MICS NEWS Vol.10 Number 9  
         6.環境 
…  廃棄物処理・リサイクル etc. …
             

"H−100.新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と福井県立大学は、生物由来のプラスチック製造に役立つ「イプシロン−ポリリジン合成酵素」を天然微生物から発見した。薬品に溶けにくい性質があり、新しいバイオプラスチックとして期待される。チッソ(株)と実用化を目指す。 
           【日経産業新聞 2009.11.13朝刊 11面】

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"H−124.農業環境技術研究所は、国立環境研究所などと共同で、水中の有害化学物質を強力に吸着する微粉末活性炭をタブレット(錠剤)化し、安全かつ短時間で水を浄化する技術を開発した。 
            【NHK総合 2009.11.20 12時台 放送】
             【NHKBS1  2009.11.20 12時台 放送】
 【NHK茨城県域デジタル1 2009.11.20 18時台 放送】
           【化学工業日報 2009.11.20朝刊  4面】
             【常陽新聞 2009.11.20朝刊  9面】
           【日刊工業新聞 2009.11.24朝刊 14面】

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"H−126.農業環境技術研究所では、生物の多様性保全にむけて、トンボの生息に適したため池や水田の環境など、農業に関連した生態系についての研究を行っている。
           【毎日新聞 2009.11.17朝刊 22面】

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"H−132.(株)サタケは、木質チップを燃料した熱でエコフィードを製造する工場の販売に乗りだした。従来よりも化石燃料の使用量を95%低減できる。 
           【日本農業新聞 2009.11.19朝刊 14面】

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"H−133.農研機構北海道農業研究センターは、北海道大学や民間企業などと共同で、酪農家の搾乳室から出る高濃度有機性排水を、河川放流が可能なレベルまで浄化する人工湿地システムを開発した。寒冷地での通年処理を可能にしたシステムは世界初。
        【化学工業日報 2009.11.19朝刊  4面】

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"I−001.愛知教育大学、農業生物資源研究所、農業環境技術研究所などは共同で、マメ科植物の遺伝子が、大気中の窒素を取り込む根粒菌による窒素固定を制御する仕組みの一部を解明した。 
           【日刊工業新聞 2009.11.26朝刊 31面】
             【中日新聞 2009.11.26朝刊 30面】

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"I−004.遺伝子組み換え食品を考える中部の会は、輸入されて自生した遺伝子組み換えナタネがブロッコリーと交雑したと考えられる除草剤耐性遺伝子をもった植物が、津市内で自生しているのを発見した。 
             【中日新聞 2009.11.21朝刊  1面】
             【東京新聞 2009.11.21夕刊  8面】

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"I−007.伊藤忠商事は、マレーシアで同国企業と合弁会社を設立し、パーム油を搾ったあとに残る実殻を使ったバイオ燃料の生産を開始する。固形バイオマス燃料として電力会社などに販売する計画。 
           【日本経済新聞 2009.11.22朝刊  7面】

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"I−053.冬季の土壌凍結の減少による野良イモの増加、土壌からのCO2放出の増加など、世界各地で作物生産に地球温暖化の影響が出始めており、研究が進められている。 
          【日本経済新聞 2009.12. 6朝刊 11面】

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"I−054.農研機構畜産草地研究所は、国内で認可されていない除草剤「クロピラリド」が輸入牧草を通じて牛の体内に入り、排泄物で作った堆肥を使った生産農家でトマトやキクの生育障害を起こしていたことを突き止めた。 
             【朝日新聞 2009.12. 7朝刊  2面】

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"I−055.京都大学と三重大学は共同で、稲わらや木くずなどの植物繊維を、ほぼ残らず分解する「クロストリジウム属菌」の一種を見いだした。植物繊維に含まれるセルロースとヘミセルロースを同時に糖に変えることができるため、バイオ燃料の生産量を倍増できる可能性がある。 
           【日本経済新聞 2009.12. 7朝刊 13面】

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"I−061.農研機構などは12月7日に都内で、農林水産省委託プロジェクト研究「地域活性化のためのバイオマス利用技術の開発」の中間発表会を開催した。
         【日本農業新聞 2009.12. 8朝刊 14面】

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"I−063.農林水産省と環境省は、国内初となる遺伝子組み換え乾燥耐性トウモロコシの環境影響評価について、日本モンサントが申請している「MON87460」の栽培を検討する。
           【化学工業日報 2009.12. 8朝刊  9面】

"I−087.農研機構北海道農業研究センターは北海道大学などと共同で、低コストで酪農排水を浄化するための人工湿地システムを世界で初めて開発した。 
        【日本農業新聞 2009.12.12朝刊 14面】

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"I−093.宮城県JA加美よつばは、「ごはん豚計画」と銘打って、資源循環型農業の実践に乗り出し、9月から廃棄されるご飯と規格外の大豆を4割程混ぜた配合飼料を肥育後期の豚に与える試験を始めたところ、肉質は通常と同等で、生産コストは1頭当たり7000円削減できた。 
           【日本農業新聞 2009.12.15朝刊  1面】





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