”H−044.筑波大学は、イネの細胞壁に改変技術を用いて、セルロース量の多いイネの作出に成功した。セルロースは、糖への分解が容易でバイオエタノール生産の原料になる。可食部分にあたるコメ粒には影響がないため、収穫後の稲わらから糖化原料を効率よく生産する技術への進展が予想される。 【化学工業日報 2013.11.12朝刊 7面】“ ”H−059.東京大学は、コーヒーかすや米ぬかの成分から、高耐熱性バイオプラスチックを作る技術を確立した。米ぬかに含まれる「フェルラ酸」、コーヒーかすに含まれる「カフェ酸」という成分を原料にした。300度Cに加熱しても形状を保つ。一般的なバイオプラスチックであるポリ乳酸よりも耐熱温度が5倍程度高く、成形加工しやすい。 【日刊工業新聞 2013.11.21朝刊 19面】“ ”I−027.農研機構九州沖縄農業研究センターは、豚のふん尿から分離した液体が野菜のセル育苗用の液肥として使えることを確かめた。有用微生物を含む培土に施用することで、液体に含まれる窒素が、養分として吸収されやすい状態になる。新しい設備は不要で低コストで導入が可能。 【日本農業新聞 2013.12.11朝刊 16面】“ |
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