MICS NEWS Vol.8 Number 8 
          5.生体機能 
… 機能の発見、製品開発 etc.
             

"H−132.東京大学生物生産工学研究センターの藤原徹准教授らは植物のシロイヌナズナからモリブデントランスポーターを同定し、その機能を明らかに。今回、同定したトランスポーターは真核生物では初めて単離。
           (化学工業日報   2007.11.26 10面)

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"H−135.理化学研究所は26日、MSIという遺伝子が花粉壁の形成など花粉成熟に必要な遺伝子群の発現を制御することを発見したと発表。MSI遺伝子を改変、導入して花粉のできないシロイヌナズナをつくることにも成功。
           (日刊工業新聞   2007.11.27 34面)

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"H−145.理化学研究所は27日、フランスの原子力研究所と共同で、植物の病原体を認識し排除する「免疫レセプター」の構造を安定させる仕組みを解明したと発表。
       (フジサンケイビジネスアイ 2007.11.28  7面)
           (日経産業新聞   2007.11.28 10面)

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"H−151.東京大学の藤原徹・准教授らは、ホウ素を過剰に含む不良な土壌でも正常に育つ植物を作り出すことに成功。取り込んだホウ素を外へ排出する遺伝子を発見。
           (日本経済新聞   2007.11.30 15面)
           (日経産業新聞   2007.11.30  9面)


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"I−003.明治大学農業部生命科学科の渋谷直人教授らの研究グループは、植物の免疫受容体を発見。カビ(糸状菌)が感染した際、認識して、防御応答システムを作動させるたんぱく質を突き止め、受容体を産生する遺伝子も同定。農研機構生研センターの委託プロジェクトの成果。
           (化学工業日報   2007.12. 3  9面)

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"I−015.理化学研究所などは、植物の細胞がDNA量を2倍、4倍と増やす詳しいメカニズムを突き止めた。染色体の数が変わる場合と、染色体の束が太くなる場合の2通りがあることが分かった。
           (日経産業新聞   2007.12. 5 11面)
           (日刊工業新聞   2007.12. 5 32面)

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"I−021.信州大学の中垣雅雄教授が、クモが出す糸の成分を蚕に組み入れた絹糸「スパイダーシルク」を開発。強度や伸縮性が通常の絹より2倍以上優れた製品にできる可能性。
           (読売新聞     2007.12. 7 37面)
           (日刊工業新聞   2007.12. 7 29面)

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"I−022.理化学研究所のチームは6日、熱帯の樹木キャッサバ(タピオカ)のたんぱく質合成に不可欠な遺伝子約1万1千種を特定したと発表。バイオ燃料の開発や食糧問題の解決に生かしたい考え。
           (日本経済新聞   2007.12. 7 15面)
           (化学工業日報   2007.12. 7 11面)


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"I−044.産業技術総合研究所のチームは、地球上で最初に生まれた生命体が、周囲の栄養分の量に応じて増殖を調節する代謝制御の仕組みを既に備えていた可能性が高いことを突き止めた。
           (日本経済新聞   2007.12.12 42面)
           (茨城新聞     2007.12.12 10面)

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"I−045.東北大学の後藤彰研究員と大阪大学の審良静男教授らはドイツ・フランスなどの研究チームと共同で、感染症の原因菌を防ぐ役割を持つ新しいたんぱく質を見つけた。
           (茨城新聞     2007.12.12 10面)

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"I−046.京都大学生存圏研究所の梅澤俊明教授らの研究グループは、ヒノキの中心部などに含まれ、抗菌作用がある化学物質「ヒノキレジノール」が合成される際に必要な酵素の同定に成功。
       (フジサンケイビジネスアイ 2007.12.12 11面)
           (日刊工業新聞   2007.12.12 22面)


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"I−052.日本、米国、ドイツ、英国などの国際共同研究チームが13日、コケ植物のヒメツリガネゴケのゲノム解読に成功。海中の藻類から陸上の被子植物への進化の過程で、乾燥に耐える遺伝子を持っていることが分かった。
           (日本農業新聞   2007.12.14 13面)
           (朝日新聞     2007.12.14 37面)
           (日本経済新聞   2007.12.14 15面)
           (日刊工業新聞   2007.12.14 22面)

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"I−056.ボイス・トンプソン植物研究所のS−W・パーク博士らは、サリチル酸メチルが植物の全身性獲得抵抗性に重要な可動性シグナルであると報告。
           (科学新聞     2007.12.14  3面)

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"I−057.東京大学生物生産工学研究センターの山根久和教授らはこのほど、2次代謝産物であるモミラクトン類の光合成酵素遺伝子数種がイネの4番染色体に隣接して存在し、それらの転写が同調的な制御を受けていることを明らかに。
           (科学新聞     2007.12.14  7面)

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