MICS NEWS Vol.8 Number 9  
         6.環境 
…  廃棄物処理・リサイクル etc. …
             
"I−071.若林農相は18日の会見で、「二酸化炭素(CO2)の排出削減目標の中に農地自身の吸収を加えていくことを考えている」と述べ、CO2の吸収源として農地を位置付けることに意欲を示した。
           (日本農業新聞   2007.12.19  2面)

"
"I−072.神奈川県農業技術センターは18日、横須賀市の馬堀海岸の護岸沿いに植えられたヤシの木から、病害虫「ヤシオオオサゾウムシ」が、関東地方で初めて見つかったと発表。温暖化の指標となる虫。
           (東京新聞     2007.12.19 27面)

"
"I−075.水産庁が地球温暖化対策として3カ年計画で進める、漁でとった魚から船内でバイオディーゼル燃料を製造して航行する「自給自足型」の漁船の開発が、2008年度から始まる。
           (読売新聞(夕刊) 2007.12.19 19面)

"
"I−077.農業環境技術研究所などでつくる環境研究機関連絡会は19日、東京都内で成果発表会を開催。温暖化環境や二酸化炭素濃度が作物生産にどう影響するかの研究内容を紹介した。
           (日本農業新聞   2007.12.20  3面)

"
"I−085.近畿大学は北海道恵庭市内に持つ施設内に来年3月、バイオ再生燃料の研究施設を設けると発表。三菱重工業と共同で、茶殻など廃棄物から作る燃料「バイオコークス」の量産技術を開発する。
           (日経産業新聞   2007.12.20 15面)

"
"I−087.森林総合研究所は20日、日本の森林土壌が欧米に比べ、温室効果ガスのメタンの吸収量が約2倍と多いことを突き止めた。亜酸化窒素の放出量は半分以下。吸収の仕組みが分かれば、地球温暖化抑制に貢献できる可能性が。
           (日本農業新聞   2007.12.21  1面)

"
"J−062.遺伝子組み換え作物の安全性を評価するフランス政府の諮問機関は同国内で栽培されている組み換えトウモロコシについて「(生態系への影響などに)深刻な疑いがある」との報告書をまとめた。
           (日本経済新聞   2008. 1.16  9面)

"
"J−074.海洋研究開発機構は18日、シベリア東部の永久凍土地域で地中の温度がここ数年で最大3度上昇し、表層が急激に解けているのと調査結果を発表。
           (日本経済新聞   2008. 1.19 39面)
           (日刊工業新聞   2008. 1.21 26面)

"
"J−075.(株)オガワ農材は、堆肥をペレットにして燃料にする技術を開発。堆肥の需要が少ない時期に倉庫にためずに販売ができる上、重油などの代替燃料として安価に使えるため、施設栽培の農家には期待の資材となりそう。
           (日本農業新聞   2008. 1.21  1面)

"
"J−076.東京大学の研究者らでつくる「地域完結型燃料システムプロジェクト」は今春から、食料生産に影響しないリンゴの剪定枝や稲のもみ殻など、食用以外の植物資源を使ってエタノールを作る試験を長野県で本格化させた。
           (日本農業新聞   2008. 1.21  1面)

"
"J−079.帯広畜産大の研究チームは、牛、羊などの家畜のゲップとともにはき出され、温室効果のある「メタン」を、ゲップのガスからほぼ完全に除去する技術を開発。
           (読売新聞(夕刊) 2008. 1.21  1面)

"
"J−084.豊田通商は21日、豊田ケミカルエンジニアリングと太田油脂と共同で低コストなバイオディーゼル燃料の製造プロセスを開発したと発表。
           (日刊工業新聞   2008. 1.22  5面)

"
"J−087.国際農業研究協議グループは22日までに、トウモロコシなどが原料のバイオ燃料の生産が今後とも拡大すると、中国やインドの水不足が悪化し、世界の穀物価格はさらに高騰するとの予測をまとめた。
           (茨城新聞     2008. 1.23 21面)

"
"J−091.国立環境研究所は23日、石油などの化石燃料の消費で発生する二酸化炭素のうち、30%は海、14%は陸上の森林が吸収しているという推計を発表。
           (毎日新聞     2008. 1.24  3面)
           (日本経済新聞   2008. 1.25 15面)

"
"J−104.農林水産省系の研究機関などが、地球温暖化による農水産物の被害をくいとめるための品種改良や育成法改善などの研究に乗り出した。果樹研究所は交配によってオレンジなどの特徴を受け継いだ新品種「西南のひかり」を開発。
         (日本経済新聞(夕刊) 2008. 1.28  1面)

"
"J−108.バイオエナジーと神戸大学は酵素とカビを使い、天ぷら油など廃食用油からバイオディーゼルを作る技術を開発。従来法と違ってエンジンを傷める薬剤を使わないのが特徴。
           (日経産業新聞   2008. 1.29  1面)

"
"J−112.茨城県取手市のキリンビール取手工場に、バイオエタノールを製造するための実証試験装置が完成。同社は三菱商事と共同で2009年3月の稼働を目指し、北海道清水町に建設中のバイオエタノール製造工場で試験結果を活用。
           (読売新聞     2008. 1.29 31面)
           (毎日新聞     2008. 1.29 25面)
           (東京新聞     2008. 1.29 22面)
           (産経新聞     2008. 1.29 25面)
           (常陽新聞     2008. 1.29  1面)

"
"J−118.筑波大学発ベンチャーのサンケァフューエルズなどで組織する土浦市の産官学協議会が、バイオディーゼル燃料の原料となるヒマワリの栽培計画を進めている。地元で栽培から販売まで一貫した地産地消モデルの確立を目指す。
           (日経産業新聞   2008. 1.30 19面)

"
"J−122.筑波大学の中島敏明・准教授らは、特定のプラスチックのみを分解できる酵素をを開発。農業用シートなどに使われるプラスチックだけを分解する菌を発見、酵素を取りだした。
           (日経産業新聞   2008. 1.31 10面)

"
"J−123.農林水産省は30日、食料・農業・農村政策審議会の地球環境小委員会を開き、地球温暖化防止への農地土壌の役割りについて論点整理をした。堆肥の投入量を増やすことを柱に添えた。
           (日本農業新聞   2008. 1.31  2面)

"
"K−003.産業技術総合研究所は31日、硫酸を使わずに木材などからバイオエタノール燃料を製造するプラントを今秋をメドに建設する、と発表。
           (日経産業新聞   2008. 2. 1 10面)
       (フジサンケイビジネスアイ 2008. 2. 1 10面)
           (日刊工業新聞   2008. 2. 1 22面)
           (化学工業日報   2008. 2. 4 10面)
           (常陽新聞     2008. 2. 4  1面)

"
"K−007.内閣府が2日発表した「科学技術と社会に関する世論調査」によると、資源・エネルギー問題や地球環境問題など新たな社会問題が「科学技術の発展で解決される」と見ている人が6割を超え、04年の前回調査からほぼ倍増。
           (日本経済新聞   2008. 2. 3 34面)
           (産経新聞     2008. 2. 3 24面)
           (日本農業新聞   2008. 2. 3 11面)

"
"K−009.農林水産省は、「農業農村整備における地球温暖化対策のあり方」をまとめた。温暖化で栽培適地が北上し、農産物の質が低下。
       (フジサンケイビジネスアイ 2008. 2. 4  4面)

"



もどる


(c)Copyright 2000 by Food Microscience Network
All rights reserved