MICS NEWS Vol.9 Number 11
          4.製品開発 … 食品、医療・医薬、サービス etc.              

"H−101.農研機構作物研究所が開発したパン用小麦「ユメシホウ」を使用したつくば発地産地消のパン作りが始まった。地元の農家が生産し、旗振り役の「パンの街つくばプロジェクト」のメンバー店が製造・販売する。香りが豊かで、しっとり、もちもち感があると好評で、生産が追いつかない状況であり、増産を望む声が強まっている。 
           【日本農業新聞 2008.11.16朝刊 10面】

"
"H−102.日本原子力研究開発機構は、抗菌成分であるヒバ油を高濃度に担持する生分解性ゲル剤の開発に成功した。ヒバ油は青森ヒバから抽出し、ゲル剤もセルロースのため100%天然素材の抗菌ゲルが製造できる。除菌性消臭剤や芳香剤などに応用が可能であり、トイレタリーメーカーなどと商品開発を進める意向。
           【化学工業日報 2008.11.18朝刊  1面】

"
"H−120.九州工業大学などは、サンゴを食い荒らす「オニヒトデ」を海中で見つけだし、駆除するロボットの開発を進めている。 
             【朝日新聞 2008.11.22朝刊 39面】

"
"H−126.バイオベンチャーの北海道システム・サイエンスは、PCR法を用いた食品のDNA鑑定事業に参入した。肉、魚、コメなどの穀類、微生物、遺伝子組換え植物など、検査期間を従来より大幅に短縮し、食品メーカーや小売業者からの偽装表示などの分析依頼に対応する。 
        【日経MJ(流通新聞) 2008.11.26朝刊  4面】

"
"I−020.宮崎県の櫻の郷醸造は、農研機構九州沖縄農業研究センターが育成した、焼酎向け品種の赤いも「ときまさり」を原料にした焼酎の仕込みを開始した。
           【南日本新聞 2008.11.29朝刊  8面】

"
"I−024.産業技術総合研究所は、高性能な有機色素による「色素増感型太陽光発電」を開発した。次世代太陽光発電として期待され、世界最高レベルの変換効率7.6%を達成し、耐久性も2000時間に向上。 
             【環境新聞 2008.11.26    3面】

"
"I−044.産業技術総合研究所は、現在使われているゼオライトに比べ、2倍のCO2を回収できる吸着剤(非晶質のアルミニウムケイ酸)を開発した。  
           【日経産業新聞 2008.12. 5朝刊  9面】

"
"I−045.山形県川西町の「樽平酒造」は、県工業技術センターと共同で、ダリアの花から抽出した酵母で仕込んだ特別純米酒「ダリア酵母仕込 ダリア物語」を開発した。
          【山形新聞 2008.12. 5朝刊  4面】

"



もどる


(c)Copyright 2000 by Food Microscience Network
All rights reserved