MICS NEWS Vol.11 Number 1
  
        1.食品機能  … 機能の発見、製品化 etc. …

"L−162.熊本県主要農産物奨励品種審査会は、米粉用などに適した水稲「ミズホチカラ」「北陸193号」の2品種を県の認定品種に採用した。ミズホチカラは農研機構九州沖縄農業研究センターが育種した。 
           【熊本日日新聞 2010. 3.16朝刊  6面】

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"L−171.京都大学とキリンホールディングスは、ビールの香りの重要成分を作る遺伝子をホップから見いだした。ホップの品種改良や選別に役立つ成果として期待される。
           【日経産業新聞 2010. 3.18朝刊 12面】

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"L−172.奈良県先端科学技術大学院大学は、遺伝子操作によってイネの免疫システムを強化することで、いもち病などの病気に強いイネの育成に成功した。
           【日経産業新聞 2010. 3.18朝刊 12面】

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"L−176.全国果樹研究連合会は、3月17日に第20回全国ビワ研究大会を長崎市で開催した。この中で、農研機構果樹研究所小川一紀健康機能性研究チーム長は、ビワの持つ肝機能障害や動脈硬化、糖尿病の予防などの機能性を示唆し、機能性のアピールも消費拡大に効果的だと話した。 
           【日本農業新聞 2010. 3.18朝刊 16面】

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"A−005.福島大学は、キュウリに脂質分解酵素の「ホスホリパーゼ」が含まれていることを見いだし、従来型より分解力が強い新型の酵素の抽出に成功した。植物由来のため安全性が高く、多様な製品への活用が期待される。 
             【福島民報 2010. 3.21朝刊 25面】

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"A−045.(株)ポーラは、ショウガ抽出物がシミのもとになるメラニンの生成を抑制する働きがあることを見いだした。メラニンが生成される細胞内を酸性化し、酵素の働きを抑える。 
          【日経産業新聞 2010. 3.26朝刊  21面】
            【毎日新聞 2010. 3.29朝刊   7面】

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"A−046.カゴメ(株)は、トマトに多く含まれる成分のリコピンに、日焼け予防の効果があることをマウスを使った実験で突き止めた。 
          【日経産業新聞 2010. 3.26朝刊  21面】

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"A−049.北海道立食品加工研究センターと北海道大学は、コンブやイカの内臓など食品加工の際の未利用副産物に含まれる天然色素を抽出して、食品に生かす共同研究を始める。
            【北海道新聞 2010. 3.28朝刊 11面】

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"A−074.ライオン(株)と京都府立医科大学は、牛乳などに含まれるタンパク質「ラクトフェリン」に、内臓脂肪を分解する働きがあることを突き止めた。 
           【日経産業新聞 2010. 4. 2朝刊 11面】

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"A−109.カゴメ(株)総合研究所と東京理科大学は、ブロッコリーの新芽「ブロッコリースプラウト」から抽出したエキスに、花粉症を抑制する効果があることを突き止めた。
           【日経産業新聞 2010. 4. 8朝刊 16面】

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"A−110.(株)雪国まいたけは新潟薬科大学と共同で、マイタケの成分「YM−9」には血糖値の上昇を抑制、「YM−6」には免疫バランスを整えることを突き止めた。
          【日経産業新聞 2010. 4. 8朝刊 16面】

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"A−119.キリンホールディングス(株)と長野県野菜花き試験場は、抗酸化物質「グルコラファニン」を豊富に含むアブラナ科のケール「ハイパール」を育成した。
          【日経産業新聞 2010. 4.13朝刊 15面】





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