MICS NEWS Vol.10 Number 6          5.生体機能 … 機能の発見、製品開発 etc.
             

""F−001.農業生物資源研究所は、イネのいもち病菌は、イネ表面のワックス成分を認識すると多糖類α-1、3グルカンが菌の表面を覆い、これによってイネの自然免疫システムに探知されずに感染することを見いだした。いもち病菌に強い抵抗性イネの開発や免疫力を高める薬剤開発などに期待。 
           【化学工業日報 2009. 8.25朝刊 14面】
           【日本農業新聞 2009. 8.28朝刊 18面】
           【日刊工業新聞 2009. 9. 1朝刊 26面】

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"F−002.農研機構北海道農業研究センターは、シロイヌナズナを使い、植物の耐凍性を制御する4つの遺伝子のうち、CSP3遺伝子が耐凍性に関与していることを突き止めた。野菜や果樹など凍害や霜害に強い品種の開発が期待される。 
            【北海道新聞 2009. 8.20朝刊  2面】
           【日経産業新聞 2009. 8.25朝刊 11面】
           【化学工業日報 2009. 8.26朝刊  9面】
           【日本農業新聞 2009. 8.27朝刊 16面】
     【フジサンケイビジネスアイ 2009. 8.31朝刊 13面】

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"F−004.農業生物資源研究所は愛知県農業総合試験場などと共同で、「陸稲(おかぼ)」から、新しいタイプのいもち病抵抗性遺伝子(pi21)を発見し、ゲノム情報を利用して美味しくいもち病に強いイネ「中部125号」の開発に成功した。この成果の概要は、米国科学雑誌「サイエンス」の2009年8月21日号で公開された。
    【NHK総合 2009. 8.21    5・6・7時台  放送】
     【NHK茨城県域デジタル1 2009. 8.21
                           12・18時台  放送】
  【化学工業日報 2009. 8. 朝刊   4面】
  【読売新聞 2009. 8.21朝刊  2面】
             【毎日新聞 2009. 8.21朝刊 28面】
           【日本経済新聞 2009. 8.21朝刊 34面】
           【日経産業新聞 2009. 8.21朝刊  9面】
           【日本農業新聞 2009. 8.21朝刊  1面】
             【茨城新聞 2009. 8.21朝刊 23面】
             【常陽新聞 2009. 8.21朝刊  9面】
             【北国新聞 2009. 8.21朝刊 29面】
             【中日新聞 2009. 8.21朝刊 29面】
           【日刊工業新聞 2009. 8.24朝刊 20面】
     【フジサンケイビジネスアイ 2009. 8.26朝刊 12面】
    【Science/AAAS/News this Week 2009. 8.21 配信】
 【NIKKEI NET 2009. 8.21 配信】
 【socialnet 2009. 8.21 配信】
 【U.S.FrontLine 2009. 8.21 配信】
 【asahi.com 2009. 8.21 配信】
 【共同通信 2009. 8.21 配信】
  【北海道新聞Doshin web 2009. 8.21 配信】
 【東奥日報Web東奥 2009. 8.21 配信】
  【秋田魁新報さきがけon The Web 2009. 8.21 配信】
  【河北新報Web 2009. 8.21 配信】
  【下野新聞SOON 2009. 8.21 配信】
  【東京新聞TOKYO Web 2009. 8.21 配信】
  【神奈川新聞カナコロ 2009. 8.21 配信】
 【山梨日日新聞WEB版 Miljan 2009. 8.21 配信】
 【静岡新聞Web 2009. 8.21 配信】
            【京都新聞Web 2009. 8.21 配信】
 【福井新聞ONLINE 2009. 8.21 配信】
  【神戸新聞NEWS 2009. 8.21 配信】
  【中国新聞ONLINE 2009. 8.21 配信】
  【山陽新聞WEB NEWS 2009. 8.21 配信】
  【山陰中央新報ONLINE NEWS 2009. 8.21 配信】
  【四国新聞SHIKOKU NEWS 2009. 8.21 配信】
  【徳島新聞Web 2009. 8.21 配信】
  【西日本新聞Web 2009. 8.21 配信】
 【長崎新聞Web 2009. 8.21 配信】
  【大分合同新聞oita-press 2009. 8.21 配信】
 【デイリースポーツonline 2009. 8.21 配信】

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"F−008.東京大学は、真珠の美しい光沢が生まれる構造として、殻の内側の
真珠層に特異的に結合している2種類のタンパク質を発見した。このたんぱく質
の働きにより、真珠層が薄い層状に成長して独特の光沢ができることを解明し
た。           【朝日新聞 2009. 8.18朝刊 34面】
             【毎日新聞 2009. 8.25朝刊 22面】

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"F−010.名古屋大学と九州大学は、農業生物資源研究所や理化学研究所と共同で、洪水時に背丈が最大10bになって水没を免れる「浮きイネ」の遺伝子を発見した。人工交配で通常のイネに同じ性質をもたせることにも成功した。  
           【日本経済新聞 2009. 8.20朝刊 38面】
             【産経新聞 2009. 8.20朝刊 22面】
           【日経産業新聞 2009. 8.20朝刊 12面】
           【日刊工業新聞 2009. 8.20朝刊 21面】
           【日本農業新聞 2009. 8.20朝刊 14面】
             【中日新聞 2009. 8.20朝刊  3面】
             【毎日新聞 2009. 8.20夕刊  8面】
             【朝日新聞 2009. 8.24朝刊 14面】

