MICS NEWS Vol.9 Number 13 
          7.健康 
… 食と健康、疾病  etc. …
             

"J−078.生理学研究所は、ガムを噛むなど咀嚼が脳を活性化することを、脳波を用いて世界で初めて科学的に検証した。脳のどの部位が活性化しているかや、どのように作用しているかなどの詳細は不明。 
             【科学新聞 2009. 1. 9    7面】

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"J−118.シスメックスは、細胞のがん化などに関わりがある遺伝子の変化を、独自の試薬を使って迅速に検出する技術を開発した。大腸がん検診に応用できれば、血液を使って2-3時間で早期に高精度な検査が可能。検査技術の実用化を目指し、ドイツのエピジェノミクス社と共同研究を開始する。 
           【日経産業新聞 2009. 1.22朝刊  1面】

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"J−122.弘前大学や青森県工業総合研究センターなどは共同で、ナガイモに抗インフルエンザウイルス活性成分があることを見いだした。試験管でウイルスと1分間接触させると細胞への感染が抑制できることを確認。抗ウイルス活性を損なわない加工処理を行えば、アイスクリームやドリンク剤などの加工食品、除菌スプレーなどの実用化が期待される。 
           【日本農業新聞 2009. 1.22朝刊 17面】

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"K−008.九州大学や鳥越製粉など産学の9機関は共同で、糖尿病や肥満の予防など健康によい米粉パンを目指し、グルテンのない米粉を小麦粉そのものの代替にする開発を進めている。 
            【西日本新聞 2009. 1.25朝刊 13面】

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"K−042.中国山東省の医療研究チームは、健常人の皮膚細胞やパーキンソン病患者の細胞などを使い、中国で初めてヒトクローン胚の作製に成功した。  
             【産経新聞 2009. 2. 3朝刊 23面】
             【東京新聞 2009. 2. 3朝刊  3面】

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"K−049.理化学研究所などは、エチゼンクラゲやミズクラゲから抽出したタンパク質「ムチン」を利用して、手足が痛む「変形性関節症」の治療効果が高まることを発見した。軟骨の劣化の度合いが約2倍改善し、クラゲの有効活用になると期待される。 
           【日経産業新聞 2009. 2. 2朝刊 11面】

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"K−061.バイオベンチャーのシー・アイ・バイオは、歯垢ができにくいオリゴ糖の一種「サイクロデキストラン」を配合した甘味料「黒糖はちゅら」を発売する。「サイクロデキストラン」は、農研機構食品総合研究所などの研究で、歯垢の基になる物質を抑制する効果があることを確認した「サイクロデキストラン」を使った甘味料が発売された。 
        【日経MJ(流通新聞) 2009. 2. 5朝刊 19面】
           【日本経済新聞 2009. 2.11朝刊 12面】

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