MICS NEWS Vol.15 Number 8
         6.環境 
…  廃棄物処理・リサイクル etc. …
             

”K−057.東京新聞は、東京電力福島第一原発事故による首都圏の放射能汚染問題で、新たに千葉、茨城両県にまたがる水郷地帯の湖沼を調査。これまで調査した東京湾や主要河川と比べ、大幅に高い濃度の放射性セシウムが検出された。水の入れ替わりが少なく、流入したセシウムが抜けにくい地理的な特徴が影響している可能性がある。
  【東京新聞 2015.2.20朝刊 1面】“


”K−060.北海道大学大学院の研究グループは、省エネ型の水処理技術として有用な水生植物の成長を速める微生物を多数発見。アシネトバクター属やペロモナス属などの細菌で、例えばウキクサは約2倍に加速することができるという。食品系工場廃水や富栄養汚染湖沼などで将来の利用を見込む成果。メカニズムを解明するための研究を継続し、2020年をめどに実用化を目指す。 
【化学工業日報 2015.2.23朝刊 4面】“


”L−004.農業環境技術研究所は、土中の炭素の増減と二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量を簡単に同時に計算できるインターネット上のウェブサイトを公開。農家や行政などが温室効果ガスの削減効果を簡単に試算できる。全国の農地の排出量を計算することができる。試算値は、農産物の付加価値を高めて販売するためのデータとして活用できる。
  【日本農業新聞 2015.2.23朝刊 13面】“


”L−018.理化学研究所環境資源科学研究センターは、農産物への高濃度セシウムの取り込みを抑制する化合物を発見。「CsTolen A(シストレンエー)」と呼ばれる化合物で、散布などすれば蓄積量の低減効果が得られるという。汚染土壌対策として放射性セシウムに結合し、農産物への移行を低減する有望な技術開発の基盤につながる成果とみられている。 
【化学工業日報 2015.3.6朝刊 6面】
【日刊工業新聞 2015.3.6朝刊 21面】
【日経産業新聞 2015.3.6朝刊 10面】“







もどる


(c)Copyright 2000 by Food Microscience Network
All rights reserved