MICS NEWS Vol.11 Number 3          5.生体機能 … 機能の発見、製品開発 etc.
             

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"B−052.東京大学は、粘菌はエサが少なくなると、リズムを刻みながら化合物「サイクリックAMP」を出し合って集合し、これを信号にして連絡を取り合っていることを突き止めた。 
             【朝日新聞 2010. 5.14朝刊 22面】

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"B−053.米スタンフォード大学は、細胞が生きたままの状態で細胞内でタンパク質が作られる様子を観察することに成功した。ウイルス増殖の仕組みの解明に応用できるとして期待される。 
             【朝日新聞 2010. 5.14朝刊 22面】

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"B−060.米国とイスラエルの研究グループは、トマトから雑種強勢が一つの遺伝子によって引き起こされていることを見いだした。他の植物にも応用できるとして期待される。 
           【朝日新聞 2010. 5.18朝刊 25面】

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"B−067.東京大学は、細胞の中でタンパク質と糖を結合させるために働く膜タンパク質「Svp26」を見いだした。 
           【日経産業新聞 2010. 5.18朝刊 10面】

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"B−068.京都大学は、タンパク質やナノ粒子などの微小物質を運ぶ「分子レール」を開発した。ナノファイバーをレールとして利用し、微小物質をマイクロメートル単位で移動できる。 
           【日経産業新聞 2010. 5.18朝刊 10面】
           【日刊工業新聞 2010. 5.18朝刊 22面】

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"B−073.奈良先端科学技術大学院大学と農研機構中央農業総合研究センターは、植物が病原体を認識する「抵抗性タンパク質」が活性化する仕組みを突き止めた。いもち病菌に対し、抵抗性を獲得することも明らかにした。病気に強い植物の開発などが期待される。
           【日経産業新聞 2010. 5.20朝刊 13面】
           【日刊工業新聞 2010. 5.20朝刊 22面】

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"B−076.国際農林水産業研究センターは、タイのカセサート大学科学センターなどと共同で、茶豆系統における特有の香りを制御する遺伝子「GmAMADH2」を特定した。高品質な枝豆の品種改良や育成に役立つとして期待される。 
           【日経産業新聞 2010. 5.24朝刊 12面】
           【化学工業日報 2010. 5.26朝刊  9面】

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"B−077.農業生物資源研究所はフランス国立農学研究所などと共同で、チョウ目害虫とカイコの遺伝子の並び方がほぼ同じであることを突き止めた。チョウ目害虫の遺伝子同定や新たな農薬開発の加速化が期待される。 
           【化学工業日報 2010. 5.24朝刊  4面】

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"B−083.米国J・クレイグ・ベンター研究所は、真正細菌「マイコプラズマ・ミコイデス」のゲノムを人工合成し、別種の「マイコプラズマ・カプリコルム」に移植して、移植先の細胞を制御することに世界で初めて成功した。 
             【朝日新聞 2010. 5.21朝刊 1・35面】
             【読売新聞 2010. 5.21朝刊  1面】
             【毎日新聞 2010. 5.21朝刊 26面】
           【日本経済新聞 2010. 5.21朝刊 42面】
           【日経産業新聞 2010. 5.21朝刊  9面】
           【日刊工業新聞 2010. 5.21朝刊 23面】
             【東京新聞 2010. 5.21朝刊  3面】
             【茨城新聞 2010. 5.21朝刊 21面】
             【山形新聞 2010. 5.21夕刊  2面】
             【読売新聞 2010. 5.22朝刊 11面】
             【産経新聞 2010. 5.22朝刊 22面】

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"B−084.自然科学研究機構基礎生物学研究所は、メダカを使い脊椎動物の卵巣に卵をつくる幹細胞が存在することを見いだした。魚類が多くの卵を継続的に作り出せる理由が明らかになった。 
           【日経産業新聞 2010. 5.21朝刊  9面】
           【日刊工業新聞 2010. 5.21朝刊 23面】

