MICS NEWS Vol.5 Number 9   
        1.食品機能  … 機能の発見、製品化 etc. …

"I−029.米ハーバード大学は、塩水を感染者の口に噴霧することで、SARSやインフルエンザなどの感染拡大を抑えられるとの研究結果を、米科学アカデミー紀要に発表。食塩水が肺や気管の粘膜を潤した結果、口から吐き出される粘液などが大きな水滴になり、微小な飛沫ができにくくなるという。
    (朝日新聞   2004.12. 1夕22面)

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"I−042.(独)農業生物資源研究所が、コメを食べるだけでスギ花粉症を予防する効果があるという遺伝子組み換えイネの屋外栽培を、来春、研究所内の圃場で行う計画であることが分かった。既に、農林水産、環境両省に栽培申請を出しており、今後審査されるという。
    (東京新聞   2004.12. 3 26面)
    (茨城新聞   2004.12. 3 21面)


"I−096.森永乳業は、ビフィズス菌BB536の花粉症改善効果について検証。調査は、花粉症の男女40名にBB536と乳酸菌のみのヨーグルトを2グループに分け、14週にわたって1日2個を毎日食べてもらったところ、BB536を食べた人は、目の症状と鼻のかゆみで著しい改善効果が認められた。
    (日経産業新聞 2004.12. 7 19面)
    (化学工業日報 2004.12. 7  6面)
    (日刊工業新聞 2004.12. 7 30面)
    (日本農業新聞 2004.12. 8  5面)
    (薬事日報   2004.12.15  6面)
    (食品新聞   2004.12.13  3面)

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"I−143.ポッカコーポレーションは、花粉症対策飲料「春対策レモン効果」を発売する。レモンに含まれる「ヘスペリジン」に、花粉症を緩和する効果があることをラットで確認した。
    (日経産業新聞 2004.12.21 18面)

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"I−151.ご飯を炊くときにお米を水に浸して置くのは、ふっくら炊ける他にも理由があることを(独)農業・生物系特定産業技術研究機構近畿中国四国農業研究センター堀野俊郎研究専門員が紹介。米を水に浸しておくと、機能性物質「ギャバ」という特殊なアミノ酸が増加するという。ギャバは精神細胞を癒し、痴呆症予防効果もあることが分かっている。
      (日本農業新聞 2004.12.22 16面)

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