MICS NEWS Vol.11 Number 9          5.生体機能 … 機能の発見、製品開発 etc.
             

"H−089.東京大学は、シロイヌナズナを使い、植物が葉の大きさを決める仕組みを見いだした。葉の細胞同士がお互いに情報を交換し、大きさを調節していることが明らかになった。
           【日経産業新聞 2010.11.18朝刊 11面】

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"H−091.理化学研究所と産業技術総合研究所は共同で、アブラムシの体の色が、共生細菌の一種「リケッチエラ」に感染すると、赤から緑に変化することを突き止めた。また、「リケッチエラ」に感染したアブラムシは、寄生バチによって生み付けられた卵を殺す別の細菌に感染していることも突き止めた。アブラムシが天敵から身を守り、生存率を上げる仕組みが明らかになった。 
             【産経新聞 2010.11.19朝刊 27面】
           【日経産業新聞 2010.11.19朝刊 11面】
           【日刊工業新聞 2010.11.19朝刊 24面】

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"H−095.森林総合研究所は、森林や草地など多様な植生が周りに豊富な中山間地などのソバ畑では、花粉を媒介するハチなどの昆虫の数が多く、ソバの結実率が高いとの調査結果を明らかにした。 
             【毎日新聞 2010.11.17夕刊  8面】
         【毎日新聞(茨城版)2010.11.18朝刊 27面】
             【常陽新聞 2010.11.18朝刊  7面】
             【サーチナ 2010.11.16    配信】
          【exciteニュース 2010.11.17    配信】
          【BIGLOBEニュース 2010.11.17    配信】
           【IBTimes(Web) 2010.11.17    配信】
           【財経新聞(Web) 2010.11.17    配信】
          【YAHOO!ニュース 2010.11.18    配信】
              【JAcom  2010.11.18    配信】

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"I−001.理化学研究所と京都大学、金沢大学などは、酸素呼吸する以前の太古の微生物「脱窒細菌」の呼吸に必要な酵素「一酸化窒素還元酵素(NOR)」の立体構造を解明した。生物が地球環境に合わせて呼吸を進化させたメカニズムを解明する手がかりになるとして期待される。 
           【日経産業新聞 2010.11.26朝刊 10面】

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"I−005.名古屋大学と理化学研究所は、生物の生活リズムをつかさどる時計タンパク質が、心臓の拍動のように膨張と収縮を繰り返し、24時間周期で時を刻むことを解明した。藻類のアデノシン三リン酸にかかわるタンパク質「KaiC」が、24時間周期で構造を変化させることが明らかになった。
           【日刊工業新聞 2010.11.29朝刊 16面】

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"I−010.東京農工大学、名古屋大学、農業生物資源研究所、富山県農林水産総合技術センター農業研究所は、インドのイネ品種「ハバタキ」の遺伝子から、イネの茎が太くなり倒伏に強く、もみ数が増えて多収につながる遺伝子「SCM2」を見いだした。 
          【日本農業新聞 2010.12. 1朝刊  1面】
           【日刊工業新聞 2010.12. 1朝刊 25面】
             【富山新聞 2010.12. 1朝刊 28面】
            【北日本新聞 2010.12. 1朝刊 28面】
             【中日新聞 2010.12. 1朝刊 36面】

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"I−026.京都大学、理化学研究所、産業技術総合研究所は、シロイヌナズナを使い、植物に共通して存在する「TCP」遺伝子を調べ、葉の縮れや形を決める遺伝子のネットワークを明らかにした。園芸植物の改良などに役立つ成果として期待される。
           【日本経済新聞 2010.12. 1夕刊 14面】
           【化学工業日報 2010.12. 3朝刊  6面】

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"I−032.大阪大学と国立遺伝学研究所は共同で、線虫のにおいに対する学習に、神経伝達物質「ドーパミン」の働きにより制御されていることを明らかにした。
           【日刊工業新聞 2010.12. 2朝刊 23面】
           【日経産業新聞 2010.12. 6朝刊 11面】

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"I−033.東京大学と理化学研究所は、細菌が増殖する際などに働く酵素「RNAポリメラーゼ」の働きを抑える分子の詳しい形状を解明した。効果が高く、耐性のできにくい抗菌剤の開発が期待される。 
             【産経新聞 2010.12. 2朝刊 21面】
           【日刊工業新聞 2010.12. 2朝刊 23面】
           【日経産業新聞 2010.12. 3朝刊 10面】

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"I−046.京都大学は、病原体から身を守る免疫システムで起こる遺伝子組み換えが、精子や卵子ができる際の減数分裂とよく似た仕組みを持つことを見いだした。組み換えに必要なDNA切断の目印となるヒストンの「メチル化」が、同じ場所で起きていることが判明した。 
           【日経産業新聞 2010.12. 7朝刊 10面】
           【日刊工業新聞 2010.12. 7朝刊 22面】
             【京都新聞 2010.12. 7朝刊 27面】

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"I−049.自然科学研究機構基礎生物学研究所は、かずさDNA研究所、農業生物資源研究所、東京大学と共同で、マメ科植物において、根粒数と植物の形の両方を制御する遺伝子「KLAVIER(クラビア)」を見いだした。 
             【科学新聞 2010.12. 3    1面】

