MICS NEWS Vol.13 Number 9
  
         9.共同研究 助成 研究施設 講演会・催物案内 etc.

             

”I−004.農研機構は、12月6日に東京都千代田区の科学技術館で、シンポジウム「大豆低収の打破、高位安定化への道」を開催する。農研機構を中心に開発した「大豆300A技術」の現地実証から見た栽培技術の課題、品種育成の方向、多収を誇る米国と比べた日本の課題について発表する。 
          【日本農業新聞 2012.11.21朝刊 14面】“


”I−006.農研機構畜産草地研究所は、12月5日に東京都港区の南青山会館で、シンポジウム「自給飼料および畜産物への放射性物質移行とその低減技術」を開催する。「永年草地における牧草中放射性セシウムのモニタリングと移行低減技術」、「堆肥の継続的な施用による飼料畑の放射性セシウムの移行制御技術」ほかの報告がある。
【化学工業日報 2012.11.21朝刊  4面】“


”I−008.農研機構中央農業総合研究センターは、11月21日に茨城県つくば市で、「農業生産におけるIT(情報技術)利用技術の現状と展開方向」をテーマに研究会を開催した。衛生利用測位システム(GPS)や地理情報システム(GIS)を活用した試験研究などについて話題提供があった。 
          【日本農業新聞 2012.11.22朝刊 14面】“


”I−009.農研機構野菜茶業研究所は、11月21日に静岡県島田市で、導入天敵を使った持続的な防除方法を探るため、研究会を開催した。「伝統的生物的防除の新展開」と題し、緑肥や蜜源になるレンゲやかんきつ類などでの天敵利用について紹介した。導入天敵の利用には、伝統的生物防除法と生物農薬的利用法がある。
       【日本農業新聞 2012.11.22朝刊 14面】“


”I−019.農研機構果樹研究所と果樹試験研究推進協議会は、12月18日に東京都千代田区霞ヶ関の中央合同庁舎第4号館で、温州ミカンに多く含まれる機能性成分βクリプトキサンチン(βCRP)をテーマにシンポジウムを開催する。同研究所と金沢大学、愛媛大学、(株)えひめ飲料が共同で取り組んだ研究の成果などを発表する。
【日本農業新聞 2012.11.28朝刊 14面】“


”I−042.水産総合研究センター国際水産資源研究所は、11月23日に「世界の海と日本の漁業」をテーマに、静岡県清水区折戸の施設を一般公開した。来場者は、マグロ、イカ、アカマンボウなどやミンククジラの頭骨の展示を見学し、クロマグロの子どもの標本などを顕微鏡で観察した。イカの墨を使った習字体験も行われた。
 【日刊水産経済新聞 2012.12. 4朝刊  6面】“


”I−046.農研機構畜産草地研究所と全国酪農業共同組合連合会は、12月4、5の両日、東京都内で、自給飼料活用型TMR(混合飼料)センターに関する情報交換会を開催した。濃厚飼料への依存度を下げるため、高栄養のイアコーンサイレージや、大豆の代替たんぱく源のアルファルファの生産振興が提起された。 
        【日本農業新聞 2012.12. 6朝刊 16面】“


”I−049.農研機構九州沖縄農業研究センターは、12月6、7の両日、福岡市で、イネウンカ類と媒介ウイルス病、薬剤抵抗性をテーマに国際シンポジウムを開催した。2010年に国内で見つかったセジロウンカが媒介するイネ南方黒すじ萎縮ウイルスの特性、感染動向などの研究成果が報告された。 
          【日本農業新聞 2012.12. 8朝刊  2面】“


”I−054.農研機構は、12月11日に東京都内で花き生産の安定や低コスト化に役立つ技術を紹介する産学官連携交流セミナーを開催した。農研機構花き研究所は、日没後の数時間の光照射や温度を調節することで、スプレイ菊などの加温に使う燃料の消費量を3割削減する低コスト生産技術を報告した。 
          【日本農業新聞 2012.12.12朝刊 16面】“


”I−066.農研機構中央農業総合研究センターは、12月7日に東京都北区西ヶ原の滝野川会館でシンポジウム「転換期の水田農業とその展開方向」を開催した。名古屋大学が「我が国の農業のあり方を考える」と題して基調講演を行い、日本の食と農を振り返りつつ、農政の流れを解説した。
           【農村ニュース 2012.12.17    1面】  
         【農経しんぽう 2012.12.17    2面】“


”I−072.農林水産政策研究所は、12月18日に東京都内で、「地理的表示保護制度」の研究成果報告会を開催した。地理的表示の先進地域である欧州連合(EU)諸国を取り上げた。地理的表示保護制度は、地域名などを付けた特産物などを保護し、他地域の産品とより差別化して、ブランド価値や農家所得の向上を後押しする制度。
  【日本農業新聞 2012.12.19朝刊  2面】“


”I−081.農研機構の中央農業総合研究センターと東北農業研究センターは、12月21日に福島県川俣町で、放射性物質を含む稲わらや雑草、枝葉などの容積を減らす実験設備を公開した。乾燥・粉砕し、ペレット状に圧縮成形処理することで容積を5分の1〜10分の1に減らし、安定的に保管できるようにする。
           【日本農業新聞 2012.12.22朝刊  1面】 
            【福島民報 2012.12.22朝刊 23面】“


”I−086.農研機構中央農業総合研究センターは、来年1月12日に茨城県つくば市にある食と農の科学館で、飼料用米をテーマに市民講座を開催する。飼料用米の利用方法から飼料用米を給与した畜産物まで紹介する。
           【日本農業新聞 2012.12.25朝刊 14面】“


”I−087.農研機構畜産草地研究所は、来年1月16日と18日につくば市のつくばエキスポセンターで、体細胞クローン牛についてのサイエンスカフェ(科学技術の一般向け説明会)を開催する。体細胞クローンは遺伝的な特徴が全く同じ個体を複製する技術で、優良な個体を低コストで増やせる。体細胞クローン牛の最新の研究成果を説明する他、希望者は焼き肉を試食できる。 
          【日本農業新聞 2012.12.26朝刊 18面】“






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