MICS NEWS Vol.9 Number 13
          4.製品開発 … 食品、医療・医薬、サービス etc.              

"J−084.島根大学は、ギャバ(γアミノ酪酸)を白米部分に高濃度で含む稲の作出に成功し、国内特許も取得した。玄米でなくても摂取できるのが特徴。GM作物のため段階的に栽培試験を行い、2、3年後の野外試験を目指す。  
           【日本農業新聞 2009. 1.15朝刊  3面】

"
"J−086.種苗会社や公的研究機関は、農産物直売所の台頭などで、野菜や花、果樹、米、きのこなどに「個性」が求められるようになってきたことで、農家と消費者の双方を魅了しようと新たな品種の開発に余念がない。2009年勝負をかける品種を紹介した5回連載記事。 
           【日本農業新聞 2009. 1. 6朝刊 16面】
           【日本農業新聞 2009. 1. 7朝刊 14面】
           【日本農業新聞 2009. 1. 8朝刊 14面】
           【日本農業新聞 2009. 1.14朝刊 14面】
           【日本農業新聞 2009. 1.15朝刊 14面】

"
"J−087.岐阜大学が開発した、ニホンザルの鳴き声を検知して居場所を突き止めるシステムが実用段階を迎えている。猿が興奮時に発する声を畑に設置した小型マイクで判別し、居場所を特定する。同時に光や音で撃退する装置も併せて開発した。 
           【日本農業新聞 2009. 1.14朝刊 13面】

"
"J−088.農林水産技術会議事務局の中谷誠技術広報官が品種登録に関わった、農研機構作物研究所で育成したサツマイモ「クイックスイート」での失敗から、大発見した育成のこぼれ話。 
           【農業共済新聞 2009. 1.14    6面】

"
"J−096.農研機構野菜茶業研究所、日本製紙グループ、アサヒビールなどは産学官連携で、飲めばストレスや疲れが軽くなる効果のある茶品種の育成・食品開発プロジェクトに、今年度より3年かけて取り組む。紫色の色素「アントシアニン」を多く含む系統を選抜し、今年度中に品種登録をして、ストレスの多い都会人向けに新たな商品開発を目指す。 
           【日本農業新聞 2009. 1.20朝刊  1面】
           【日刊工業新聞 2009. 1.23朝刊 17面】

"
"J−098.ハウス食品は、農研機構と共同開発したジャポニカ米とインディカ米を掛け合わせたカレーに合う新品種米「華麗米(かれいまい)」を、1月22日の「カレーの日」に合わせて1月21日からハウス食品の通販サイト「ショップハウス」にて5千セット限定で販売する。 
           【日本経済新聞 2009. 1.20朝刊 29面】
           【日経産業新聞 2009. 1.21朝刊 15面】
           【日本農業新聞 2009. 1.23朝刊  7面】
           【日本証券新聞 2009. 1.23朝刊  4面】
           【日経MJ   2009. 1.23朝刊 19面】

"
"J−106.森林総合研究所と東京農工大学などは共同で、木材の主要成分リグニンから、エポキシ樹脂の3倍の接着強度がある高機能接着剤を開発した。ステンレスなどの金属同士の接着もでき、分子構造を変えれば機能性フィルムの樹脂材料などへの応用も可能。林地残材や製茶工場で発生するお茶ガラなどの廃棄物から製造でき、バイオマス有効利用手段として期待。 
           【化学工業日報 2009. 1.23朝刊  9面】
           【日刊工業新聞 2009. 1.23朝刊 22面】
           【日経産業新聞 2009. 1.23朝刊 10面】
             【常陽新聞 2009. 1.26朝刊  4面】

"
"J−110.(株)ホト・アグリは、ハウス栽培用に開発した発光ダイオード(LED)の販売を始め、併せて栽培ノウハウも提供する。葉物野菜のポリフェノールを増加させて機能性を高めたベビーリーフなどを商品化。 
           【日本農業新聞 2009. 1.18朝刊  1面】

"
"J−124.神奈川県藤沢市の農家が組織する「さがみ地粉の会」は、地粉パンの商品化を目指し、今シーズンから農研機構作物研究所が育成した製パン適性の小麦「ユメシホウ」の試験栽培を始めた。 
           【日本農業新聞 2009. 1.23朝刊 11面】

"
"K−008.九州大学や鳥越製粉など産学の9機関は共同で、糖尿病や肥満の予防など健康によい米粉パンを目指し、グルテンのない米粉を小麦粉そのものの代替にする開発を進めている。 
            【西日本新聞 2009. 1.25朝刊 13面】

"
"K−031.(株)植物ゲノムセンターは、遺伝子解析技術でイネの品種改良を行った種子を、全国30カ所以上の農業生産法人などに提供している。10年以上かかる品種改良を2、3年に短縮、開花時期の調整をつかさどる遺伝子の特定にも成功している。 
           【日経産業新聞 2009. 1.30朝刊 25面】

"
"K−045.生協では、米で飼育した鶏卵の販売への取り組みが拡大している。休耕田の活用や食料自給率向上を目的に、「こめたまご」などのブランドで販売しているが価格が高い。食料自給率向上のため少々高くても買うという消費者の理解や、飼料米の生産コスト低減技術の開発などで継続が図られている。 
             【毎日新聞 2009. 2. 4朝刊 12面】

"
"K−046.家畜改良センター岡崎牧場が2006年に育成した卵肉兼用の国産鶏「岡崎おうはん」の本格生産が全国各地で始まった。産卵能力が高い、黄身が大きいなどが特徴。
            【日本農業新聞 2009. 2. 1朝刊  1面】

"
"K−052.静岡県農林技術研究所茶業研究センターは、9年ぶりに茶の新品種候補を開発した。晩生で「やぶきた」と組み合わせた栽培が可能。 
             【静岡新聞 2009. 2. 4夕刊  1面】

"



もどる


(c)Copyright 2000 by Food Microscience Network
All rights reserved