MICS NEWS Vol.11 Number 8
  
        1.食品機能  … 機能の発見、製品化 etc. …

"G−098.北海道立総合研究機構と北海道大学は、DNAマーカーによる選抜技術を利用して、カビ毒の汚染を低く抑制できるコムギの新品種の開発を始める。2013年度までに、パンの加工に適した新品種の開発と効果的な薬剤散布技術の確立を目指す。
              【化学工業日報 2010.10.19朝刊  9面】

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"G−099.山形県農業総合研究センターと慶応技術大学先端生命科学研究所は共同で、同センター水田農業試験場が育成した水稲新品種「つや姫」の食味を、メタボローム解析技術を利用して解明した。今回の解析で、グルタミン酸などの旨み成分だけでなく、成分バランスの良さが食味を決めることが明らかになった。
           【化学工業日報 2010.10.19朝刊  9面】
             【山形新聞 2010.10.19朝刊 24面】
           【日刊工業新聞 2010.10.20朝刊 21面】

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"G−104.(株)東洋新薬は北海道大学と共同で、北海道産のジャガイモから抽出した独自素材「ポテイン」に、満腹感の持続作用があることを突き止めた。満腹感を脳に伝える満腹ホルモン「GLP−1」の分泌促進作用があることも確認した。
            【フジサンケイビジネスアイ 2010.10.19朝刊 13面】

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"G−120.(株)大森屋は崇城大学と共同で、海苔の熱水抽出物に、高い抗腫瘍効果と免疫賦活効果があることを突き止めた。 
           【食品産業新聞 2010.10.21    2面】

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"H−026.農研機構果樹研究所は、黄緑色のブドウの新品種「サンヴェルデ」を育成した。大粒で良食味、皮が剥けやすい、種なし栽培が可能などが特徴。
         【産経新聞(茨城版)2010.10.28朝刊 23面】
           【日本農業新聞 2010.11. 3朝刊 14面】
           【農業共済新聞 2010.11. 3    9面】

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"H−027.農研機構果樹研究所は、カンキツの新品種「津之望(つののぞみ)」を育成した。12月中下旬に成熟期を迎える早生品種で、温州ミカンより大きい、皮が剥けやすい、良食味などが特徴。 
         【産経新聞(茨城版)2010.10.28朝刊 23面】
           【日本農業新聞 2010.11. 3朝刊 14面】
           【農業共済新聞 2010.11. 3    9面】

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"H−028.農研機構果樹研究所は、黄肉モモの生食用新品種「つきかがみ」を育成した。晩生で、大果、高糖度、無袋栽培が可能などが特徴。 
         【産経新聞(茨城版)2010.10.28朝刊 23面】
           【日本農業新聞 2010.11. 3朝刊 14面】
           【農業共済新聞 2010.11. 3    9面】

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"H−063.(株)ポッカコーポレーションと東海学園大学は、レモン果汁に硬水のミネラルの吸収を促進する作用があることを突き止めた。 
           【日経産業新聞 2010.11. 9朝刊 10面】





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