MICS NEWS Vol.9 Number 14
          4.製品開発 … 食品、医療・医薬、サービス etc.              

""K−077.米国食品医薬品局(FDA)は、GTCバイオセラピューティクスに対し、遺伝子操作した動物から製造する医薬品を初めて認可した。新薬は血栓症にかかりやすい難病の治療薬で、4〜6月期に米国で販売される。 
           【日本経済新聞 2009. 2. 8朝刊  5面】

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"K−079.米食品医薬品局は(FDA)は、ヒトの遺伝子を組み込んだ「遺伝子組換えヤギ」の乳から作った血液凝固剤「アトリン」を承認した。組換え動物を使用した製品としては初。
           【朝日新聞 2009. 2. 9夕刊  1面】

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"K−092.石川県農業研究センターと岩手大学、JA根上、広見製麺所は共同で、低タンパク米「春陽」を使用した米粉うどんを開発した。食感に優れ、食事制限が必要な病院食などへの活用が期待されている。また、発芽玄米を使用した米粉めんの開発も進めており、コメの需要の拡大につなげたい考え。 
             【北国新聞 2009. 2.14朝刊  4面】

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"K−098.環境工学は青森県工業総合研究センターと共同で、トウモロコシデンプンを原料とした化合物「シクロデキストリン」から、界面活性剤やポリフェノール用の吸着剤を開発した。 
           【日経産業新聞 2009. 2.18朝刊 17面】

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"K−112.島根大学は、遺伝子組換え技術で、白米にギャバを高濃度で含むコメの開発に成功した。高付加価値米として中山間地域や離島の農業振興に役立てたい考え。
           【山陰中央新報 2009. 2.21朝刊 24面】

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"L−009.京都大学再生医科学研究所は、細胞や食品の凍結保存向けに安全性が高く、安価な保護剤を開発した。 
           【日経産業新聞 2009. 2.25朝刊 13面】

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"L−016.農研機構近畿中国四国農業研究センターは、日本で初めてとなる二条裸麦「ユメサキボシ」を育成した。六条裸麦に比べ粒が大きく、赤かび病や大麦縞萎縮病、うどんこ病などの主要病害に強いとして、今後は国産裸麦の生産拡大の起爆剤として普及を進めていくとしている。 
           【日本農業新聞 2009. 2.27朝刊  1面】
             【中国新聞 2009. 2.27朝刊 21面】

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"L−017.農研機構近畿中国四国農業研究センターは、製粉特性・製めん性に優れた小麦の新品種「ふくはるか」を育成した。収穫期が従来品種「農林61号」より4日早い。粉がさらさらしていて製粉しやすい、めんを延ばした時も切れにくいなどの特徴があり、そうめんやうどんに適している。 
             【中国新聞 2009. 2.27朝刊 21面】
           【日本農業新聞 2009. 2.28朝刊 16面】

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"L−031.群馬県繊維工業試験場は、大豆かすやバナナの皮などの食品廃棄物を使った布地を開発した。衣類やインテリア類などの製品化を目指す。 
             【上毛新聞 2009. 2.27朝刊  7面】

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"L−034.新品種産業化研究会(事務局=農林水産先端技術産業振興センター)は、「油糧米」の活用拡大に向け、産学官・農商工連携による取り組みを開始し、米油の消費拡大や米ぬかの有効利用で産業化を目指す。 
           【日本農業新聞 2009. 3. 2朝刊  1面】

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"L−039.(株)インプランタイノベーションズは、実験用遺伝子組み換え植物の栽培支援事業を4月から始める。韓国の遺伝子組み換え実験ほ場で受託栽培することで、日本での申請・品目の絞り込み、コスト低減など効率的な開発が可能となる。
          【化学工業日報 2009. 3. 4朝刊  9面】

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"L−056.産業技術総合研究所は、室内向け光触媒にくもり止めの機能を持たせる技術開発に成功した。台所や洗面所、風呂などの水回りで使用する建材向けとして3年以内の実用化を目指す。 
           【日経産業新聞 2009. 3. 5朝刊 11面】

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"L−061.山崎製パンは、食後の血糖値の上昇を抑える効果があるとされる難消化性デンプンを含んだ食パンを、特定保健用食品として4月から販売する。 
           【日経産業新聞 2009. 3. 6朝刊 15面】

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"L−062.群馬県立産業技術センターは、ナタデココに食感が似たコンニャクの加工法の開発に成功した。 
           【日本農業新聞 2009. 3. 6朝刊 13面】

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"L−070.カンキツでは皮を手でむきやすく、食べやすいデコポンなどの品種の消費が伸びている。丸ごと食べられるブドウ品種や渋皮がむきやすいクリなど、包丁不要の果物が注目されている。
           【日本経済新聞 2009. 3.11朝刊 24面】

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"L−080.農研機構農村工学研究所とショーボンド建設(株)は、目地やひび割れなど農業水路の補修材として、損傷した箇所にテープを張るだけで漏水が防げる「AGテープ」を開発した。 
           【日本農業新聞 2009. 3.13朝刊 16面】

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"L−088.(株)微生物科学研究所は、ズッキーニ黄斑モザイクウイルスの感染を防止する植物用のワクチン「キュービオZY−02」を販売する。 
           【日本農業新聞 2009. 3.13朝刊  1面】

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"L−092.田中貴金属工業(株)と大阪大学微生物病研究所感染症国際研究センターは共同で、抗体と金ナノコロイドを用いて、H5N1型鳥インフルエンザを短時間で検出できる試薬を開発した。 
         【日刊工業新聞工業 2009. 3.17朝刊 14面】


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