MICS NEWS Vol.10 Number 6  
         6.環境 
…  廃棄物処理・リサイクル etc. …
             

"F−005.農業環境技術研究所などは、カドミウム高吸収イネを「早期落水栽培法」で2〜3作栽培することにより、汚染土壌中のカドミウム濃度を20〜40%低減できる技術を開発した。費用は一般的な客土工法に比べ、7分の1程度で済むため、低コストな土壌浄化法として期待される。 
           【日本農業新聞 2009. 8.22朝刊 16面】
           【日経産業新聞 2009. 8.24朝刊 12面】
           【化学工業日報 2009. 8.24朝刊 14面】
             【常陽新聞 2009. 8.24朝刊  7面】
           【日刊工業新聞 2009. 8.31朝刊 15面】
            【NIKKEI NET 2009. 8.21    配信】
            【Bio IMPACT 2009. 8.21    配信】

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"F−011.農研機構野菜茶業研究所が開発した、食品残さなどの資源を活用した有機物だけを肥料に使う養液栽培技術が世界中から注目され、普及し始めている。
         【日本農業新聞 2009. 8.20朝刊 14面】

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"F−030.農研機構農村工学研究所の中里裕臣室長などは、鶴岡市大網の七五三掛地区で起きた大規模な地滑り災害で、GPSの観測データなどから地滑り災害と降雨量との間に、強い関連性があることを明らかにした。 
             【山形新聞 2009. 8.25朝刊 24面】

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"F−055.伸和商事(株)は、砂漠や荒れ地で育つバラ科の植物「砂桃」を使用したバイオディーゼル燃料を中国の委託工場で生産する。この燃料は、セ氏マイナス20度程度まで冷えても固まらない特性があり、寒冷地での利用が見込め、中国の砂漠化対策としても有効。2010年半ばに日本で販売する予定。 
           【日経産業新聞 2009. 8.28朝刊 25面】

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"F−057.米国海洋大気局は、肥料の使用や化学物質の製造過程で出る「亜酸化窒素(N2O)」が、現時点でオゾン層を最も破壊する物質であることを突き止めた。
         【毎日新聞 2009. 8.28夕刊  8面】
             【朝日新聞 2009. 9. 5夕刊 10面】

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"F−093.国際農林水産業研究センターは、パラグアイで実施中の小規模植林CDM事業が、9月6日付けで国連登録されたと発表した。CO2の削減とパラグアイ近隣諸国の農村振興開発が期待される。 
           【化学工業日報 2009. 9.11朝刊 12面】
           【日刊工業新聞 2009. 9.11朝刊 13面】

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"F−094.農林水産省は、水稲など農作物の高温障害などの影響を調査した「地球温暖化に伴う農業生産への影響に関する実態調査」を取りまとめ、平成20年度「地球温暖化影響調査レポート」を作成した。 
           【化学工業日報 2009. 9.10朝刊 10面】

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"F−095.沖縄県工業技術センターは産業技術総合研究所と共同で、砂糖精製後に排出される廃糖蜜などの副産物バイオマスを発酵させて、生分解性プラスチック製造に必要な高純度の乳酸とヒドロキシ酪酸を精製する技術を開発した。
           【沖縄タイムス 2009. 9.10朝刊  7面】

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"F−107.山梨県環境科学研究所などは、ワイン生産で生じるブドウの搾りかすを豚のふんに混ぜ、ブドウに含まれるポリフェノール類の消臭作用を利用し、においの発生を抑えられる堆肥作りに成功した。大半が廃棄処理されているブドウかすを資源利用できる。
           【山梨日日新聞 2009. 9.12朝刊  7面】

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"F−108.九州森林管理局熊本南部森林管理署、森林総合研究所など官民4者は、熊本県五木村に共同施業団地を設定し、林業の再生を目指して、全国最大規模となる間伐材や作業道の開設などを連携して行う協定を締結した。 
           【熊本日日新聞 2009. 9.12朝刊  6面】
             【住宅新報 2009. 9.22朝刊 13面】





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