MICS NEWS Vol.9 Number 11
         3.技術・装置等の開発 … 生産技術、分析、医療・医薬 etc.

             

""H−103.日本気象協会と防災科学技術研究所は、関東地方に設置した研究用の高性能レーダー(ドップラーレーダー)観測網(X−NET)を使い、風速15以上の「強風域」となる場所を1時間前にほぼピンポイントで予測する技術の開発に成功した。「ゲリラ豪雨」の予測にも応用が可能。 
             【茨城新聞 2008.11.18朝刊 21面】

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"H−111.産業技術総合研究所と旭化成ファーマは共同で、ゲノム情報データベースから候補遺伝子のリン酸化能力を調べ、免疫抑制剤ミゾリビンの血中濃度を測定できる酵素「ミゾリビン酸化酵素」をバクテリアから発見し、効率的な製造技術も開発した。 
            【化学工業日報 2008.11.21朝刊  8面】

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"H−113.農研機構中央農業総合研究センターは、開発中の「食の安全・安心に貢献する田植えロボット」が、経済産業省などが主催する「今年のロボット」大賞2008の優秀賞に選ばれたと発表した。 
           【日本経済新聞 2008.11.24朝刊 12面】
           【日刊工業新聞 2008.11.24朝刊  2面】
           【日経産業新聞 2008.11.25朝刊 11面】
           【日本農業新聞 2008.11.28朝刊  9面】

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"H−121.広島県立農業技術センターは、熱帯原産で根が地下1メートルまで伸びるマメ科の「セスバニア・ロストアラータ」を緑肥として使う研究に取り組んでいる。土壌や排水の改善、麦や大豆の収量アップが見込める。 
             【中国新聞 2008.11.22朝刊 16面】

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"I−004.仙台市で、予測が難しい集中豪雨や突風を、気圧や風速などの観測データを基に予測する技術「ダイナミックダウンスケール」を紹介するシンポジウムが開催された。農研機構東北農業研究センターの菅野やませ気象変動研究チーム長が、「狭い地域ごとの風や気候が分かれば、風で移動する病害虫に対する減農薬に有効」などと述べた。 
             【河北新報 2008.11.26朝刊 16面】

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"I−005.長浜バイオ大学や滋賀県工業技術総合センターなどは、インフルエンザウイルスを現在の検査法の10倍の感度で検出できる手法を開発した。抗体に蛍光物質を施し、ウイルスと結びついた抗体にレーザー光を当てることにより確認する。症状の軽い段階から診断ができ、10から20分要した検査時間も二分の1からから四分の一に短縮される。 
             【東京新聞 2008.11.26夕刊  8面】

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"I−008.伊藤園と長崎大学は、デジタルカメラを改良した簡便なセンサーを用い、茶葉の生育状況を数値化する技術を開発した。茶摘み時期の判定などへの応用が期待される。
             【日本農業新聞 2008.11.27朝刊 16面】

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"I−012.広島大学などは、ニワトリに抗体を含む卵を産ませる研究に取り組んでいる。医薬品作りに必要な抗体を、低コストで量産することを目指す。  
             【中国新聞 2008.11.27朝刊  1面】

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"I−022.農研機構中央農業総合研究センターなど全国6つの試験研究機関が、06年度からチームを組み大豆収量減の原因究明や対策について共同研究を行っており、田畑輪換における収量低下の原因である地力低下には、緑肥や堆肥などの有機物施用が有効であることを明らかにしている。 
           【日本農業新聞 2008.12. 2朝刊 14面】

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"I−027.11月29日に東京農業大学で開催された「飼料高騰とわが国の肉牛業界の未来を考える」をテーマとしたシンポジウムの中で、同大の信岡教授は、肉牛への飼料米給与について紹介し、利用拡大の可能性を示唆した。 
           【日本農業新聞 2008.11.30朝刊  2面】

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"I−032.ワコムアイティは、岡山県総合畜産センターなどと共同で、牛の発情時期を自動的に検知し通報するセンサーを開発し、実証実験を開始した。牛にベルト状のセンサーを取り付け、発情行動を検知するとパソコンや携帯電話に通報する。
           【フジサンケイビジネスアイ 2008.12. 3朝刊 14面】

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"I−035.農研機構畜産草地研究所は、12月3日及び4日に茨城県つくば市で、平成20年度問題別研究会「牛における受胎率低下要因の解明と対策技術の開発」を開催した。この中で、酪農学園大学の堂地教授が、飼育管理のポイントを「栄養」、「環境」、「作業」の3点で指摘した。 
           【日本農業新聞 2008.12. 4朝刊 12面】

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"I−052.産業技術総合研究所と日本電子は、大気圧のまま食品など湿った試料や溶液中の試料を観察できる大気圧走査電子顕微鏡(ASEM)を開発した。
           【化学工業日報 2008.12. 9朝刊  1面】

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"I−056.プリオン病の診断、治療技術についての研究状況についての紹介。血液や尿を検体とした早期診断技術や、発症を遅らせる技術などの開発が進んでいる。
           【日経産業新聞 2008.12. 9朝刊 11面】
           【日経産業新聞 2008.12.10朝刊  9面】

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