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"B−092.名古屋大学は、コメの収穫量を大幅に増やせるイネの遺伝子「WFP」を見いだした。超多収イネの開発やムギなどイネ科作物の多収品種の育成が期待される。
           【日本農業新聞 2010. 5.24朝刊  1面】
           【日刊工業新聞 2010. 5.24朝刊 20面】
             【東京新聞 2010. 5.24朝刊 28面】
             【中日新聞 2010. 5.24朝刊 26面】
           【日本経済新聞 2010. 5.25朝刊 38面】
           【化学工業日報 2010. 5.25朝刊 10面】

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"C−001.農業生物資源研究所は、「コシヒカリ」のゲノム塩基配列をほぼ解読したと発表した。すでに解読済みの「日本晴」と比較して、塩基が1カ所だけ異なる「一塩基多型」を約67000カ所見いだした。また、コシヒカリのゲノムの起源も明らかにした。優れた品種を効率よく開発できるとして期待される。
     【NHK 茨城県域デジタル1 2010. 5.24   18・20時台 放送】
     【NHK総合テレビ(首都圏ニュース) 2010. 5.25   6・7時台 放送】
             【読売新聞 2010. 5.25朝刊 33面】
           【日本経済新聞 2010. 5.25朝刊 38面】
           【日経産業新聞 2010. 5.25朝刊  9面】
           【日本農業新聞 2010. 5.25朝刊  1面】
           【化学工業日報 2010. 5.25朝刊 10面】
             【朝日新聞 2010. 5.28朝刊 27面】
             【時事通信 2010. 5.24    配信】
             【共同通信 2010. 5.24    配信】
        【東奥日報(Web東奥) 2010. 5.24    配信】
           【岩手日報(Web) 2010. 5.24 配信】
          【秋田魁新報さきがけonTheWeb 2010. 5.24 配信】
          【山形新聞 Yamagata News Online 2010. 5.24 配信】
           【福島民報(Web) 2010. 5.24 配信】
           【下野新聞 SOON 2010. 5.24 配信】
          【東京新聞 TOKYO Web 2010. 5.24 配信】
           【新潟日報 netpark 2010. 5.24 配信】
          【山梨日日新聞 WEB版 Miljan 2010. 5.24 配信】
           【静岡新聞(Web) 2010. 5.24 配信】
          【北日本新聞 webun 2010. 5.24 配信】
          【福井新聞 FUKUISHIMBUN ONLINE 2010. 5.24 配信】
           【岐阜新聞Web 2010. 5.24 配信】
           【中日新聞 CHUNICHI Web 2010. 5.24 配信】
          【京都新聞(Web) 2010. 5.24 配信】
           【大阪日日新聞(Web) 2010. 5.24 配信】
           【神戸新聞NEWS 2010. 5.24 配信】
         【山陽新聞 さんようタウンナビ  2010. 5.24 配信】
          【中國新聞(Web) 2010. 5.24 配信】
           【山陰中央新報 ONLINE NEWS 2010. 5.24 配信】
           【日本海新聞 Net Nihonkai 2010. 5.24 配信】
           【四国新聞 SHIKOKU NEWS 2010. 5.24 配信】
           【徳島新聞Web 2010. 5.24 配信】
          【高知新聞(Web) 2010. 5.24 配信】
           【西日本新聞(Web) 2010. 5.24 配信】
           【長崎新聞 龍〜なが 2010. 5.24 配信】
         【宮崎日日新聞 MIYANICHI e PRESS 2010. 5.24 配信】
           【熊本日日新聞 くまにちコム 2010. 5.24 配信】
          【デイリースポーツonline 2010. 5.24 配信】
           【YAHOO!ニュース 2010. 5.24 配信】
           【gooビジネスEX 2010. 5.24 配信】
           【BIO IMPACT 2010. 5.24 配信】
           【eoニュース 2010. 5.24 配信】
           【BIGLOBEニュース 2010. 5.24 配信】
           【BioMarket.jp 2010. 5.25 配信】
          【Infoseek 楽天 みんなのニュース 2010. 5.25   配信】
       【農業ビジネス アグロマネー・ニュース 2010. 5.25  配信】

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"C−006.東京慈恵会医科大学と高知大学は、黄色ブドウ球菌の繁殖を抑える酵素「セリンプロテアーゼ」を突き止めた。 
           【日経産業新聞 2010. 5.20朝刊 13面】

