MICS NEWS Vol.15 Number 3
         6.環境 
…  廃棄物処理・リサイクル etc. …
             

”B−014.北海道立総合研究機構・林産試験場は、おがくずを熱してつくる放射性物質の吸着材を開発。吸着材は粉末状で、水中に含まれる放射性物質のセシウムやストロンチウムを除去でき、東京電力福島第1原発事故の被災地での汚染水処理などで実用化を目指しており、吸着材は間伐材や木くずからも作れる利点もあり、道産木材の新たな活用法としても注目されている。
  【北海道新聞 2014.5.11朝刊 1面】“


”C−032.農業・食品産業技術総合研究機構は、竹中土木と共同で地震や津波に対して強靭で施工性に優れ、低コストで構築できる海岸堤防「三面一体化堤防」を開発。のり面と天端の3面の被覆土と盛り土が一体化した構造を採用。盛り土補強材のジオテキスタイルと連結したプレキャストコンクリートブロック、透水性が低く高強度のセメント改良土を組合せる事で一体化、津波が堤防に激突した際の抵抗力を大幅に向上出来る。 
【日刊工業新聞 2014.6.10朝刊 16面】


”C−040.2030年までに市民一人当たりの温室効果ガス排出量の50%削減を目指しているつくば市はで、同市と「市環境都市の推進に関する協定」を結ぶ公共機関が、削減に向けた最先端の研究や、専門性を生かした取り組みを進行中。同ガス削減を巡る市民の関心も高いが、同市と20機関が13日に開く意見交換会は非公開となり、環境問題に取り組む団体からは公開を求める声が上がっている。 
【読売新聞 2014.6.13朝刊 31面】“


”C−041.国際農業産業研究センターは、遺伝子組み換え作物の温室から出た未処理実験排水を隣接施設に移送したと発表。生態系に影響を与えないよう使用などを規制する「カルタヘナ法」で未処理排水は施設外へ出してはいけないとされるが、汚水槽で異常増水が確認されたため緊急移送したという。野外への漏出はない。 
【読売新聞 2014.6.14朝刊 31面】
【毎日新聞 2014.6.14朝刊 25面】
【茨城新聞 2014.6.14朝刊 23面】
【東京新聞 2014.6.15朝刊 26面】







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