MICS NEWS Vol.7 Number 8  
          5.生体機能 
… 機能の発見、製品開発 etc.
             

"G−081.理化学研究所の伊藤幸成主任研究員、科学技術振興機構(JST)の戸谷希一郎、長崎大学の研究チームは、たんぱく質が適切に折りたたみ構造をとるのに重要な役割を果たす「グルコシダーゼU」の機能を解明。
           (日刊工業新聞   2006.10.20 25面)

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"G−088.北大、東大、水産総合研究センター(栃木県日光市)の研究グループは、サケ科サクラマスの雄を引きつける雌の性フェロモンが、尿に含まれるアミノ酸の一種「キヌレニン」であることを突き止めた。
           (北海道新聞    2006.10.23  2面)

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"G−090.植物の遺伝子の働きを調節することで花粉ができないようにする手法を、筑波大大学院の佐藤忍教授らの研究チームが開発。様々な遺伝子組み換え植物の花粉飛散の防止や種ができないため、草花の花を長持ちさせられる。
           (読売新聞(夕刊) 2006.10.23 14面)

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"G−099.東京大学大学院のバシム・クーラム大学院生、西澤直子教授らは、植物が土壌から鉄分を取り込むのに重要な遺伝子を見いだした。
           (日刊工業新聞   2006.10.25 29面)
           (日経産業新聞   2006.10.26 11面)
           (日本農業新聞   2006.10.26  9面)

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"G−100.理化学研究所の松井南グループディレクター、吉積殻リサーチアソシエイトらの研究グループは、細胞分裂を伴わない特殊なデオキシリボ核酸(DNA)「エンドリデュプリケーション」を制御する遺伝子を見いだした。
           (日刊工業新聞   2006.10.25 29面)

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"G−109.ミツバチの全遺伝情報(ゲノム)の解読に、日本や米国など90の研究機関でつくる国際共同研究チームが成功。昆虫のゲノム解読の成功は、ショウジョウバエや蚊に続いて3例目。
           (読売新聞     2006.10.26 37面)
           (朝日新聞(夕刊) 2006.10.26  2面)
           (日刊工業新聞   2006.10.27 28面)

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"G−111.理化学研究所は、お茶の水女子大、日本女子大と共同で、特殊細胞周期の1つエンドリデュプリケーションを制御するたんぱく質「ILP1」とその産生遺伝子を植物から発見。作物の大型化育種技術の開発に有望。
           (化学工業日報   2006.10.27  6面)

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"G−112.四国電力の研究開発子会社、四国総合研究所は26日、緑色の光を照射して農作物の病害を予防する技術を開発したと発表。技術を活用すれば農薬使用抑制につながる。
           (日経産業新聞   2006.10.27  8面)

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"G−125.九州大学大学院の後藤雅宏教授と日本原子力研究開発機構の下条晃司郎博士研究員は30日、たんぱく質をイオン液体に抽出させることに初めて成功したと発表。酸化促進機能も確認。
           (日刊工業新聞   2006.10.31 27面)

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"H−017.ブタの背骨の長さに関係する遺伝子を、農業生物資源研究所の研究グループが4日までに突き止めた。この研究成果を基に交配を工夫すれば、背骨の長い、従来よりもロース肉の多いブタへの品種改良が期待できる。
         (日本経済新聞(夕刊) 2006.11. 4 10面)
           (茨城新聞     2006.11. 5 21面)

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"H−020.国際農林水産業研究センターはこのほど、コロンビアの熱帯農業センターと共同で、南米の牧草の一種が硝酸化成を抑制する機能を持つ物質を分泌することを明らかに。
           (化学工業日報   2006.11. 6  4面)

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"H−026.近畿中国四国農業研究センターは、水稲の湛水直播栽培で使う鉄コーティング種子で苗を作れば、育苗時の苗立枯細菌病などの病害を抑える効果があることを突き止めた。
           (日本農業新聞   2006.11. 8  9面)

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"H−053.首都大学東京などの研究グループは、シダ植物が弱い光でも上手にキャッチできる詳しい仕組みを解明。
           (日経産業新聞   2006.11.15 13面)

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"H−057.山形県農業総合研究センター農業生産技術試験場は、水稲の湛水直播で使う種子を鉄粉でコーティング後に、ビニール袋に種子を密封すると、鉄の酸化に伴う熱が発生せず、発芽率の向上につながることを明らかに。
           (日本農業新聞   2006.11.16 11面)


"H−063.かずさディー・エヌ・エー研究所などの国際研究チームは、マメ科の植物が窒素を効率よく取り込むために必要な遺伝子を突き止めた。肥料を使わずに育つ植物の開発などにつながる。
           (日経産業新聞   2006.11.17  9面)



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