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"C−007(株)日立製作所は、一つ一つの細胞の中で働いている遺伝子の種類や量を正確に測定する技術を開発した。磁性を持つ微小ビーズやmRNAなどを用いて、調べたい遺伝子部分の構造を写し取り、リアルタイムPCR法で、遺伝子を増幅して測定する仕組み。 
           【日経産業新聞 2010. 5.21朝刊  9面】

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"C−020.農業生物資源研究所は、名古屋大学などと共同で、動物の生殖機能を調節する脳内のメカニズムを解明した。家畜などの繁殖向上技術の開発に役立つとして期待される。 
      【NHK 茨城県域デジタル1 2010. 5.28 18時台 放送】
      【NHK 総合テレビ(首都圏ニュース)2010. 5.29 7時台 放送】
           【日本経済新聞 2010. 5.31朝刊 11面】
            【BIO IMPACT 2010. 5.28    配信】

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"C−032.理化学研究所植物科学研究センターと東京大学は、トウモロコシなどイネ科植物の根に寄生して被害を与える、寄生植物の遺伝子が宿主植物から水平伝播することを解明した。 
           【化学工業日報 2010. 5.28朝刊  9面】

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"C−035.中国農業科学院などの研究グループは、オオタバコガに有効な細菌毒素を組み込んだ遺伝子組み替えワタを栽培している畑で、毒素が効かないカスミカメムシ類が大量発生し、近隣の果樹園で新たな脅威となっていることを明らかにした。
          【朝日新聞 2010. 6. 1朝刊 31面】

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"C−037.東京大学、農業生物資源研究所、京都大学は、カイコのゲノムを解析し、化粧品などに使われる笹色・緑色の色素を含有した「フラボノイド繭」が作られるメカニズムを解明した。 
           【日経産業新聞 2010. 6. 1朝刊 11面】
           【化学工業日報 2010. 6. 1朝刊  9面】
           【日刊工業新聞 2010. 6. 1朝刊 25面】

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"C−041.立教大学は、植物細胞の「液胞」を細胞分裂時に分配する遺伝子「TSUKISOI」を見いだした。花の色が決まる仕組みの解明などに役立つとして期待される。
        【日経産業新聞 2010. 5.31朝刊 12面】

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"C−045.奈良先端科学技術大学院大学は、大腸菌がシステインを作る際に、過酸化水素を消去して解毒する仕組みを明らかにした。システインを効率よく作る大腸菌の育種につながるとして期待される。 
           【日刊工業新聞 2010. 6. 1朝刊 25面】
           【日経産業新聞 2010. 6. 4朝刊 11面】

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"C−052.国立遺伝学研究所、東京大学、米ニューヨーク大学などは共同で、線虫ゲノムの末端部分の構造を解明した。生物の発生メカニズムやがん細胞ができる仕組みの解明に役立つ成果として期待される。 
           【日本経済新聞 2010. 6. 4朝刊 38面】
           【日経産業新聞 2010. 6. 4朝刊 11面】


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"C−069.京都大学などは、アブラナ科の「ハクサンハタザオ」が、直近6週間の気温を記憶して、開花時期を決める遺伝子「AhgFLC」の発現を調節していることを突き止めた。開花時期の予想や気温変化に強い農作物の開発につながるとして期待される。 
           【毎日新聞 2010. 6. 8朝刊 28面】
           【日刊工業新聞 2010. 6. 8朝刊 28面】
             【東京新聞 2010. 6. 8朝刊 30面】
           【日経産業新聞 2010. 6. 9朝刊 11面】

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"C−070.東京大学分子細胞生物学研究所は、小さなRNAがタンパク質と複合体を構成する際に、タンパク質「シャペロン」の介在が不可欠であることを突き止めた。
         【日経産業新聞 2010. 6. 8朝刊 11面】

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"C−073.東京大学は、イネを材料に植物の雄しべが形成される仕組みを解明した。雄しべが形成される時にも葉の表裏を決定する遺伝子が働き、葯と花糸で別々に表裏が決定されていることを突き止めた。 
           【日刊工業新聞 2010. 6. 8朝刊 28面】
           【日経産業新聞 2010. 6.11朝刊 11面】

