MICS NEWS Vol.5 Number 12  
         6.環境 
…  廃棄物処理・リサイクル etc. …
             

"K−120.(独)森林総合研究所は18日、東北地方のブナの作況を調査した結果、東北地方北部、南部、秋田中央の3ブロックに分かれ、地域ごとで異なることが分かったと発表。今後ブナの作況に影響する気象条件などを解明し、熊の出没予測につなげていきたいとしている。
    (日本農業新聞 2005. 2.19 11面)

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"K−129.国学院大学は、神社境内の「鎮守の森」が地球温暖化に影響する二酸化炭素を一般の森林の3.3倍吸収するとの調査結果を発表。針葉樹の多い森林や公園と違い、鎮守の森は土地の特性にあった状態で、二酸化炭素をより多く吸収する広葉樹が多く、木も大きいためと分析している。
    (日本経済新聞 2005. 2.18夕18面)

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"K−131.宮城県林業試験場は、景観維持にスギの間伐材を利用しようと土留めや防護柵を開発。県内で導入され始め、あまり利用されなかった直径8センチ程度の細い間伐材も利用でき、木材の有効利用につながる。
    (河北新報   2005. 2.21 22面)

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"K−138.静岡大学は23日、超臨界水の中で燃焼させて無害化できる、家畜排せつ物の処理装置を開発したと発表。
    (日刊工業新聞 2005. 2.24 29面)
    (静岡新聞   2005. 2.24 29面)

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"L−007.国内の10の市民団体は、遺伝子組み換え作物の自生全国調査で、茨城県鹿島港や横浜港など8港で自生を確認した。農作物や生態系への影響を与える可能性があるとして早急な対策を訴える。
    (日本農業新聞 2005. 2.25 19面)

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"L−011.(独)農業工学研究所端憲二水工部長は、どのような環境が水田の魚にとって不可欠かを探り出す「メダカはどのように危機を乗り越えるか」を出版。水田と周辺の水路の環境を考える。
    (毎日新聞   2005. 2.28 28面)
    (東京新聞   2005. 3. 9  3面)
    (茨城新聞   2005. 3.13  2面)

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"L−021.(独)農業・生物系特定産業技術研究機構中央農業総合研究センターと高田エンジニアリングは、もみ殻焼却灰のケイ酸質肥料を作る方法を開発したと発表。もみ殻を最適温度で燃焼させ、熱エネルギーは発電などに利用して、燃焼灰は高溶解性ケイ酸質肥料として有効利用できる。
    (毎日新聞   2005. 3. 3 26面)

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"L−025.農林水産省は、バイオマス製品の普及にバイオマス資源を使った環境配慮型商品を認定して表示する、「バイオマーク」の試験運用を開始。06年度から本格運用を目指す。
     (日本農業新聞 2005. 3. 7  1面)
     (フジサンケイビジネスアイ 2005. 3.21  6面)
     (日刊工業新聞 2005. 3. 2 13面)

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"L−030.カゴメは、生態系への影響を考慮しトマト栽培菜園5カ所で、受粉用のハチを欧州種から在来種に全面的に切り替えた。今後は、契約農家にも在来種への切り替えを促していく。
      (日経産業新聞 2005. 3. 3 19面)

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"L−037.原弘産(山口県)は、(独)農業・生物系特定産業技術研究機構中央農業総合研究センターと共同で、グリセリンを生成しない高性能のバイオディーゼル燃料プラントを開発。食品メーカーや自治体を対象に4月から生産・販売をはじめる。
      (日本経済新聞 2005. 3. 4 39面)

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"L−081.三陽機器(岡山県里庄町)は、籾殻をすりつぶし容積を約2分の1にして再資源化する機械を開発。処理時の摩擦熱により、籾殻についている害虫や雑草の種子まで死滅させることで、家畜用や農業用などに活用できる。
    (環境新聞   2005. 3. 9 14面)

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"L−089.北海道立林業試験場の調査で、防風林用の樹木で最も風に強いのはカシワで、広く使われているカラマツは倒木しやすいことが分かった。樹種の違いだけによる倒れにくさでは、11種類のうちは1位はカシワ、ミズナラ、トドマツと続いた。
    (北海道新聞  2005. 3.11夕15面)

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"L−096.長崎県衛生公害研究所と海洋研究開発機構は、大村湾内の水質を生物の力で浄化する実験で、養殖と曝気を組み合わせて窒素やリンを効率的にリサイクルすることで浄化を実現したと発表。
      (日刊工業新聞 2005. 3.11 24面)

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"L−171.旭化成パックスは、生分解性プラスチック製の飲料コップ「グリーン・プロマックス」を開発。トウモロコシを原料にしたポリ乳酸樹脂を使っており、使用後は土中に埋めれば土に戻る。今回、愛知万博で採用され、万博終了後にたい肥に再生される。
      (日経産業新聞 2005. 3.24 11面)


"A−011.電力中央研究所は、微生物で簡単に土壌浄化する技術を開発。微生物を地中にまくだけで有害な有機塩素系物質を処理することが可能。
    (日経産業新聞 2005. 3.31  1面)

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"A−012.(独)産業技術総合研究所とサンギ(東京)は、バイオマス由来のエタノールから化学原料や代替燃料を製造する触媒に、歯磨き粉の成分を使う基礎技術を開発し、事業化する。
    (日経産業新聞 2005. 3.31 15面)

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