"H−008.静岡県農林技術研究所伊豆農業研究センターは、ラベンダーの香り成分を持つマーガレットの新品種開発に成功した。鉢物用のサンデーリップルと桃色のハナワギクを交配育成した白花品種で、農研機構花き研究所で解析した結果、ラベンダーの芳香成分が花弁などに多量に含まれていることが判明した。 【静岡新聞 2008.10.24夕刊 3面】 " "H−011.北里大学と岩手県内水面水産技術センターは、「カレイの王様」と呼ばれるマツカワの稚魚が、緑色の光で早く成長することを見いだした。緑の光が食欲を増すホルモンの分泌を促しているとみられ、効率の良い養殖法として期待。 【毎日新聞 2008.10.25夕刊 10面】 " "H−019.韓国科学技術院は、ショウジョウバエのきのこ体のニューロンが、温度選好行動にも関与していることを見いだした。 【科学新聞 2008.10.24 3面】 " "H−044.京都大学は、メバルは「アカメバル」「クロメバル」「シロメバル」という独立した三つの種に分類できることを明らかにした。3種の魚は交雑せず、群れの作り方などの生態も異なる。 【朝日新聞 2008.11. 3朝刊 1面】 " "H−054.和歌山県畜産試験場養鶏研究所は、ニワトリにヒノキの香りを毎日嗅がせることで産卵率が向上し、木酢液では低下することを突き止めた。 【紀伊民報 2008.11. 5朝刊 1面】 " "H−055.理化学研究所は、運動や言語などの機能をつかさどる脳組織の一部「大脳皮質」を、ヒトのES細胞から作ることに成功した。数種類の細胞が数多く組み合わされた脳組織の作製は世界初。 【毎日新聞 2008.11. 6朝刊 10面】 【日本経済新聞 2008.11. 6朝刊 42面】 【化学工業日報 2008.11. 6朝刊 11面】 " "H−060.東京農工大学は、「イネいもち病」、「アルタナリア菌」を弱毒化するマイコウイルスを世界で初めて見いだした。今後、民間企業などと連携し、農薬として早期実用化を目指す。 【化学工業日報 2008.11. 6朝刊 3面】 " "H−066.名古屋大学は、翅形成阻害法で、「羽がなく飛べないテントウムシ」の作出に成功した。飛翔分散しにくい生物農薬の開発など実用化に期待。 【化学工業日報 2008.11. 7朝刊 3面】 " "H−073.チッソと福井県立大学は、同種類のアミノ酸のみが連結するホモポリアミノ酸の合成酵素「PLS」を世界で初めて見いだした。今後、ポリアミド系バイオプラの酵素や微生物による直接合成による工業化など実用化を目指す。 【化学工業日報 2008.11. 10朝刊 1面】 【読売新聞 2008.11. 11朝刊 2面】 " "H−078.岡山県生物科学総合研究所は、アミノ酸の一種プロリンを加水分解する酵素「Kibilysn」を見いだした。食品産業への利用に向け、改良や企業とのタイアップを視野に開発を進める。 【化学工業日報 2008.11. 11朝刊 6面】 " "H−098.近畿大学は、奄美大島と徳之島だけに生息し、特別天然記念物に指定され、絶滅危惧T類に区分されている「アマミノクロウサギ」のクローン胚をつくることに成功した。現在、実験用ウサギの卵管に移植し、妊娠を待っている。 【朝日新聞 2008.11.18朝刊 35面】 【朝日新聞(大阪) 2008.11.18朝刊 35面】 【読売新聞(大阪) 2008.11.18夕刊 14面】 |
|
もどる
(c)Copyright 2000 by Food Microscience Network
All rights reserved