MICS NEWS Vol.10 Number 10          5.生体機能 … 機能の発見、製品開発 etc.
             

"I−092.三重大学と名古屋大学は、体内の臓器や筋肉が透けて見える金魚の作製に成功した。同時に開発した金魚の遺伝子組み換え技術と合わせれば、人の病気を金魚で再現し、発症のしくみを解明したりできる。 
             【朝日新聞 2009.12.14夕刊 12面】

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"I−095.農研機構畜産草地研究所と(社)畜産技術協会は、12月14日〜15日に体細胞クローン技術の現状と将来展望をテーマとした研究会を都内で開催した。
            【日本農業新聞 2009.12.15朝刊 14面】

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"I−099.中国深?華大ゲノム研究院や北京ゲノム研究所などの国際研究チームは、ゲノム解析の結果、ジャイアントパンダがクマ科ながら主に竹を主食とするのは、肉のうま味を感じる機能を失っている可能性があることを突き止めた。
           【朝日新聞 2009.12.15夕刊 12面】
           【日本経済新聞 2009.12.15夕刊 18面】

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"I−100.住友林業は、資生堂が見いだした天然植物脂肪酸「KODA」を使って、京都の霊鑑寺境内にある樹齢300年を超える3本の古木椿を、挿し木でクローン化することに成功した。 
           【化学工業日報 2009.12.16朝刊  9面】

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"I−101.名古屋大学は、ショウジョウバエを使った実験結果から、昆虫には「インスリン様成長因子(IGF)」と構造や機能が類似したペプチドが存在することを見いだした。
           【日刊工業新聞 2009.12.16朝刊 22面】

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"I−102.東京医科大学と山口大学は共同で、脂肪分の多いエサを与え、ヒトと同様な脂肪肝や脂肪性肝炎を発症するメダカの作製に成功した。繁殖などの実験費用は、マウスなどに比べ数十分の1以下。 
             【朝日新聞 2009.12. 6朝刊  2面】

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"I−103.米カンザス大学などのチームは、国際宇宙ステーションで、チョウ「オオカバマダラ」を飛ばす実験を行ったところ、無重力状態では浮くことはできたが、うまく飛べないことが判明した。
             【朝日新聞 2009.12. 7夕刊 14面】

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"I−107.国立生育医療センターは、マウスの胎児を使い、胎児の体が形成されていくときに働く遺伝子を調べ、体内で働く順番や重要性などを解明した。 
        【日本経済新聞 2009.12.15朝刊 38面】

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"I−115.東京農業大学と佐賀大学は共同で、雄が全く関与せず、2匹の雌の卵子から誕生させたマウスは、通常のマウスよりも1.3倍長生きすることを突き止めた。
     【フジサンケイビジネスアイ 2009.12.18朝刊 13面】

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"J−011.東京農業大学と名古屋大学は共同で、日本古来の「口之島牛」のゲノム解読に成功した。
         【日本農業新聞 2009.12.22朝刊 14面】

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"J−031.富山県農林水産総合技術センターと名古屋大学は共同で、富山県が育成したチューリップ「紫水晶」から、鉄を運ぶタンパク質「Vit1」遺伝子を見いだし、「Vit1」遺伝子を紫色細胞に導入すると、その細胞だけ青色にすることに成功した。他の植物にも応用できる可能性があるとして期待。 
             【朝日新聞 2009.12.30朝刊  2面】
         【朝日新聞(大阪) 2010. 1.12朝刊  9面】

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"J−036.今年10月に名古屋で開催される「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)」では、遺伝資源の各国間での公平な分配が議題となり、議論が注目される。 
     【フジサンケイビジネスアイ 2010. 1. 1朝刊 10面】

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"J−058.大阪大学、国立遺伝学研究所などは、ヒトやサルなどの哺乳動物のゲノムに、少なくとも4000万年前までに感染したと見られる「ボルナウイルス」が取り込まれていることを見いだした。 
             【毎日新聞 2010. 1. 7朝刊  3面】
           【日本経済新聞 2010. 1. 7朝刊 38面】
         【産経新聞(大阪) 2010. 1. 7朝刊 24面】
           【日経産業新聞 2010. 1. 7朝刊 12面】
           【日刊工業新聞 2010. 1. 7朝刊 24面】
            【朝日新聞  2010. 1. 7夕刊 10面】
         【朝日新聞(大阪) 2010. 1. 7夕刊  7面】
           【大阪日日新聞 2010. 1. 8朝刊 19面】

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"J−060.水産総合研究センターは、2009年の10大ニュースを発表した。1位には、ウナギの研究をリードする産卵海域の生態調査が選ばれた。
         【日刊水産経済新聞 2010. 1. 7朝刊  7面】


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"J−064.東北大学と首都大学東京は、ショウジョウバエの雄が味覚細胞のある前脚で雌の腹部にある油脂の味を感じて、同種の雌を識別し求愛行動を行っていることを突き止め、センサー役のタンパク質を特定した。 
           【日経産業新聞 2010. 1. 4朝刊 12面】

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"J−066.慶応義塾大学は、心不全状態になると、交感神経が収縮力や心拍数を低下させる副交感神経に変化して心臓の負担を軽減し、延命させていることを突き止めた。
           【日本経済新聞 2010. 1. 5朝刊 38面】
             【茨城新聞 2010. 1. 5朝刊 21面】

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"J−068.東京大学海洋研究所と千葉県立中央博物館は、ミトコンドリアDNAの配列をウナギ科を含む近縁種と比較して進化系統を明らかにし、ウナギ科の魚はアナゴ科などよりも熱帯付近に住む深海魚に近いことを突き止めた。 
          【朝日新聞 2010. 1. 6夕刊 12面】
             【毎日新聞 2010. 1. 6夕刊  8面】
           【日刊工業新聞 2010. 1. 7朝刊 24面】
             【科学新聞 2010. 1. 8    2面】
           【日経産業新聞 2010. 1.14朝刊 12面】

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"J−070.京都大学と理化学研究所、米国ハワード・ヒューズ医学研究所は、「ゲノム修飾」を受精後に初期化する脱メチル化に関与しているタンパク質「ELP3」を発見した。
             【京都新聞 2010. 1. 7朝刊 25面】





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