MICS NEWS Vol.8 Number 1 
          5.生体機能 
… 機能の発見、製品開発 etc.
             

"L−056.大阪大学大学院人間科学研究科の山本隆教授らは13日、「桂花」(中国のキンモクセイ)の香りが摂食・飲水量の増加を引き起こす「オレキシン」の発現量を抑制する効果を持つことを、ラットによる実験で突き止めたと発表。
           (日刊工業新聞   2007. 3.14 26面)

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"L−058.カネボウ化粧品は、フェアビアンカという白いバラの品種の香りに、肌の黒ずみの原因となるメラニン色素の生成を妨げる成分が含まれていることを見つけた。
           (朝日新聞(夕刊) 2007. 3.14  3面)

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"L−061.英ウォーウィック大学などは、モンシロチョウの幼虫だけを殺す「XptA1」と呼ぶ細菌由来のたんぱく質毒素の分子構造を解明。
           (日経産業新聞   2007. 3.15 10面)

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"L−067.理化学研究所の発生・再生科学総合研究センターは、世界で初めて人工飼育下でヌタウナギの胚発生に成功。
           (化学工業日報   2007. 3.19 10面)

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"L−080.理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの研究チームは、最も原始的な脊椎動物の1つとされる「ヌタウナギ」を飼育下で産卵させ、胚発生の様子を観察することに、世界で初めて成功。
           (朝日新聞(夕刊)  2007. 3.23 13面)

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"L−085.東京海洋大学の坂本崇・助教授と水産総合研究センター、広島県栽培漁業協会は共同で、アユの病気「冷水病」への強さを見極める目印となるDNAマーカーを見つけた。
           (日経産業新聞   2007. 3.26 10面)

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"L−086.農林水産省は22日にまとめた農林水産省知的財産戦略会議のなかで、作物のゲノム情報を活用して新品種を育成する方針を明らかに。2010年度までに50件の新品種を育成する。
           (化学工業日報   2007. 3.26  4面)

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"A−011.東京海洋大学の坂本崇教授らの研究グループは、アユの冷水病耐性を司る遺伝子の場所を特定することに成功。冷水病に強いアユ種苗の開発に。
           (日刊水産経済新聞 2007. 4. 3  1面)

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"A−023.森林総合研究所は、スズメバチの女王バチを不妊化させる寄生虫を世界で初めて発見。女王バチの越冬中に寄生し、不妊化させ巣作りを出来なくする新種の線虫。
           (毎日新聞     2007. 4. 6 26面)

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"A−024.水産総合研究センター養殖研究所の玄浩一郎主任研究員らは、ウナギ未受精卵中に存在する母親由来遺伝子のうち、ウナギ仔魚が元気に育つ卵に多く含まれている良質卵関連遺伝子の単離に成功。
           (科学新聞     2007. 4. 6  4面)

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"A−025.北海道立北見農業試験場作物研究部馬鈴しょ科の池谷聡研究員らの研究グループは、ジャガイモ疫病とジャガイモシストセンチュウの抵抗性を併せ持つジャガイモ新品種「サヤアカネ」を発表。ほぼ無農薬栽培が可能。
           (科学新聞     2007. 4. 6  4面)

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"A−035.理化学研究所の平井優美ユニットリーダーらは、ブロッコリーやキャベツなどアブラナ科の野菜にがん予防成分を作らせる新遺伝子を見いだした。
           (日刊工業新聞   2007. 4.10 30面)
           (日本農業新聞   2007. 4.10  1面)

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"A−037.京都大学の三室守教授らは目に見えない赤外線を使って海洋細菌が効率よく光合成する仕組みを解明。通常の植物よりも約5%、光合成の能力が高い。
         (日本経済新聞(夕刊) 2007. 4.10  3面)

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"A−039.奈良先端科学技術大学院大学やドイツ・フライブルク大学、オランダ・ユトレヒト大学のグループは、植物の根の成長をつかさどる遺伝子を発見。
           (日経産業新聞   2007. 4.12 10面)

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"A−066.奈良先端科学技術大学院大学の島本功教授らは19日、花を咲かせる物質「花成ホルモン」をイネの実験で発見した、と発表。
         (日本経済新聞(夕刊) 2007. 4.19 22面)
           (毎日新聞     2007. 4.20  3面)
           (日刊工業新聞   2007. 4.20 33面)
           (茨城新聞     2007. 4.20 21面)
           (読売新聞(夕刊) 2007. 4.20 20面)
           (化学工業日報   2007. 4.23 11面)

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"A−072.農業生物資源研究所と農林水産先端技術産業振興センター農林水産先端技術研究所の研究グループは19日、豚の背骨の長さをコントロールする遺伝子を明らかにしたと発表。
           (日経産業新聞   2007. 4.20  9面)
           (日本農業新聞   2007. 4.21  1面)

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"A−074.東京大学大学院の西澤直子教授らのグループは20日、植物が育ちにくいアルカリ性の土壌でも成育する稲を遺伝子組み換え技術により開発したと発表。
           (日本農業新聞   2007. 4.21 11面)
           (日刊工業新聞   2007. 4.23 18面)
           (日本経済新聞   2007. 4.23 25面)
           (産経新聞     2007. 4.23 17面)

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