MICS NEWS Vol.16 Number 3

          5.生体機能 … 機能の発見、製品開発 etc.
             

”C-061.農研機構果樹研究所は、ブドウの果皮の色調を制御している2つの遺伝子の位置を発見。アントシアニン色素の組成に関与するもので、これら遺伝子座にある遺伝子の「型」の違いと組み合わせにより、高温下でも安定した紫黒色や鮮やかな赤色のブドウができることが判明。この成果をもとにDNAマーカーを開発すれば、色調予測や市場価値の高い優良な着色形質を示す固体を見つけ出すのに大幅な期間短縮が可能という。 
【化学工業日報 2015.6.24朝刊 5面】
【日本農業新聞 2015.6.24朝刊 20面】


”C-062.農研機構果樹研究所は、DNA解析技術を用いてニホングリの在来品種が「丹波地域の品種」と「それ以外の地域の品種」に大別できることを明かした。遺伝的構造解析という手法を用いて、各品種が先祖集団の遺伝子をどの程度持っているのか推定。遺伝子的に遠い品種同士を交配することにより品種育成の効率化、近親交配による収量低下の回避、さらに新たな形質を持つ品種を育成できる可能性があるという。 
【化学工業日報 2015.6.24朝刊 5面】
【日本農業新聞 2015.6.24朝刊 19面】
【茨城新聞 2015.6.29朝刊 9面】


”C-064.理化学研究所多細胞システム形成研究センター(CDB)とイスラエルのネゲブ・ベン=グリオン大学の研究チームは、ハエの体の毛などを構成する細長い形の細胞ができる詳しい仕組みを解明したと発表。細胞を細長く伸ばす司令役のたんぱく質が、他のたんぱく質とともに細胞の一端に集まることで、細胞が一方向に伸びていくことが判明した。 
【日経産業新聞 2015.6.24朝刊 8面】“


”C-065.広島大学は、生細胞内にある特定遺伝子の働きと位置を同時に”見える化”する技術を開発。標的となる全遺伝情報(ゲノム)配列を切断し、遺伝子を挿入・削除するゲノム編集技術と、DNAからRNAへの転写を観察できる「MS2システム」を組合せ、特定遺伝子の転写と細胞核内の配置を同時に可視化できるという。成果は英科学誌ヌクレイック・アシッヅ・リサーチ電子版に掲載。 
【日刊工業新聞 2015.6.25朝刊 28面】“


”D-002.理化学研究所環境資源科学研究センターは、植物が成長し組織ができあがった際にさまざまな細胞に変われる能力を抑える仕組みを解明。細胞分化に関わるとされているたんぱく質「PRC2」に着目した。PRC2が全遺伝情報(ゲノム)の特定領域の遺伝子発現を抑え、不必要な分化を止めることで多細胞生物の組織を維持していることが判明。高効率な組織培養により農産物などの量産等に活用できる可能性があるという。 
【日刊工業新聞 2015.6.30朝刊 21面】“


”D-004.米農務省農業研究局は、複数の天然イースト菌の中に、プラムなどの核果類に被害をもたらす灰星病を抑制する効果があることを突き止めたと発表。収穫後に施用することで、腐敗果を減らし、商品化率の向上につなげられる可能性がある。複数のイースト菌が灰星病の病原菌を抑制する効果があることを確認、その中でアウレオバシジウム・プルランスとロドトルラ・フィロプラナという名の2種が特に有効であることが判明。 
【日本農業新聞 2015.6.30朝刊 14面】“


”D-005.東京大学は、植物が栄養素を吸収する過程に関わる遺伝子を発見。根から水分や栄養素の流出を抑える働きを持った器官の形成にかかわる遺伝子で、欠損すると成長において異常が起きる。農作物の生育効率を高めるなどの応用が期待できる。発見したのは「MYB36」という遺伝子で、植物の中で栄養素の流出を抑える「カスパリー線」という器官の形成に関わる複数の遺伝子の働きを制御するとみられている。 
【日経産業新聞 2015.6.30朝刊 8面】“


