MICS NEWS Vol.5 Number 5  
         6.環境 
…  廃棄物処理・リサイクル etc. …
             

"F−006.静岡県畜産試験場と浜松ホトニクスは、たい肥から出る微弱な光から短時間で、たい肥の良否が確認できる「たい肥品質評価技術」を開発。
    (静岡新聞   2004. 8.31 27面)

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"F−009.海洋研究開発機構は31日、日本の梅雨は2〜3年周期で多雨の年と小雨の年が繰り返されている傾向があることが分かったと発表。フィリピン沖の海面温度が、日本の梅雨の降水量に関係していることも分かり、フィリピン沖の海水温の着目すれば梅雨の予報に役立つという。
  (産経新聞   2004. 9. 1 30面)
  (読売新聞   2004. 9. 1  2面)
  (日刊工業新聞 2004. 9. 1 28面)
  (日本農業新聞 2004. 9. 1  1面)

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"F−021.ソニーは1日、植物原料プラスチックを使った非接触ICカードを開発したと発表。廃棄するときは、土中に埋めれば微生物で分解され、環境にやさしい。
     (日本経済新聞 2004. 9. 2 15面)

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"F−024.北海道エコシスなどは、フロンガスを熱分解で処理する技術を開発し、特許を取得。高温燃焼分解炉で回収フロンの燃焼実験を重ねて、破壊率99.99%を実現し、ダイオキシンの発生を従来の100分の1以下に抑えることに成功した。
     (北海道新聞  2004. 9. 2  9面)

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"F−043.(独)農業・生物系特定産業技術研究機構中央農業総合研究センターは、食用油を使った後の廃油から精製したバイオディーゼル燃料で、同センターの業務用マイクロバスを走らせる実証試験を開始した。精製方法は従来の精製で発生するグリセリンなどの副産物を生成しない独自の手法を開発し、エネルギーの地域循環・自給システムを計画しており、多くの油を生産するため、ナタネとヒマワリ、水稲の輪作体系の確立を目指している。
  (毎日新聞   2004. 9. 5 29面)

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"F−069.宮城県塩釜市は、カマボコを揚げた後の廃油をバイオディーゼル燃料に変換し、ゴミ収集車などの燃料として試験導入することを決めた。市全体で年間100万リットルに達する廃油が発生しており、カマボコ業者は現在有料で処理しているが「廃油を買い取ってもらえれば大助かり」と実現へ期待している。
塩釜市では、今後コスト計算、コスト引き下げの方策を検討し、廃油の処理施設の整備、事業化に取り組む。
  (日刊水産経済新聞 2004. 9. 2  6面)

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"F−095.トクデンプロセル(高崎市)は、コメを原料にした生分解性樹脂のこん包用緩衝材を開発。製造・販売を開始する。
    (日経産業新聞 2004. 9.10  9面)
    (日本経済新聞 2004. 9.10 37面)

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"F−100.鹿児島県農業試験場は、家畜のたい肥の腐熟度を現場で簡単に調べることができる装置を開発。
  (南日本新聞  2004. 9. 9  7面)

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"F−103.浅岡工業(帯広市)と北海道立工業試験場は、家畜のふん尿をカラマツチップを活用して無臭化する、ふん尿処理装置を開発。
  (日本農業新聞 2004. 9.12  1面)

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"F−108.帝人は、ペットボトルの「ポリエチレンテレフタレート」とトウモロコシから取り出した生分解性物質を混ぜて、太陽光でも、土に埋めても、自然分解する新しいプラスチックを開発。農業用マルチに応用すれば、野菜収穫後そのまま放置しておけば自然に分解される。
  (日本経済新聞 2004. 9.11夕 1面)

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"F−120.三重県科学技術振興センターは、建物の解体工事で発生する木質建設廃材を使って舗装資材を開発。
    (環境新聞   2004. 9.14  4面)

