MICS NEWS Vol.6 Number 5   
        1.食品機能  … 機能の発見、製品化 etc. …

"G−110.渋柿を発酵させて作る柿酢に、血圧を下げる効果があることがわかった。和歌山県が13日、県立医科大、JAと協力して行った初のモニター調査の中間報告。「柿が赤くなると医者が青くなる」を医学的に実証。
           (日本農業新聞   2005.10.14 15面)

"
"G−114.カゴメなどは、トマトに含まれる成分にアレルギーを抑える作用があることを確認。トマトジュース1缶分に含まれるリコピンを毎日摂取し続けると、ハウスダストに敏感に反応する血液中の物質が少なくなった。
           (日経産業新聞   2005.10.14  8面)

"
"G−136.アサヒビールは、ビールを醸造した後のビール酵母に、農作物の病害予防や、収穫量を増やす効果があることを発見したことを明らかに。農作物への効果が明らかになったのは初めて。
           (読売新聞     2005.10.17  7面)

"
"G−165.近畿中国四国農業研究センターと丸善製薬は18日までに、漢方薬の原料として使われている甘草のエキスが、野菜やイネの病害を抑える効果があることを共同研究で突き止めた。
           (中国新聞     2005.10.19 25面)

"

"G−194.花王はお茶に含まれるカテキンという成分に、血糖値を下げる効果があることを発見。糖尿病の患者に高濃度のカテキン飲料を飲んでもらう実験で効果を確認。
           (日経産業新聞   2005.10.24 11面)

"
"G−210.森永乳業は、ビフィズス菌・BB536が、鼻水、鼻ずまりなどの花粉症による不快症状の改善に有効であることを、記録的に大量のスギ花粉が飛散した今年1〜4月までの13週間にわたる臨床試験で明らかに。
           (化学工業日報   2005.10.26  5面)

"H−032.森永乳業の食品総合研究所は、「ビフィズス菌BB536」の花粉飛散の多いシーズンにおける花粉症不快症状の改善効果を見いだした。
           (食品産業新聞   2005.10.31  7面)
           (日本食糧新聞   2005.10.31  4面)

"
"H−004.イソフラボン類が糖尿病、高脂血症の薬剤と同じメカニズムで肥満や高脂血症を改善−。農水省の食品総合プロジェクト「食品の安全性及び機能性に関する総合研究」における最新の研究成果が19日、東京都内で開かれた公開講演会で報告。
           (健康産業新聞   2005.10.26  1面)

"
"H−013.ファンケルは、同社が販売している青汁の原料であるケールが、免疫機構を担う肥満細胞からヒスタミンが遊離するのを抑制することを見いだした。
           (化学工業日報   2005.10.28  5面)

"
"H−077.ユズの搾りかすに雑草の育成を抑えるアレロパシー効果があることが、香川大学農学部の加藤尚教授らの研究で明らかに。産業廃棄物や堆肥原料になっていただけに、新たな用途につながる可能性が出てきた。
           (日本農業新聞   2005.11. 6  1面)

"
"H−091.長野県のJA中野市は8日、エノキタケに血流を促す効果があると発表。JA職員ら100人を対象に、摂食前と後の血流を比べた。同市はエノキタケの年間生産量4万トンと日本一。
           (日本農業新聞   2005.11. 9  1面)




もどる

(c)Copyright 2000 by Food Microscience Network
All rights reserved