MICS NEWS Vol.5 Number 10  
         6.環境 
…  廃棄物処理・リサイクル etc. …
             

J−007.富士通と東レは、パソコンのボディーに使える植物系素材を開発。3月までに発売する新機種に採用し、1台あたりの石油使用量を1リットル分減らすことができるという。
    (朝日新聞   2005. 1. 4  1面)

J−040.ソニー・ミュージックコミュニケーションズは、石油原料を使わずパルプとデンプンを使い樹脂製並の強度を持つCDケースを開発。土中に埋めれば約6カ月で分解され、再生紙の原料としてリサイクルも可能な環境配慮型。
    (日経産業新聞 2005. 1. 7  8面)

J−070.東京大学は、てんぷら油などの廃植物油を原料に、バイオディーゼル燃料を効率よく製造する技術を開発。地域ごとの小規模施設でも、低コストで燃料生産ができ、資源の有効活用に期待できる。
    (日経産業新聞 2005. 1.12 10面)

J−074.名古屋大学は、通常分解されるのに1年程度かかる生分解性樹脂の分解速度を2倍に引き上げる技術を開発。
    (日経産業新聞 2005. 1.13  7面)

J−081.日本ビクターは、トウモロコシのデンプンから合成されたプラスチック「ポリ乳酸」で耐熱性のあるDVDを開発。2〜3年後の製品化を目指す。
    (毎日新聞   2005. 1.10  8面)

J−096.(独)農業環境技術研究所にある組み換え作物の隔離圃場について、管理・運用目的などを紹介。
    (日本経済新聞 2005. 1.16 29面)

J−097.北海道十勝地区農協組合長会は、十勝地区各農協が将来とも遺伝子組み換え作物を栽培しない方針を13日、帯広市内で開かれた会議で申し合わせた。
    (北海道新聞  2005. 1.14  4面)

J−123.(独)農業環境技術研究所は、土壌中の除草剤を独自に発見した分解菌で浄化する技術を開発。木炭中で分解菌を育て、そのまま埋めることで除草剤の分解がよりすすみ、半年後の濃度は7割以上少なかったという。
    (日経産業新聞 2005. 1.19  1面)

J−148.重金属や化学物質などに汚染された土地の浄化技術が進展し、植物や微生物を使う「バイオ浄化」で短期処理する技術や、従来から行われている土壌加熱処理などの技術を紹介。
    (日本経済新聞 2005. 1.21 15面)

J−158.中国農業科学院作物品種研究所は、中国の農作物を中心に1日1品種が絶滅の危機にひんしているとのデーターを明らかにした。
    (日本農業新聞 2005. 1.23 11面)

J−185.荏原は26日、家畜糞尿処理システム「バイトレック」の第1号機を愛知県の個人養豚家向けに受注・納入し、余剰電力売電を開始したと発表。日量10.7トンの糞尿を処理。
    (化学工業日報 2005. 1.27 11面)
    (日経産業新聞 2005. 1.27 11面)

J−192.北海道大学は、牛の糞尿から発生するメタンガスをプラスチック原料になるベンゼンと水素に変える触媒を開発。北海道別海町の実証試験施設で、安定生産ができることも確かめているという。
      (朝日新聞   2005. 1.28 29面)

J−196.北海道大学は、牛の糞尿から発生するメタンガスを新触媒と反応させてベンゼンと水素を低コストで製造する技術を開発。
    (日本経済新聞 2005. 1.28 15面)
    (化学工業日報 2005. 1.31 10面)
    (読売新聞   2005. 1.29 18面)

J−197.荏原は、家畜の糞尿をメタン発酵して発電する家畜糞尿処理システム「バイトレック」の第1号機を愛知県内の農家に納入し、余剰電力売電を開始したと発表。
    (日刊工業新聞 2005. 1.28 15面)





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