MICS NEWS Vol.9 Number 6 
          5.生体機能 
… 機能の発見、製品開発 etc.
             

"C-176.米国で開催された国際幹細胞研究学会では、iPS細胞に関する注目すべき研究発表が相次いだ。研究者間の競争が激化しているが、治療を目指した臨床研究への取り組みは遅れている。 
          【読売新聞(大阪) 2008.6.22朝刊 22面】

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"D−002.京都大学は、アフリカのタンガニーカ湖固有の熱帯魚「ペリソダス」が繁殖の際、自分とは「逆利き」を好むことを見いだした。野生動物では、世界で初めて明確な異型交配が確認された。 
              【毎日新聞 2008.6.26朝刊 12面】

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"D−026.岡山大学は、シロイヌナズナから正常染色体に影響を与えずに遺伝情報を安定して次世代に伝える特性を持った環状染色体を見いだした。人工染色体開発への応用が期待できる。
                 【山陽新聞 2008.6.28朝刊 36面】

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"D−027.愛知県水産試験場内水面研究所弥富指導所における雌性発生法によるクローン金魚の量産に向けた研究の取り組み状況についての紹介。 
              【中日新聞 2008.6.28夕刊  1面】

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"D−029.理化学研究所などは、植物の病原菌や環境ストレス、害虫抵抗性はいずれも両立せず、これらのうちの1つの事態について、遺伝子ネットワークが働くことを見いだした。
           【日本農業新聞 2008.6.29朝刊 11面】

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"D−030.米J・クレイグ・ベンダー研究所は、マイコプラズマゲノムの人工合成に初めて成功した。
          【日本経済新聞 2008.6.29朝刊 11面】

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"D−048.科学技術・学術審議会ライフサイエンス委員会「先導的生命科学研究戦略作業部会」は、次世代ゲノム研究戦略をまとめた。来年度予算要求に反映させることを目指す。
         【薬事日報 2008.7. 2朝刊  1面】

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"D−057.農業生物資源研究所は、コメの幅の決定に関与する遺伝子の一つであるqSW5遺伝子を世界で初めて明らかにした。他の栽培化に関与した遺伝子とともに、アジアの在来品種における変異を解析し、日本の稲のルーツが東南アジアであるとの新説を提唱した。Nature Genetics online版で公開。
             【朝日新聞 2008.7. 7朝刊  2面】
            【日本農業新聞 2008.7. 7朝刊  1面】
              【産経新聞 2008.7. 7朝刊 28面】
            【産経新聞(大阪)2008.7. 7朝刊  5面】
              【東京新聞 2008.7. 7朝刊 26面】
            【日経産業新聞 2008.7. 7朝刊  8面】
            【化学工業日報 2008.7. 7朝刊  9面】
              【毎日新聞 2008.7. 7夕刊  8面】
     
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"D−085.三菱化学生命科学研究所は、ラットを使った実験で、ダイエットが遺伝子を修復することを確認し、メカニズムも解明した。 
            【化学工業日報 2008.7. 8朝刊 11面】

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"D−093.農研機構食品総合研究所や京都大学は、母乳の成分に「ビフィズス菌」を増やす働きを持つ「ラクトNビオース」という二糖類を発見した。
           【日本経済新聞 2008.7. 10朝刊 38面】
           【日経産業新聞 2008.7. 10朝刊  9面】
         【読売新聞(大阪) 2008.7. 10朝刊 33面】
         【産経新聞(大阪) 2008.7. 10朝刊 28面】
             【京都新聞 2008.7. 10朝刊  1面】

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"D−094.東京大学は、ショウジョウバエのゲノム分析を行い、新型インフルエンザウイルスなどの増殖に必要なヒトと共通のタンパク質を世界で初めて見いだした。
            【毎日新聞 2008.7. 10朝刊  3面】
           【日経産業新聞 2008.7. 10朝刊  9面】

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"D−111.産業技術総合研究所は、RNAを最終的に完成させる酵素が、間違ったヌクレオチド配列を作らない仕組みの解明に成功した。 
            【日経産業新聞 2008.7. 9朝刊 11面】

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"D−112.米ノースカロライナ州立大学は、致死率の高いデング熱を媒介するネッタイシマカの産卵を促す化学物質を特定した。 
            【日経産業新聞 2008.7. 9朝刊 11面】

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"D−119.理化学研究所は、マウス実験により生殖細胞の誕生過程に必須な遺伝子「Prdm14」を発見した。不妊の原因に関わっている可能性も。 
            【日刊工業新聞 2008.7.12朝刊 13面】
            【日経産業新聞 2008.7.15朝刊 11面】

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"D−121.理化学研究所は、膝や手の関節に痛みを伴う変形性関節症の原因遺伝子「DVWA」を特定した。 
            【日本経済新聞 2008.7.12夕刊 10面】
      【フジサンケイビジネスアイ 2008.7.15朝刊  7面】
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"D−122.森林総合研究所は、ドロバチの体液を吸うダニ(キタドロバチヤドリコナダニ)が、ドロバチの天敵である寄生バチを撃退する相利関係にあることを、世界で初めて見いだした。 
            【化学工業日報 2008.7.16朝刊  5面】
           【YOMIURI ONLINE 2008.7.16      】
      
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"D−124.理化学研究所などは、シロイヌナズナにおける病原菌感染に対する全身獲得抵抗性(SAR)と環境ストレスに対する応答力には拮抗的な相互作用があり、複雑な制御メカニズムが働いていることを明かにした。 
              【科学新聞 2008.7.11    4面】

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"D−138.農研機構動物衛生研究所は鹿児島大学と共同で、動物の病気を媒介するマダニの腸で作られる「ロンギパイン」という酵素が、病原体の増殖を抑制することを明らかにし、マダニ自身が病気の原因となるバベシア原虫の伝搬制御に深く関わる物質を分泌していることを世界で初めて見いだした。
          【NHK鹿児島ローカル番組  2008.7.19  18:30〜放送】
              【茨城新聞 2008.7.19朝刊 21面】
         【時事通信 (jijicom) 2008.7.19  】
         【フジサンケイビジネスアイ 2008.7.20朝刊 15面】
         【化学工業日報 2008.7.22朝刊  9面】

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"D−146.中島化学産業は、農業生物資源研究所などどの共同研究で、絹由来の硫酸化フィブロインにウイルス感染を阻止する作用があることを見いだした。オカモトなどとの事業化に向け検討を開始した。 
            【化学工業日報 2008.7.17朝刊  9面】

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"D−151.農業生物資源研究所などが参加する国際チームが、甲虫類としては初めてとなる、コクヌストモドキの全ゲノム情報を解読した。 
              【朝日新聞 2008.7.18朝刊 29面】


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