MICS NEWS Vol.10 Number 5
  
        1.食品機能  … 機能の発見、製品化 etc. …

"E−010.農研機構東北農業研究センターと岩手大学、(株)サカタのタネは共同で、積雪下で越冬性を持つハクサイの新品種の研究、開発を進めている。開発により冬季の農地の有効利用(水田転作)、農家の安定的な収入確保、地産地消の推進などが期待される。 
             【岩手日報 2009. 7.28朝刊  5面】

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"E−026.農業生物資源研究所は、コメ内部のタンパク質同士を強固につないで網目構造を作る化学結合(ジスルフィド結合)の仕組みを解明し、2つの酵素(Ero1、PDI)が関与していることを突き止めた。また、開発中のパン用米粉(esp2米粉)に、ジスルフィド結合が極めて多いことも明らかにした。 
           【日経産業新聞 2009. 8. 4朝刊 11面】
           【化学工業日報 2009. 8. 5朝刊  9面】

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"E−047.森林総合研究所と東京工業大学は、栽培きのこでは初めてとなる、シイタケのゲノム情報を解読した。品種改良や産地偽装の防止に役立つ。 
             【産経新聞 2009. 8.10朝刊 11面】
         【産経新聞(大阪) 2009. 8.10朝刊  8面】
           【日本農業新聞 2009. 8.18朝刊 14面】

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"E−052.長野市の千野倫明氏は、個人育成したモモ「箱入娘なな」を品種登録し、地元の農家を中心に苗木を供給して産地づくりを始めた。糖度の高さ肉質の良さが特徴。
        【日本農業新聞 2009. 8.13朝刊 10面】

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"E−055.長野県野菜花き試験場は、ブドウのように房のまま収穫するミニトマトの新品種「房美人」を育成した。房が小さくまとまり、成熟のばらつきが少ないため房のまま収穫でき、作業の省力化ができる。今年3月に農林水産省に品種登録を申請し、2011年度から種の販売を始める。 
           【信濃毎日新聞 2009. 8.13朝刊  8面】

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"E−066.英国食品基準局は、農薬や化学肥料の使用を減らして作られた有機食品のビタミンCやカルシウムなどの主要10栄養素は、一般的な食品とほぼ同等で、取り立てて健康に好ましい効果をもたらすことにはならないとの調査結果を明らかにした。
           【毎日新聞 2009. 8.14朝刊 14面】





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