MICS NEWS Vol.6 Number 4  
          5.生体機能 
… 機能の発見、製品開発 etc.
             

"F−004.ヒトに最も近いチンパンジーの全遺伝情報(ゲノム)の概要を解読したと、米ワシントン大学などの米欧研究チームが発表。たんぱく質を作る遺伝子に限ると、71%に微妙な違いが。
           (日刊工業新聞   2005. 9. 1 30面)
           (朝日新聞     2005. 9. 1  3面)
           (日本経済新聞   2005. 9. 1 42面)
           (産経新聞     2005. 9. 1 29面)
           (東京新聞     2005. 9. 1 30面)
       (フジサンケイビジネスアイ 2005. 9. 1  7面)
           (毎日新聞(夕刊) 2005. 9. 1 10面)

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"F−015.マウスの遺伝情報全体(マウスゲノム)の大半が無駄と思われてきたが、全体の長さの約70%が、遺伝子を調節するなど、細胞内で利用されていることを理化学研究所などの国際研究グループが解明。
    (朝日新聞     2005. 9. 2  2面)
    (日刊工業新聞   2005. 9. 2 25面)
    (化学工業日報   2005. 9. 2  6面)
    (読売新聞     2005. 9. 2  1面)
    (読売新聞     2005. 9. 2  2面)
    (毎日新聞     2005. 9. 2  1面)
    (毎日新聞     2005. 9. 2  2面)
    (産経新聞     2005. 9. 2  1面)
    (東京新聞     2005. 9. 2  3面)
   (フジサンケイビジネスアイ 2005. 9. 2  9面)
    (茨城新聞     2005. 9. 2  2面)
    (日本経済新聞   2005. 9. 2 42面)
    (常陽新聞     2005. 9. 2 10面)
    (産経新聞     2005. 9. 3  2面)

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"F−028.様々な組織の細胞になりうるヒトの胚性幹細胞(ES細胞)は、培養を続けるうちにがん細胞で起こるような異常が生じることを米ジョンズホプキンス大などのグループが見つけた。
           (朝日新聞     2005. 9. 5  2面)

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"F−062.ソバに、ほかの植物の成長を阻害する効果があることが農業環境技術研究所・化学生態ユニットの研究で明らかに。遊休農地などで雑草が生える前に地被植物として使えば、広葉雑草の防除に期待できる。
           (日本農業新聞   2005. 9.10  1面)

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"F−065.人クローン胚からの胚性幹細胞(ES細胞)作成に世界で初めて成功した韓国ソウル大などのチームが、国際的なES細胞バンクの設置を準備していることが分かった。内外の再生医療研究者らに作成した細胞を提供。
           (朝日新聞(夕刊) 2005. 9.10  1面)

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"F−079.ツムラは13日、桑の根から抽出したエキスに脱毛を抑制する可能性があることを発見したと発表。桑の根は「桑根皮(そうこんぴ)」と呼ばれる生薬の一種。同社はエキスを配合した育毛剤を製品化する検討に入る。
           (日経産業新聞   2005. 9.14  9面)

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"F−091.勉強すると脳細胞が増える仕組みの一端を、東大の久恒博助教授と大学院生の戸塚祐介さんが実験で突き止めた。何かを覚えるときに出ると知られている脳波の一種「シータ波」が脳の中の海馬という部分に伝わると、将来脳神経細胞に育つ前駆細胞が刺激され、最終的に脳細胞が増える。
           (朝日新聞     2005. 9.15 38面)
           (毎日新聞     2005. 9.15  3面)
           (産経新聞     2005. 9.15  1面)

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"F−103.シダ植物にある青色と赤色の両方の光を関知できる受容体が、異なる進化を遂げた藻類にも存在することが明らかに。この受容体を用いて薄暗い環境下で太陽光を関知し、効率的に光合成をしているようだ。基礎生物学研究所の和田正三特任教授らのグループが発見。
         (朝日新聞(夕刊) 2005. 9.16 11面)

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"F−115.牛の胃に生息する細菌に含まれ、研究者間では「幻の酵素」と呼ばれていた「エピメラーゼ」の抽出と、遺伝子構造の解析に、北大大学院農学研究科の松井博和教授らのチームが19日までに成功。
           (北海道新聞    2005. 9.20 29面)

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"F−136.直流電流を交流に変換するインバーターのような働きを持つ有機化合物を早稲田大などの研究チームが発見。単体でインバーター機能を持つ物質が見つかったのは世界初で、次世代の電子部品として期待されている有機エレクトロニクス素子に応用できる可能性。
           (毎日新聞(夕刊) 2005. 9.22 12面)
           (朝日新聞(夕刊) 2005. 9.27  9面)

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"F−144.歯の形や数を決めている遺伝子を伊藤信行京都大教授と大学院生の葛西義明さんらがマウスの実験で突き止めた。歯の形成過程や生物の進化を探る手掛かりになるのではないかという。
      (東京新聞     2005. 9.23  3面)

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"F−190.名古屋大学生物機能開発利用センターの松岡信教授と東京大学農学生命科学研究科の山口五十磨教授らの研究グループは、植物の成長にかかわる植物ホルモンであるジベレリンを受け取るたんぱく質(受容体)「GID1)をイネから発見。
           (日刊工業新聞   2005. 9.29 36面)
           (中国新聞     2005. 9.29 33面)

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"F−198.科学技術振興機構(JST)と理化学研究所は、唾液や涙、消化液などが必要に応じて分泌されるメカニズムを解明。細胞の中で特殊なたんぱく質が調節していた。
           (日経産業新聞   2005. 9.30 11面)

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"G−021.スウェーデンのカロリンスカ研究所は3日、2005年のノーベル賞生理学医学賞をオーストラリアの2博士に授与すると発表。胃・十二指腸潰瘍や胃炎がヘリコバクター・ピロリ菌によって起こることを解明したのが理由。
        (日経産業新聞   2005.10. 4 10面)
        (日本経済新聞   2005.10. 4 42面)
        (東京新聞     2005.10. 4  1面)
        (産経新聞     2005.10. 4 30面)
        (朝日新聞     2005.10. 4  1面)
        (毎日新聞(夕刊) 2005.10. 4  2面)

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"G−032.がん細胞の増殖を止めるカギになるたんぱく質を、米ハーバード大の中谷喜洋教授らの研究チームが発見。がん細胞内で、このたんぱく質「p600」の合成を妨げたところ、がん細胞は増殖を止め、次々と自滅したという。
    (朝日新聞(夕刊) 2005.10. 4  1面)
    (東京新聞     2005.10. 5  3面)
    (産経新聞     2005.10. 5  2面)

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"G−059.オスのマウスの涙に、メスに認識される性フェロモンが含まれていることを、東京大大学院の東原和成助教授らの研究グループが発見。ほ乳類の涙にフェロモンが含まれていることが判明したのには初めて。
           (毎日新聞     2005.10. 6 26面)
           (朝日新聞     2005.10. 6  3面)
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