MICS NEWS Vol.9 Number 1  
         6.環境 
…  廃棄物処理・リサイクル etc. …
             
"K−076.米国ペンシルバニア州立大などの研究チームは、大気中の二酸化炭素が増えて地球温暖化が進むと、植物の葉が受ける昆虫の食害が増える、との解析結果を発表。
           (朝日新聞     2008. 2.29 31面)

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"L−006.埼玉県は、進行が懸念される地球温暖化に先手を打とうと、2008年度から3年間、南国のフルーツなどの栽培が県内で可能か研究する。ミカンの本格栽培を検討、マンゴーや飼料用サトウキビなどの栽培も試みる。
           (東京新聞     2008. 3. 3  3面)
           (産経新聞     2008. 3. 3 27面)

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"L−011.長野県野菜花き試験場は、地球温暖化に対応した暑さに強い盛夏取りレタス「長・野(ちょうや)39号」と球底部の形状など外観品質に優れた「長・野42号」を育成。
           (日本農業新聞   2008. 3. 5 10面)

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"L−012.京都大学の笠井亮秀准教授と豊原治彦准教授らは4日、河川から海に流れ込んで濁りの原因となる植物の繊維質をシジミが効率的に分解することを突き止めたと発表。
           (日経産業新聞   2008. 3. 5 10面)

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"L−018.滋賀県農業技術振興センターは、ダチョウや羊などの動物を放牧することで、猿による農作物被害を防ぐことを研究していたが、猿害対策に有効なのはヤギだけ、と言う最終結果を取りまとめ。
           (日本農業新聞   2008. 3. 6 13面)

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"L−021.北海道農業研究センターや北海道大学などで構成された道内の産学官研究チームが、人工湿地で酪農排水をろ過し、河川に流しても問題ない水準まで浄化する国内初のシステムを開発。効果も半永久的。
           (北海道新聞    2008. 3. 1  2面)

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"L−022.世界自然保護基金ジャパンは5日、環境省のレッドリストで絶滅危惧種に記載されている「オキナワトゲナズミ」を、沖縄本島北部で捕獲したと発表。森林総合研究所に委託し、07年以降、捕獲調査をしていた。
           (朝日新聞     2008. 3. 6 33面)
           (東京新聞     2008. 3. 6  3面)
           (読売新聞     2008. 3. 6 34面)
           (沖縄タイムス   2008. 3. 6 25面)
           (琉球新報     2008. 3. 6  1面)
           (西日本新聞(夕刊)2008. 3. 8 10面)
           (毎日新聞     2008. 3.10 19面)
 
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"L−026.滋賀県多賀町で、コケでヒートアイランド現象を緩和しようという町ぐるみの取り組みが4月から動き出す。休耕田対策や地域活性化、環境対策を両立するビジネスモデルとして広く普及を目指す。
           (日刊工業新聞   2008. 3. 7 29面)

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"L−029.米国非営利団体の国際アグリバイオ事業団の調査で8日、世界で遺伝子組み換え作物の栽培が本格的に始まってから2007年までの12年間で生産国が23カ国に増え、作付け面積も約70倍に急拡大したことが分かった。
           (日本農業新聞   2008. 3. 9  1面)
           (東京新聞     2008. 3. 9  3面)
           (茨城新聞     2008. 3. 9  1面)
           (北海道新聞    2008. 3. 9  3面)
       (フジサンケイビジネスアイ 2008. 3. 9  1面)

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"L−033.農業環境技術研究所の藤井義晴・上席研究員は、世界遺産を目指す小笠原諸島では、もともと自生していた植物を外来種が圧倒し、固有の生態系が崩れるという深刻な事態は、外来種の強さににアレロパシーがあると推測。
           (読売新聞(夕刊) 2008. 3.10 13面)

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"L−034.農業環境技術研究所などは10日、自然界で分解される生分解性プラスチックを強力に分解する微生物をイネの葉から発見したと発表。プラスチックゴミの減量化が期待できるという。
           (毎日新聞     2008. 3.11  2面)
           (日本農業新聞   2008. 3.11 13面)
           (日経産業新聞   2008. 3.11 11面)
           (化学工業日報   2008. 3.11  9面)
       (フジサンケイビジネスアイ 2008. 3.11  7面)

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"L−050.筑波大学や国立環境研究所などの研究チームは、世界中の池や湖などに生息し、自ら油を生成する藻の一種「ボトリオコッカス」を培養、抽出した油をバイオ燃料として役立てる技術の開発に取り組んでいる。
           (茨城新聞     2008. 3.16 22面)

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"L−051.米農務省農業研究局の3人の土壌学者が、養鶏場の排せつ・廃棄物の中に含まれるリンを「採掘」する方法を開発。
           (日本農業新聞   2008. 3.16  3面)

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"L−076.総務省は、野生生物の行動を追跡する無線システムに、電波を割り当てる方針を決めた。サルの群れが田畑に近ずくのを早めに察知して追い払ったり、イノシシやクマの生態を調べて農業被害を防ぐのに役立てる狙い。
           (朝日新聞     2008. 3.22 12面)

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"L−081.農業環境技術研究所の調査で、40度近い気温の下で開花した稲は、最大で半数近くの穂が実らない深刻な被害を受けることが分かった。
           (毎日新聞     2008. 3.24 28面)

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"L−083.北海道立工業試験場は、トウモロコシの葉や茎から効率的にバイオエタノールを製造する技術開発に取り組む。トウモロコシの葉や茎を原料とする製造技術の開発は国内初。
           (日本農業新聞   2008. 3.25  1面)

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"L−085.出光興産は24日、北海道大学と共同で、牛の「げっぷ」として大気中に出るメタンの量を9割抑える天然素材を発見したと発表。
           (朝日新聞     2008. 3.25 10面)
           (日本農業新聞   2008. 3.25 15面)
 
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"L−090.サカタのタネは25日、同社が開発した花「サンパチェンス」が、大気中の汚染物質を、従来の園芸植物に比べ数倍の効率で吸収することが分かったと発表。
           (東京新聞     2008. 3.26  8面)
           (日経産業新聞   2008. 3.26 13面)
           (日本農業新聞   2008. 3.26  1面)

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"L−097.キリンビールは、茨城県取手工場内にビール製造過程での副産物である大麦の殻などを使って、「セルロース系」原料からバイオエタノール製造の試験設備を建設、本格的な研究に着手。
           (東京新聞     2008. 3.27  9面)
           (中日新聞     2008. 3.27  1面)

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"L−103.農業環境技術研究所は27日、河川の生物への影響を調べるのに適した農薬の急性毒性試験法を開発したと発表。河川に生息するコガタシマトビケラを使う。
           (日経産業新聞   2008. 3.28 11面)




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