MICS NEWS Vol.13 Number 6
  
        1.食品機能  … 機能の発見、製品化 etc. …

”E−054.農研機構は、9月13、14の両日、大阪市で開かれる食品の見本市「大阪フードテック2012」で機能性成分を持つ新品種や食味向上に役立つ技術をセミナーで紹介する。「セサミン豊富な国産ゴマ」「食物繊維の多い大麦」「肉本来の味が楽しめる放牧仕上げビーフ」「食肉のおいしさ評価」「γ−アミノ酪酸を生成するチーズスターター」などを紹介する。 
          【日本農業新聞 2012. 8.17朝刊 14面】“


”E−072.高知大学と馬路村農業協同組合は、ユズの種子オイルに肌の美白効果があることを明らかにした。ユズの種子オイルを人の肌に塗ったところ、髪や肌を黒くするメラニンの生成を抑制する効果が確認できた。また、ユズ種子オイルにメラニンを合成する酵素の一つであるチロシナーゼの活性を阻害する効果があることもわかった。
        【日経産業新聞 2012. 8.23朝刊 11面】“


”F−003.岡山県は、岡山、津山市で作付けが拡大している小麦「ふくほのか」を奨励品種とする方針を固めた。収穫期は6月上旬で、梅雨の影響による収穫量の落ち込みや品質低下を避けやすいのが特徴。ふくほのかは、農研機構近畿中国四国農業研究センターが2005年に命名登録。もっちりとした食感が特徴の麺、菓子向け品種。
           【山陽新聞 2012. 8.26朝刊  5面】“


”F−029.農業生産法人はごろも牧場は、ヤギ乳を原料に沖縄県産パッションフルーツ果汁を加えた「やぎヨーグルト」を開発した。ヤギ乳は消化吸収性が高いほか、乳アレルギーの人でも7割が飲用可能といわれるほど低アレルゲンで、乳製品でおなかをこわしやすくする乳糖の含有量も低い。
           【沖縄タイムス 2012. 9. 6朝刊  7面】“





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