”D-006.広島大学は、生きた細胞内で特定の遺伝子の位置と活性を同時に可視化できる技術を開発。「ROLEX」と名付けた同技術は、高次なDNA構造に関与する複雑な遺伝子発現機構解明や、再生医療などへの応用研究に用いられる可能性があるという。 
【化学工業日報 2015.7.3朝刊 4面】“


”D-007.東海大学などの国際共同研究チームは、遺伝子改変マウスを簡便に作製する方法「GONAD」を開発。従来法では熟練技術と高額な設備が必要だが、新開発した方法では小規模な研究室でも受精卵をマウス体外に取り出すことなくノックアウト(KO)マウスが作れるという。効率的でKOマウスの誕生までに使用するマウスの削減に貢献できる。 
【化学工業日報 2015.7.3朝刊 4面】“


”D-012.自然科学研究機構分子科学研究所などのチームは、生き物の体内に備わっている24時間周期の「生物時計」は、特定のたんぱく質の化学反応にかかる時間がもとになっているとの研究結果を米科学誌サイエンス電子速報版に発表。細菌を使用した研究だが、チームは「ヒトなどの高等生物でも似た仕組みが存在するかもしれない」としている。 
【毎日新聞 2015.7.6朝刊 26面】“


”D-019.海洋研究開発機構は、約400度C・250気圧の高温・高圧下でエビやカニなどの甲殻類に含まれる多糖の一種「キチン」が分解される様子を観察することに成功。今後同センターでは、極限環境下での深海生物の生態および独自の構造機能を解明していく方針。成果は7日、英科学誌サイエンティフィック・リポーツ電子版に掲載された。 
【日刊工業新聞 2015.7.8朝刊 23面】“


”D-021.東北大学は、ファーブル昆虫記にも取り上げられた甲虫の仲間「オトシブミ」が産卵時に作る葉っぱの巻物に様々な形があるのは、天敵のハチの種類と深く関係することが分かったと発表。巻物の中で育つ幼虫をハチの寄生から守るために、色々な形になったという。東北大、河田教授は「ハチから身を守るためにオトシブミが巻き方を変化させ、今度はそれに適応するためにハチが進化し現状になった可能性がある」と話す。 
【読売新聞 2015.7.9夕刊 7面】“


”D-023.カナダや米国、英国などの研究チームは、地球温暖化に伴う気温上昇の影響で北米と欧州にすみ、果樹や野菜の授粉に役立つマルハナバチの生息域が過去約100年で大きく縮小したとする研究結果を米科学誌「サイエンス」に発表。生態系への影響に加え、蜂が花粉を運ぶ農作物の生産が減る等の被害が懸念される。研究チームは、マルハナバチは気温や環境の変化に弱く適応能力が低い可能性があるとみている。 
【日本農業新聞 2015.7.10朝刊 14面】“


”D-025.名古屋大学は、モデル植物のシロイヌナズナを用いて植物の受精卵が分裂する様子をリアルタイムに観察することに成功。種子の母体組織である胚珠の成長過程を生きたまま顕微鏡観察した。植物の発生では、細胞の運命転換による高い再生能力を持つことも明らかにし、今後、同メカニズムの解明を通じた効率的な組織栽培や、育種・培養技術開発につながることが期待されている。 
【化学工業日報 2015.7.10朝刊 4面】
【日刊工業新聞 2015.7.10朝刊 23面】“


”D-026.産業技術総合研究所と北海道大学の共同研究チームは、細菌が昆虫の細胞内に棲みつき、必要な栄養素を昆虫に供給するなど共生関係が知られるなか、細胞内にどのようにして棲める環境が整うのか遺伝子レベルで解明。形態形成に関与する遺伝子の働きを特殊化させる役割を担っていたことが判明。共生細菌を持つ農業害虫は多く、新知見を生かすことで革新的な防除技術への伸展も考えられる。 
【化学工業日報 2015.7.14朝刊 5面】“