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"F−013.農業生物資源研究所は、光受容体「フィトクロム」が、植物唯一の赤色光を感知する受容体であることを証明した。光と耐病性やストレス耐性などの現象を解明するための切り口となることが期待される。 
           【化学工業日報 2009. 8.28朝刊  9面】
             【常陽新聞 2009. 8.29朝刊  2面】

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"F−014.マックス・プランク植物育種学研究所は、多年生植物の開花調節など3つの多年生形質に寄与している遺伝子(PEP1)を発見した。 
             【科学新聞 2009. 8. 7    3面】

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"F−028.農業生物資源研究所などの研究で、トノサマバッタの仲間が大発生し、形態や行動が戦闘的に変化するのは、高い生息密度における体の接触や分泌物による刺激が関与していることが明らかになってきた。 
           【日本経済新聞 2009. 8.23朝刊 11面】

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"F−037.理化学研究所は、無重力状態で受精させたマウスが誕生する確率は、地上の半分しかないことを突き止めた。ほ乳類の調査では初。 
             【朝日新聞 2009. 8.25夕刊 14面】
             【毎日新聞 2009. 8.25夕刊  8面】

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"F−056.基礎生物学研究所は、シロイヌナズナを材料として、花粉管側で卵装置を認識する因子を突き止めた。 
             【科学新聞 2009. 8.28    1面】

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"F−059.理化学研究所と筑波大学、奈良先端科学技術大学院大学などは共同で、細胞が分裂するために必要な新たな遺伝子(HPY2)を、シロイヌナズナを使った実験で発見した。
             【朝日新聞 2009. 9. 1朝刊 11面】

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"F−060.理化学研究所植物科学研究センターは、植物細胞の成長を抑制する遺伝子「GTL1」を発見した。植物成長の過程の解明に役立ち、成長を加速できれば作物の収量増加やバイオマスエネルギーの確保につながると期待される。
           【日経産業新聞 2009. 9. 2朝刊  9面】

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"F−066.森林総合研究所は放送大学、愛媛大学と共同で、マツ材線虫病の媒介昆虫「マツノマダラカミキリ」の染色体上に、説足動物や線虫類の共生細菌「ボルバキア」の遺伝子が、種の壁を越えた生物間で転移していることを見いだした。
          【化学工業日報 2009. 9. 7朝刊  4面】

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"F−070.広島大学は、微少重力を作り出す装置を使って、ES細胞は無重力状態では、薬剤を使わないなど、より安全な方法で増殖できることを突き止めた。
             【朝日新聞 2009. 9. 4朝刊 23面】

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"F−076.岩手大学は、自ら熱を出して周りの雪を溶かし花を咲かせるザゼンソウにおける「熱産生のシステム」には、細胞内でエネルギーを作り出すミトコンドリアが影響していることを明らかにした。
             【朝日新聞 2009. 9. 5夕刊 13面】

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"F−077.愛媛大学南予水産研究センターは、マダイとオニヒトデを同じ水槽で育てると、マダイが病気にかかりにくくなり、成長が早まることを見いだした。オニヒトデの分泌物に魚の免疫力を高める成分が含まれていると見ており、成分を抽出できれば、餌に混ぜるなどして養殖に役立てると期待。 
           【日本経済新聞 2009. 9. 6朝刊 34面】
             【茨城新聞 2009. 9. 6朝刊 17面】

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"F−080.明治大学とバイオベンチャーのバイオス医科学研究所は、ヒトのインスリンを作るために必要な遺伝子の変形型を、ブタの精子に加えて受精させ、高血糖のブタの作出に成功した。ヒトの糖尿病のような症状が現れる大型動物の作出は初。今後、新薬の効果や安全性を調べることに役立てる。 
           【日本経済新聞 2009. 9. 7朝刊 13面】

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"F−082.国立遺伝学研究所は、シロイヌナズナの突然変異体を使い、反復配列「レトロトランスポゾン」が、DNAのメチル化が低下している状況で爆発的に増殖することを見いだした。 
             【静岡新聞 2009. 9. 7朝刊 28面】
             【科学新聞 2009. 9.11    2面】

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"F−091.森林総合研究所は農業環境技術研究所と共同で、落ち葉や土などの有機物組成を、そのままの状態で調べることが可能な「固体13C 核磁気共鳴法」を用いて、世界で初めて落葉が土壌有機物へ変化していく過程を明らかにした。
         【化学工業日報 2009. 9.10朝刊 10面】

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"F−096.基礎生物学研究所と東京大学は、オオバコはセイヨウオオバコと未知の種の交雑によって誕生し、ゲノム倍加を経て種子ができる様になって種が成立したことを突き止めた。
           【朝日新聞 2009. 9.11朝刊 19面】

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"F−097.農業生物資源研究所が取り組んでいる、カブトムシの幼虫がつくる「抗菌ペプチド」についての研究紹介記事。 
          【朝日新聞(東京版)2009. 9.11朝刊 35面】

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