.11. 4朝刊  1面】
             【朝日新聞 2008.11. 4夕刊  1面】
           【日本経済新聞 2008.11. 4夕刊 16面】
             【東京新聞 2008.11. 4夕刊  8面】
             【神戸新聞 2008.11. 4夕刊  1面】
             【毎日新聞 2008.11. 5朝刊  3面】
         【毎日新聞(大阪) 2008.11. 5朝刊  3面】
           【日刊工業新聞 2008.11. 5朝刊 24面】
             【茨城新聞 2008.11. 5朝刊 22面】
             【毎日新聞 2008.11. 7朝刊  1面】
     【フジサンケイビジネスアイ 2008.11. 8朝刊 13面】
             【産経新聞 2008.11. 9朝刊  2面】
           【沖縄タイムス 2008.11. 9朝刊  1面】

"
"H−049.タカラバイオは農研機構動物衛生研究所と共同で、ウシ白血病ウイルスを約2時間で検出可能な試薬「CycleavePCRウシ白血病ウイルス検出キット」を開発し製品化した。 
           【日刊工業新聞 2008.11. 4朝刊 11面】
              【京都新聞 2008.11. 4朝刊 7面】
           【日経産業新聞 2008.11. 5朝刊 14面】

"
"H−050.茨城大学では、スウィートソルガムを活用したアルコール生産についての研究に取り組み、最適な栽培技術やアルコール発酵生産に関する開発を進めている。 
           【茨城新聞 2008.11. 4朝刊 11面】

"
"H−055.理化学研究所は、運動や言語などの機能をつかさどる脳組織の一部「大脳皮質」を、ヒトのES細胞から作ることに成功した。数種類の細胞が数多く組み合わされた脳組織の作製は世界初。 
             【毎日新聞 2008.11. 6朝刊 10面】
           【日本経済新聞 2008.11. 6朝刊 42面】
           【化学工業日報 2008.11. 6朝刊 11面】

"
"H−056.JA全農は、3時間程度で牛、豚、鶏の堆肥成分を分析できる機器を開発した。来春以降の本格普及を目指す。化学肥料を削減し、施肥コストの低減に期待。
          【日本農業新聞 2008.11. 6朝刊  1面】

"
"H−059.山口大学は、タミフルの原料となる「シキミ酸」をコーヒー粕麹から量産することに世界で初めて成功した。 
           【化学工業日報 2008.11. 6朝刊  1面】

"
"H−062.農研機構食品総合研究所は国際生命科学研究機構と共同で、食後の消化過程をモデル化し、食品や食事そのものにおける食後血糖値への影響を評価する「食後血糖応答予測手法(GR法)」を開発した。 
           【食品産業新聞 2008.11. 6朝刊  1面】

"
"H−068.静岡県茶業研究センターなどは、低コストで茶の生葉から粉末茶を作る新たな製茶法を確立し、来年度中の実用化を目指す。製法は、LPガスを使って約170度の高温にした湿度の高い熱気を茶葉に当てて製茶し、粉砕する。
           【日本農業新聞 2008.11. 8朝刊 16面】

"
"H−069.島根県中山間地域研究センターは、竹パウダーを混入した発酵飼料を飼育牛に給与すると増体率が高くなることを確認した。中山間地域に繁茂する竹林問題の解決に向け、竹の有効利用と自給飼料化を目指す。 
           【日本農業新聞 2008.11. 8朝刊 16面】

"
"H−070.福島県林業研究センターは、ナラ枯れの被害木をほだ木として利用し、ナメコを栽培する実証試験を始めた。害虫駆除だけで終わらせず、被害木の有効利用を図るのが目的で、山主に積極的に足を運んでもらうことで里山再生にもつなげ、一石三鳥を期待している。 
             【河北新報 2008.11. 8朝刊 30面】

"
"H−084.東京大学、高エネルギー加速器研究機構、産業技術総合研究所は、薩摩硫黄島で宇宙線を使い活火山の内部を透視することに世界で初めて成功した。
             【朝日新聞 2008.11.12夕刊 15面】

"
"H−093.琉球バイオリソース開発は農研機構及び森林総合研究所と共同で、サトウキビの搾りかす「バガス」を抗酸化性食物繊維素材として食品利用する技術を開発した。「バガスを利用した食物繊維素材の製造方法」が、2008年度九州地方発明表彰で、中小企業庁長官奨励賞を受賞した。 
           【沖縄タイムス 2008.11.15朝刊  7面】
             【琉球新報 2008.11.15朝刊  4面】

"
"H−095.青森県工業総合研究センター弘前地域技術研究所は、廃棄されるアメリカオオアカイカの表皮から、コラーゲンを効率的に抽出する技術を開発した。
             【東奥日報 2008.11.15朝刊  4面】
"

"H−097.長崎県工業技術センターは県内の企業と共同で、世界最小の携帯型非破壊糖度計を開発した。これまでのように、品種や収穫時期に応じて糖度を推定する計算式を更新する必要がなく、メンテナンス作業が大幅に低減。 
             【長崎新聞 2008.11.16朝刊  4面】

"



もどる


(c)Copyright 2000 by Food Microscience Network
All rights reserved