”D-028.岡山大学は、植物種子の形成過程で必須の2つの遺伝子を発見。「PDF2」と「ATML1」で両方とも表皮細胞の分化のカギとなる遺伝子であることが判明。成果は、植物の器官形成や環境ストレス応答での表皮細胞の働きを突き止める手掛かりとなり、ストレス耐性品種の開発に弾みがつく。日本植物生理学会の国際誌「プラント&セル フィジオロジー」に掲載。 
【化学工業日報 2015.7.14朝刊 5面】“


”D-031.水産総合研究センターは、北半球を対象とした国際的な研究で、アマモ場の保全にヨコエビや巻貝など小型無脊椎動物の多様性が大きく関わっていることを初めて証明したと発表。小型無脊椎動物を含めたアマモ場全体の生態系を管理すれば、アマモ場の保全・再生計画への寄与が期待できるという。
  【日刊水産経済新聞 2015.7.15朝刊 2面】“


”D-039.愛知県農業総合試験場は、従来品種の雌と交配させると、羽毛の色が雌雄で異なる子どもができるウズラの新品種を開発したと発表。同県はウズラの飼育数が全国1位で、ひな鳥の性別を一目で見わけられるため採卵に用いる雌を選別しやすくなり、生産効率が上がると期待されている。8月から県内の生産者を対象に卵の有償配布を始め、普及に乗り出すという。 
【四国新聞 2015.7.17朝刊 9面】
【熊本日日新聞 2015.7.17朝刊 7面】
【長崎新聞 2015.7.17朝刊 6面】“


”D-042.水産総合研究センターは、ニホンウナギを追跡調査し、ウナギが日の出とともに水中深くもぐり、日の入りとともに浮上する性質があることを明かした。この性質を使うと、これまで謎とされていたウナギが海を渡って産卵地に移動する経路をつきとめられるとみられ、絶滅が危惧されるニホンウナギの資源保護に役立つと期待されている。19日に都内で開催されたシンポジウムで発表した。 
【日本経済新聞 2015.7.20朝刊 15面】“


”D-045.慶応義塾大学と東京理科大学は、新たなイメージング技術を開発し、藻類の葉緑体の内部構造の観察に成功。従来の顕微鏡技術では困難だった非侵襲で、高解像度を実現。光合成能力を生かした有用物質生産や太陽エネルギーの効率的な吸収など藻類の産業応用に向け役立つ成果となるという。 
【化学工業日報 2015.7.23朝刊 4面】“


”D-046.千葉県立中央博物館などは、水中に含まれる魚のふんなどからDNAを調べ、そこに生息する種類を判定する技術を開発。バケツ1杯程度の水で判定でき、水族館の水で試したところ、9割以上の確率で魚の種類を特定できたという。川や海などでも使え、捕獲の労力をかけずに魚などの生息状況を調査できる。研究チームは、水の採取場所や方法をどう工夫すれば、海などでも正確に調査できるか検討している。 
【日経産業新聞 2015.7.23朝刊 8面】“


”D-047.名古屋大学は、植物が授粉した後に精子にあたる精細胞を送り込む花粉管が、種子のもとになる組織に正確に引き寄せる新しい物質があることを突き止めた。研究チームがこれまでに見つけていた花粉管を引き付ける物質に比べ、数十倍離れた位置でも作用していたという。植物の受精を人工的に誘導し、異種間の交雑の効率化に役立つとみている。 
【日経産業新聞 2015.7.23朝刊 8面】“


”D-048.北海道大学は、体内のリズムをつかさどる時計遺伝子の働きが、従来知られている24時間周期に加えて3時間周期で強弱があることをマウスを使った実験で突き止めた。睡眠などの行動と体内時計の関わりの解明に役立つ。成果は英科学誌サイエンティフィック・リポーツ(電子版)に掲載。 
【日経産業新聞 2015.7.24朝刊 8面】“