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"C−083.英ノッチンガム大学などは、牛の乳房炎の原因細菌「ストレプトコッカス・ウベリス」が、発病に不可欠な働きをするタンパク質を細菌表面に固定する際、酵素「SrtA」が働いていることを突き止めた。 
           【日経産業新聞 2010. 6. 9朝刊 11面】

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"C−091.東京理科大学は、タンパク質リン酸化酵素「OsCIPK14/15」の発現を抑えたイネ細胞は、感染防御応答が抑えられ、逆に発現を増加させると、抗菌性物質「ファイトアレキシン」の合成能が増強されることを突き止めた。
           【日刊工業新聞 2010. 6.11朝刊 11面】

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"C−099.農業生物資源研究所は、イネが季節変化に伴う30分の日の長さの違いを認識し、開花ホルモン「フロリゲン」の働きを調節する正確な体内時計を持っていることを突き止めた。また、開花促進遺伝子「Ehd1」と開花制御遺伝子「Ghd7」を同定し、開花時期を早めたり遅らせたりする仕組みを明らかにした。
           【日本経済新聞 2010. 6.14朝刊 11面】
           【日経産業新聞 2010. 6.14朝刊 13面】
           【化学工業日報 2010. 6.14朝刊  9面】
             【東京新聞 2010. 6.14朝刊  3面】
             【茨城新聞 2010. 6.14朝刊 21面】
             【常陽新聞 2010. 6.14朝刊  7面】
           【日本農業新聞 2010. 6.18朝刊 18面】
      【日刊工業新聞Busibess Line 2010. 6.14    配信】
             【共同通信 2010. 6.14    配信】
          【東奥日報Web東奥 2010. 6.14 配信】
       【岩手日報Web 2010. 6.14 配信】
      【秋田魁新報さきがけonTheWeb 2010. 6.14 配信】
       【山形新聞Yamagata News Online 2010. 6.14 配信】
     【河北新報Web 2010. 6.14 配信】
       【福島民報Web 2010. 6.14 配信】
       【下野新聞SOON 2010. 6.14 配信】
      【千葉日報ちばとぴ 2010. 6.14 配信】
       【神奈川新聞カナロコ 2010. 6.14 配信】
       【山梨日日新聞Miljan 2010. 6.14 配信】
      【信濃毎日新聞 信毎web 2010. 6.14 配信】
     【新潟日報netpark 2010. 6.14 配信】
      【北日本新聞webun 2010. 6.14 配信】
      【静岡新聞Web 2010. 6.14 配信】
      【岐阜新聞Web 2010. 6.14 配信】
      【福井新聞ONLINE 2010. 6.14 配信】
      【中日新聞CHUNICHI Web 2010. 6.14 配信】
      【京都新聞Web 2010. 6.14 配信】
       【大阪日日新聞Web 2010. 6.14 配信】
       【神戸新聞Web 2010. 6.14 配信】
      【中國新聞ONLINE 2010. 6.14 配信】
     【日本海新聞Net Nihonkai 2010. 6.14 配信】
     【山陰中央新報ONLINE NEWS 2010. 6.14 配信】
       【四国新聞SHIKOKU NEWS 2010. 6.14 配信】
      【徳島新聞Web 2010. 6.14 配信】
      【高知新聞Web 2010. 6.14 配信】
     【西日本新聞Web 2010. 6.14 配信】
     【長崎新聞 龍〜なが 2010. 6.14 配信】
     【大分合同新聞oita-press 2010. 6.14 配信】
      【佐賀新聞ひびの  2010. 6.14 配信】
      【熊本日日新聞くまにちコム 2010. 6.14 配信】
      【宮崎日日新聞MIYANICHI e PRESS 2010. 6.14 配信】
     【農業ビジネス  アグロマネー・ニュース 2010. 6.14 配信】
     【ACCSつくばもんニュース 2010. 6.14 配信】
      【Jacom 農政・農協ニュース 2010. 6.17 配信】

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"C−111.北海道立林業試験場は、根室市の清隆寺の樹齢140年を超すチシマザクラのクローン苗木を、バイオ技術を使って作ることに成功した。 
            【北海道新聞 2010. 6.16朝刊  1面】

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