MICS NEWS Vol.13 Number 11
         6.環境 
…  廃棄物処理・リサイクル etc. …
             

”K−022.和歌山県農業試験場は、悪臭が原因で肥料としての利用率が伸びない鶏ふんに、梅の調味廃液を添加することで悪臭を6分の1以下に抑えられることを明らかにした。さらに第一リン酸アンモニウムを加えることで、低臭化が進み、肥料に欠かせない窒素の含有率が向上することも確認された。 
            【紀伊民報 2013. 2. 6朝刊  1面】“


”K−034.農研機構生研センターは、3月14日にさいたま市の大宮ソニックシティで研究報告会を開催する。放射性物質で汚染された農地の除染作業に使う農機などの研究成果を発表する。除染用農機では、のり面や農道に使う表土削り取り機や水田用トラクター、無人運転のトラクターを紹介する。また、新型キャベツ収穫機などを発表する。
           【日本農業新聞 2013. 2.14朝刊 20面】“


”K−041.農業環境技術研究所は、小規模な水田における放射性セシウム除染技術を開発した。汚染水田に分散剤(水酸化ナトリウム)と水を加えて撹拌し、排水を繰り返すもので、水田土壌の放射性セシウム濃度を除染前の38%に低減し、生産された玄米中の放射性セシウム濃度を除染前の水田で生産された玄米の42%に低減できた。 
            【読売新聞 2013. 2.20朝刊 34面】 
            【東京新聞 2013. 2.20朝刊  2面】 
          【日経産業新聞 2013. 2.20朝刊  7面】
           【日本農業新聞 2013. 2.20朝刊 14面】
           【日刊工業新聞 2013. 2.20朝刊  3面】
             【福島民友 2013. 2.20朝刊  2面】
             【河北新報 2013. 2.20朝刊  3面】 
            【岩手日報 2013. 2.20朝刊  4面】 
          【日本経済新聞 2013. 2.20夕刊 14面】 
          【化学工業日報 2013. 2.21朝刊  4面】 


”K−052.水産総合研究センターは、2月20日に東京・千代田区のイイノホールで、第10回成果発表会「東日本大震災と放射能の影響解明−水産業の復興に向けた調査研究」を開催し、放射能モニタリング調査のデータなどをもとに、「海産生物内の放射性セシウム濃度は全体的に低下傾向にある」と発表した。 
      【日刊水産経済新聞 2013. 2.22朝刊  1面】“


”L−013.林野庁は、従来のスギに比べ、成長速度が約2倍で花粉は半減させた新品種「エリートツリー」の普及に取り組む方針を決めた。新品種は、性質が優れたスギの人工交配で森林総合研究所が開発した。花粉症対策のため、花粉の少ない木を選んで掛け合わせ、雄花からの飛散量を50%以上減らすことに成功した。
          【東京新聞 2013. 3. 3朝刊  2面】 
          【日本農業新聞 2013. 3. 3朝刊  3面】





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