”E-001.免疫生物研究所は、野口研究所との共同研究で、遺伝子組み換え(GM)カイコで生産した抗体に付加する糖鎖を均一化する技術の開発に成功。研究モデルとして抗HER2ヒト化モノクローナル抗体(トラスツズマブ)を選び、これをGMカイコで作り、新技術を適用させたところ、均一化した抗体は抗腫瘍作用として重要な抗体依存性細胞障害(ADCC)活性の高いことを確認できたという。 
【化学工業日報 2015.7.24朝刊 4面】
【上毛新聞 2015.7.24朝刊 13面】“


”E-004.理化学研究所は、作物実験モデルとして活用が見込まれるイネ科植物「ミナトカモジグサ」の新たな形態的特徴を明らかにした。ムギ類の代表であるコムギと比較し、温度ストレスなどにさらされた時の細胞内代謝物を解析し、共通点と相違点が判明。ミナトカモジグサの特徴の基準となる「生体スケール」がまとまったことで、ムギ類の研究モデルとして利用できることが分かった。バイオマス用途の新作物品種開発などへの貢献も含め新たな研究用ツールとしての有用性が確認されたという。 
【化学工業日報 2015.7.27朝刊 4面】“


”E-005.東京大学と新潟大学は、植物に多く含まれる繊維「セルロース」からバイオ燃料を作る際の鍵となる酵素の詳細な構造を突き止めた。X線による解析で、反応に重要な部位を特定。これらの部位を改変し、酵素の性質を上げれば、バイオエタノールの生産効率向上やコスト低減などにつながると期待している。 
【日本経済新聞 2015.7.27朝刊 13面】“


”E-006.名古屋大学は、植物細胞の分裂にブレーキとして働く新しい遺伝子「MYB3R」を発見。細胞分裂は植物の成長に必要な生命活動だが、同遺伝子が分裂に関連する100個以上もの遺伝子群の発現を共通して抑制していたという。また抑制の一連のメカニズムも解明。この成果をもとに同遺伝子を人為的にコントロールする技術の開発が実現すれば、食料増産に寄与する多収性作物やバイオマス植物の開発につながる。 
【化学工業日報 2015.7.28朝刊 4面】“


”E-009.岡山大学とカリフォルニア大学は、植物が乾燥ストレスに応答する新たな分子機構を明らかにした。植物の表面にあり、蒸散など担う「気孔」を閉口させる働きを示す植物ホルモンのアブシン酸が作用する過程を発見、その過程では、細胞内のカルシウム情報伝達を利用する仕組みが働いており、どのような分子が関わるかが判明。国際的に求められている乾燥耐性作物の開発に必要な分子基盤情報が得られた。 
【化学工業日報 2015.7.28朝刊 1面】“


”E-013.農業生物資源研究所は、チョウ目害虫の新しい殺虫剤の標的となり得るたんぱく質を作り出す2つの遺伝子を特定。カイコをモデルに、昆虫の脱皮と変態に必要な幼若ホルモンに着目し遺伝子を調べ、2つのたんぱく質が同ホルモンの生成や働きに極めて重要であることが判明。今後、たんぱく質の機能を抑えて、特定の害虫だけに効果のある薬剤開発を進めるという。 
【化学工業日報 2015.7.30朝刊 4面】“


”E-014.農業生物資源研究所と岡山大学などは、栽培種の大麦は、約1万年前に地中海沿岸地域で自生していた野生種の突然変異体がルーツだったことを研究で明らかにした。世界の大麦品種は、二つのグループに分類できることも判明。人類最古の農作物とされる大麦のルーツを解明したのは世界初。成果は米国の学術雑誌「CELL(セル)」に31日、掲載された。 
【日本農業新聞 2015.7.31朝刊 17面】
【化学工業日報 2015.7.31朝刊 4面】
【日本経済新聞 2015.8.1夕刊 8面】
【科学新聞 2015.8.7朝刊 2面】


”E-015.関西医科大学は、ネズミに恐怖心を与えるにおいを発見した。神経回路に作用して先天的な恐怖を与え、繰り返し嗅がせても慣れることはない。鹿やイノシシなど他の動物にも応用できそうで、獣害対策の画期的な忌避剤ににつながる可能性があるという。代表的なにおい物質はチアゾリン類という物質の一種で、動物用忌避剤として特許を取得している。人間の感覚では豆をいったようなにおいで、悪臭ではない。 
【日本農業新聞 2015.7.31朝刊 1面】“