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"I−053.東京大学は、世界最大の花といわれるサトイモ科の「ショクダイオオコンニャク」が放つ異臭の成分を突き止めた。野菜や肉などの腐った臭い成分と同じで、硫黄を含む化合物「ジメチルトリスルフィド」であることが判明した。
            【毎日新聞 2010.12. 7朝刊 24面】
           【日経産業新聞 2010.12. 7朝刊 10面】
             【朝日新聞 2010.12.10朝刊 17面】

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"I−061.農業生物資源研究所は、理化学研究所などと共同で、トマト斑葉細菌病、アブラナ科野菜類炭疽病、白葉枯病、いもち病の4種類の病原菌に対する抵抗性を付与する遺伝子「BSR1」をイネから見いだした。単子葉植物と双子葉植物のいずれでも利用が可能で、細菌病や糸状菌病の両方に抵抗性を有する作物の開発が期待される。
              【毎日新聞 2010.12. 7朝刊 24面】
           【日経産業新聞 2010.12. 7朝刊 10面】
           【日本農業新聞 2010.12. 7朝刊 14面】
           【化学工業日報 2010.12. 7朝刊  9面】
             【茨城新聞 2010.12. 7朝刊 21面】
             【共同通信 2010.12. 6    配信】
           【東奥日報(Web) 2010.12. 6 配信】
          【岩手日報(Web) 2010.12. 6 配信】
             【河北新報(Web) 2010.12. 6 配信】
            【秋田魁新報さきがけonTheWeb 2010.12. 6 配信】
            【山形新聞Yamagata News Online 2010.12. 6 配信】
            【福島民報(Web) 2010.12. 6 配信】
            【下野新聞 SOON 2010.12. 6 配信】
            【東京新聞 TOKYO Web 2010.12. 6 配信】
            【千葉日報ちばとぴ 2010.12. 6 配信】
            【神奈川新聞カナロコ 2010.12. 6 配信】
            【山梨日日新聞WEB版Miljan 2010.12. 6 配信】
           【新潟日報 netpark 2010.12. 6 配信】
           【信濃毎日新聞信毎Web 2010.12. 6 配信】
            【北日本新聞webun 2010.12. 6 配信】
           【福井新聞(Web) 2010.12. 6 配信】
            【静岡新聞(Web) 2010.12. 6 配信】
          【岐阜新聞(Web) 2010.12. 6 配信】
            【中日新聞 CHUNICHI Web 2010.12. 6 配信】
            【京都新聞(Web) 2010.12. 6    配信】
           【神戸新聞(Web) 2010.12. 6 配信】
            【中國新聞(Web) 2010.12. 6 配信】
          【山陽新聞(Web) 2010.12. 6 配信】
            【山陰中央新報 ONLINE NEWS 2010.12. 6 配信】
           【日本海新聞 Net Nihonkai 2010.12. 6 配信】
            【四国新聞 SHIKOKU NEWS 2010.12. 6 配信】
          【徳島新聞(Web) 2010.12. 6 配信】
          【高知新聞 (Web) 2010.12. 6 配信】
            【西日本新聞(Web) 2010.12. 6 配信】
            【佐賀新聞ひびの 2010.12. 6 配信】
            【長崎新聞龍〜なが 2010.12. 6 配信】
           【大分合同新聞 oita-press 2010.12. 6 配信】
            【熊本日日新聞くまにちコム 2010.12. 6 配信】
            【宮崎日日新聞 MIYANICHI e PRESS 2010.12. 6 配信】
            【デイリースポーツonline 2010.12. 6 配信】
          【YAHOO!ニュース 2010.12. 6 配信】
            【livedoorニュース 2010.12. 6 配信】
            【au oneニュース 2010.12. 6 配信】
            【畜産ネット 2010.12. 7 配信】

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"I−063.東北大学は、殻が左巻きに進化したカタツムリが存在するのは、天敵のヘビに食べられにくく、繁殖に有利な本来右巻きのカタツムリを好んで食べるヘビのおかげとする説をまとめた。 
           【日経産業新聞 2010.12. 8朝刊  7面】
             【毎日新聞 2010.12. 8夕刊  8面】

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"I−068.東北大学は、細胞内に最も多く含まれるタンパク質「アクチン」ができる仕組みを突き止めた。アクチンを伸ばすタンパク質「mDIA1」が「アクチン」の端にくっついて回転し、一定の方向に伸びることが判明した。細胞分裂や発生初期の胚の成り立ちなどの解明に役立つとして期待される。 
           【日経産業新聞 2010.12.10朝刊  8面】

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"I−070.かずさDNA研究所や大阪大学の研究チームは、世界で初めてバイオ燃料の原料などに利用できるジャトロファ「ナンヨウアブラギリ」の全ゲノム解読に成功した。ゲノムサイズは285.8メガ塩基で、配列中の全遺伝子の約95%に相当する4万929個の完全長と部分構造を明らかにした。今後、油分が多く取れる品種の育成などが期待される。 
             【千葉日報 2010.12.11朝刊  1面】
          【朝日新聞(大阪)2010.12.11夕刊  7面】
          【産経新聞(大阪)2010.12.11夕刊  8面】
           【日本農業新聞 2010.12.12朝刊 11面】
           【化学工業日報 2010.12.13朝刊  9面】
           【日経産業新聞 2010.12.14朝刊 10面】
           【日刊工業新聞 2010.12.14朝刊 26面】

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