MICS NEWS Vol.14 Number 6
         6.環境 
…  廃棄物処理・リサイクル etc. …
             

”F−001.農研機構果樹研究所は、地球温暖化の影響で、この30〜40年間に日本のリンゴの味はより甘く変化したとの研究結果をまとめた。産地として知られる長野、青森両県のリンゴの品質データを分析。いずれの県でもリンゴの酸の含有量が減って糖度が増し、味が甘くなる傾向を確かめた。
              【朝日新聞 2013. 8.16朝刊  4面】 
            【毎日新聞 2013. 8.16朝刊  2面】
             【茨城新聞 2013. 8.16朝刊 19面】
            【北海道新聞 2013. 8.16朝刊 28面】
             【山形新聞 2013. 8.16朝刊 21面】 
          【日本経済新聞 2013. 8.16夕刊 12面】 
            【読売新聞 2013. 8.17朝刊 33面】 
            【中日新聞 2013. 8.17朝刊  1面】
             【東京新聞 2013. 8.18朝刊  2面】
           【日経産業新聞 2013. 8.19朝刊  5面】“


”F−011.農業環境技術研究所は、地球温暖化で土壌からの二酸化炭素の発生がどれだけ加速するか、従来より高い精度で予測する方法を開発した。土壌中から比重の軽い有機物を分離し、その成分の割合を調べる。微生物が分解しやすい「O−アルキル炭素」と、分解しにくい「芳香族」「脂肪族」の割合を元に予測する。
        【日本農業新聞 2013. 8.27朝刊 20面】 
          【日刊工業新聞 2013. 8.27朝刊 17面】 
          【化学工業日報 2013. 8.29朝刊  4面】 


”F−019.森林総合研究所は、東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う森林内の放射性セシウムについて、福島県内の観測結果を基に20年先を予測した。セシウムは土壌に移行するが、土壌中の鉱物がセシウムの大部分を保持し、樹木などへの移行は小さい可能性がある。その後は、緩やかに減少していく見通し。
           【日本農業新聞 2013. 8.25朝刊  3面】“


”F−020.栃木県畜産酪農研究センターは、米ぬかペレットを乳牛用の混合飼料(TMR)に利用し、最適な配合割合が乾物重量で15%と確認した。米の副産物である米ぬかを活用し、配合飼料の給与量を減らして飼料自給率の向上につなげられる。精米所などで出る米ぬかは脂肪分が多く、濃厚飼料に位置付けられる。 
        【日本農業新聞 2013. 8.29朝刊 16面】“


”G−031.農研機構畜産草地研究所は、アミノ酸を添加した低たんぱく質(低CP)飼料を豚に給与することで、豚の窒素排せつ量を減らせる上、飼料生産から家畜排せつ物処理までの利用過程全体として温室効果ガスを2割低減できることを確かめた。排せつ物処理排水に含まれる窒素量も低減でき、汚水処理コストが下げられることを示した。 
          【日本農業新聞 2013.10. 3朝刊 16面】“


”G−033.大阪大学は、微生物の細胞から必要な酵素だけを取りだして触媒に使い、試験管内でバイオ燃料を合成することに成功した。温泉などにすむ好熱性微生物が持つ酵素の遺伝子に注目し、遺伝子組み換え技術で大腸菌に組み込んで育て、50〜90度まで加熱、熱に強い好熱性微生物の酵素だけを取り出した。 
            【朝日新聞 2013.10. 3朝刊 21面】“







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