”E-020.富山県森林研究所は、森林害虫のマイマイガが大発生すると、人里へ熊が大量出没することにつながるという研究成果をまとめた。マイマイガがブナ科の新芽を食べ尽くし、熊の餌となるドングリの生育を妨げるのが原因で、5、6月にかけてマイマイガの幼虫が大量発生した年の秋は、熊の出没が増える可能性があるとして注意を促している。 
【日本農業新聞 2015.8.3朝刊 11面】“


”E-021.琉球大学とハーバード大学は、シジミチョウの幼虫は、アリに体液を吸わせて行動を操作し、幼虫の身を守らせているとの研究結果を米科学誌カレント・バイオロジー電子版に発表。幼虫が分泌する「密」を食べたアミメアリの行動や脳内物質を調査し、密を食べたアリは歩き回る量が減り、巣に戻る役割を放棄したような行動をとる一方、攻撃性が高まった。脳内を調査すると、意欲や快感に関連するホルモンのドーパミンの量が半減していた。研究チームは「一方的にアリ蛾協力的な振舞を共用されているのではないか」と分析している。
  【毎日新聞 2015.8.4夕刊 8面】
【読売新聞 2015.8.10夕刊 10面】“


”E-022.立命館大学は、UHF帯の発振器と無線機を用いて樹木の中に潜むシロアリなどの害虫の動きを非侵襲で検出できるシステムを開発。ごく小さな”誘導体”となるアリが動く際に出す微少容量を周波数に変換して捉える仕組みで、センサーとして防犯用や工場の生産ライン上での異物検出などへの応用を見込める。5年後をめどに実用化につなげたい考えだという。 
【日刊工業新聞 2015.8.5朝刊 25面】“


”E-026.名古屋大学などの研究チームは、線虫の行動を解析する手法を開発し、サツマイモネコブセンチュウが、硝酸カリウムの濃度差が大きい場所を嫌い、一定の濃度差の場所を好むことを発見したと発表。環境をコントロールすることで線虫の行動を制御し、新しい防除法の開発が可能になった。この成果は、オランダの科学雑誌「Sensors & Actucators B:Cheical」のオンライン版で公開された。 
【日本農業新聞 2015.8.5朝刊 14面】“


”E-040.富山県立大学生物工学研究センターは、節足動物(多足類)のヤンバルトサカヤスデから高活性のヒドロキシニトリルリアーゼ(HNL)を発見。医薬品、農薬などの原料や中間体となるシアノヒドリン化合物の合成に用いられる酵素で、工業的に使われているアーモンド由来のHNLに比べ活性は約5倍、高温や幅広いpH域で安定的に機能するという。既に酵母などを使った酵母生産にも成功しており、今後実用化に向け酵素の生産性を向上や、これと並行して高活性メカニズムの解明に取り組む。 
【化学工業日報 2015.8.11朝刊 5面】
【北日本新聞 2015.8.11朝刊 31面】
【日刊工業新聞 2015.8.12朝刊 19面】
【日本経済新聞 2015.8.13夕刊 12面】
【日経産業新聞 2015.8.14朝刊 6面】“


”E-045.沖縄科学技術大学院大学、米シカゴ大学、米カリフォルニア大学バーグレー校の研究グループは、タコの全遺伝子(ゲノム)の解読に成功。タコはイカやオウムガイなどを含む「頭足類」の仲間で、頭足類のゲノム解読は初。頭足類の理解が深まることで生物進化の研究の進展などにつながる可能性があるという。成果は、英科学誌ネイチャーに掲載。 
【日刊工業新聞 2015.8.13朝刊 15面】
【化学工業日報 2015.8.13朝刊 1面】
【東京新聞 2015.8.13夕刊 8面】“






もどる


(c)Copyright 2000 by Food Microscience Network
All rights reserved