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"F−121.(独)農業・生物系特定産業技術研究機構中央農業総合研究センターは、食用油を使った後の廃油から精製したバイオディーゼル燃料で、同センターの業務用マイクロバスを走らせる実証試験を開始した。精製方法は従来の精製で発生するグリセリンなどの副産物を生成しない独自の手法を開発し、生産コストは1リットル当たり78円と市販の経由と代わらない。同センターは、エネルギーの地域循環・自給システムを計画しており、多くの油を生産するため、ナタネとヒマワリ、水稲の輪作体系の確立を目指している。
    (環境新聞   2004. 9.14  8面)

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"F−150.国立環境研究所などは、地球温暖化が進行した今世紀末の日本を、スーパーコンピューター「地球シミュレーター」を使い模擬計算を行った結果、最高気温30度以上の真夏日が年間100日を越える地域が全国に広がり、集中豪雨や洪水が起きる危険が高まるとする研究結果を具体的に示す。
    (茨城新聞   2004. 9.17 21面)
    (産経新聞   2004. 9.17 30面)
    (毎日新聞   2004. 9.17  1面)
    (日本経済新聞 2004. 9.17 42面)
    (日本農業新聞 2004. 9.17  1面)
    (読売新聞   2004. 9.17  1面)
    (常陽新聞   2004. 9.21  1面
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"F−195.農林水産業から発生する廃棄物をリサイクルする新たな利用法や各地での取り組みを紹介。ホタテ貝の貝殻は一部土壌改良材などに利用されているが、多くは野積みのまま放置されている。横浜のチャフローズコーポレーションは、ホタテ貝殻を高温で焼いて作った粉末に、化学物質分解や抗菌・消臭効果があることを発見し、壁材や畳に利用してシックハウス対策品として売り出している。また抗菌除菌機能を生かし水虫治療薬も開発中。などが紹介されている。
  (毎日新聞   2004. 9.20 22面)

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"F−208.ヤマハ発動機は、世界で初めてメタノール方式の燃料電池を搭載した二輪車の公道試験を始めた。来年中の実用化を目指す。
    (産経新聞   2004. 9.23  8面)
    (毎日新聞   2004. 9.23  9面)

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"F−212.国際エネルギー機関とカナダ、米国などの国際共同プロジェクトチームは、地球温暖化の原因となる二酸化炭素を地下深く封じ込める基礎開発に成功。カナダの油田の地下に、既に約500万トンを注入、地上にほとんど漏れず安定的に貯留出来ることを確認している。
     (茨城新聞   2004. 9.23  2面)
     (東京新聞   2004. 9.23  3面)

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"F−222.日本工営(東京)は、油類で汚染された土壌をロドコッカス・エリスロポリスという非遺伝子組み換え微生物を土壌に注入して浄化する技術を開発。従来の微生物法に比べ、処理期間を半分程度に短縮し、処理コストも半減。
    (フジサンケイビジネスアイ 2004. 9.27 24面)
  (建設通信新聞 2004. 9.27  2面)
  (日経産業新聞 2004. 9.27 21面)

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"F−234.物産ナノテク研究所(東京)は、廃木材から作った低純度エタノールから、高純度の燃料用エタノールを精製する脱水プラントの安定稼働に成功。今年度中に製造したエタノールをガソリンに混ぜて、自動車の走行試験を開始する。
  (日経産業新聞 2004. 9.27  9面)

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"F−241.(独)森林総合研究所は、地球温暖化が進めば21世紀末にはブナの生育適地が1割以下の約2300平方キロに減少し、中国、四国、九州ではほぼ全滅するとの予測を発表。
  (茨城新聞   2004. 9.26 21面)

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"F−244.中国政府は、森林保護のため10月から木炭輸出を全面停止する。中国産の木炭の輸入量は国内消費量の約3分の1、備長炭の輸入量は国内消費の約7割を占めている。林野庁は企業が中国から買いだめした備長炭の在庫でしのぎながら、国産木炭の増産やオガ炭の代替利用を進める。
    (産経新聞   2004. 9.25  1面)
    (東京新聞   2004. 9.29  3面)
    (朝日新聞   2004. 9.29  3面)
    (毎日新聞   2004. 9.29  3面)
  (日本経済新聞 2004. 9.29  5面)
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