MICS NEWS Vol.8 Number 2 
          5.生体機能 
… 機能の発見、製品開発 etc.
             

"B−002.東京農工大や農業生物資源研究所などの研究グループは、絹の繊維を織物の技法で筒状に編んだ人工血管を作った。ラットの実験では、移植から1年たっても血栓ができず経過は良好。
           (毎日新聞     2007. 4.29  3面)

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"B−005.米コーネル大学の研究チームは、木くずや雑草を分解する新しい植物酵素をを発見。バイオエタノールを低コストで製造するのにつながると見ている。
           (日経産業新聞   2007. 5. 2  8面)

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"B−009.京都大学や日清製粉などの研究チームは、バイオエタノールの原料として期待される木くずや雑木をキノコの一種で分解する手法を開発。機械で粉砕する従来法に比べ処理に必要なエネルギーを数十分の1以下に減らせるという。
           (日本経済新聞   2007. 5. 4  9面)

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"B−015.自然科学研究機構基礎生物学研究所の影山裕二研究員らの研究グループは、ごく小さな短鎖たんぱく質(ペプチド)を合成して細胞の形態を決定するショウジョウバエの遺伝子「ポリッシュド・ライス」を発見。
           (日刊工業新聞   2007. 5. 8 10面)

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"B−016.同じ桑の葉を食べても、カイコは種類によって白や黄色、ピンク、緑など違う色の繭を作るが、国立感染症研究所や農業生物資源研究所などの研究チームは、このうち、黄色い繭ができるメカニズムを突き止めた。
           (毎日新聞     2007. 5. 8 29面)

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"B−044.雪印乳業は、皮膚の保水性が高まる牛乳由来のスフィンゴミエリン高含有素材を開発。マウスを使った実験で、効果を確認。
           (化学工業日報   2007. 5.15  9面)

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"B−047.海洋研究開発機構は15日、シマイシロウリガイに共生する化学合成共生微生物の全ゲノム解析を行い、遺伝子の特徴などを解明したと発表。
           (日刊工業新聞   2007. 5.16 28面)
           (化学工業日報   2007. 5.16  8面)
           (東京新聞     2007. 5.16 30面)
           (日経産業新聞   2007. 5.16 10面)

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"B−051.東京農工大学大学院の早出広司教授らは、新しいビタミンと考えられている「ポロロキノリンキノン(PQQ)」と呼ぶ物質に、牛海綿状脳症(BSE)や変異型クロイツフェルト・ヤコブ病を引き起こすプリオンの病原性を抑
える機能があることを発見。マウスからのプリオン実験による。
           (日経産業新聞   2007. 5.16 10面)

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"C−119.京都大学ウイルス研究科の影山龍一郎教授と理学研究科の吉川研一教授らの研究グループは、細胞内でのオシレーションを行う新たな 分子を特定、 メカニズム解明に成功。
           (日刊工業新聞   2007. 6.27 25面)"


"C−127.大阪大学産業科学研究所の真嶋哲朗教授らは、デオキシリボ核酸 (DNA)中の電荷移動が塩基配列を伝わっていることを明らかに。
           (日刊工業新聞   2007. 6.28 28面)"


"C−131.米研究チームは、細菌の全遺伝子情報(ゲノム)を別の種類の細菌のゲノムとそっくり入れ替えることに成功。「人工生命」を作る技術に道を開く可能性が。
           (朝日新聞     2007. 6.29 37面)
           (日本経済新聞   2007. 6.29 15面)"


"C−132.農業生物資源研究所の小島桂研究員らの研究グループは、カイコの遺伝子を組み換えることにより、絹よりも強く、良くのびるクモの糸の成分をカイコに作らせることに成功。
           (日経産業新聞   2007. 6.29 11面)"


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